イレウスで入院していた話は既に書きましたが。
私自身もイレウスとは縁遠い生活をしていました。
何と言っても快食快便。ごぼう1本食いとかしても、全くどうもありません。
とうもろこし1本食いは日常茶飯事。さつまいも1本食い、めかぶ1パック食い、わかめのみそ汁山ほど食いなど、枚挙にいとまがありません。ただでさえ、主食は玄米です。1日の排便は2回!(笑)
ところがっ!!!!
ある寒い日のこと。
朝ご飯はかぼちゃと玄米のおかゆ。足りなかったので(笑)スポーツに行く前に、朝マック(どこが食養生だとつっこんでくれ・・・)、スポーツの後は、皆で焼き肉(再びどこが食養生だとつっこんでくれ・・・)、家に帰ると、大量に余ったキャベツを食べる為に、牡蠣の入ったお好み焼きを1枚。
今考えると予兆は既に、お好み焼き1枚の時に始まっていました・・・。なぜなら普段なら3枚くらい食べるからです。(笑)食欲がなかった。
この前日にも、余ったキャベツを食べる為に、大量のもんじゃ焼きを朝から食したり、人1倍繊維質を摂っていました。
そして、よく分からない海草スープを夜中に飲んだら。
七転八倒の胃痛!
戻すし、下ろすし、寒気はすごいし、ふと「これは入院かも知れない。」と思いました。
胃が痛い胃が痛い胃が痛いと夜中中苦しみ。
そして、どのように痛いかというと、
「中から、アニサキスに胃を食われているような痛み!」
そして、これはまずいと思い、徹夜仕事をしていたぽこた(夫)に、夜中3時頃に「救急車を呼んでくれ」と言いました。それまでにも何度も「救急車かも」と言っていたのです。そしたら、ヤツは
「分かった。その前に風呂入っていい?」
「いいよ。」
と答えたものの、元気になってからふつふつふつふつと怒りが。(笑)
救急車呼ぶ状態の時に風呂って・・・。それまでにも何度も訴えたんだから、入っとけよ、と思ったのですが、痛すぎてその時は怒りも湧きませんでした。
ぽこたにしてみれば、忙しい徹夜仕事の合間をぬぐって付いていくんだから、風呂くらいって感じでしょうが・・・。
えーと、皆さん、風呂は夜入っておきましょう。朝入れるとは限りません。
で、いつもの経過観察をしている大学病院へ。
頼りなさげな研修医っぽい人が出てきて「レントゲンを見るとイレウスではありません。」というのでほっと一息。「食あたりです。」と言われ、久しぶりにプリンペランを点滴投与されました。
朝になると「食あたりなので、帰って。」と言われ、とぼとぼとタクシーに。
でも、でも、でも、「まだまだ痛い!!!!!」
一瞬、会社に行こうと思ったのですが、その気持ちを吹っ飛ばすかのように、引き裂かれるように胃が痛い!(この時点で胃と判断しているところが既にまずい。)そして吐き気が凄い!1日で10回くらい吐きました。
翌朝、吐いたものに、ちょっと血が混じっていたので、近所の胃腸科に行くと、いつもの院長ではなく、非常勤の某K大の外科の先生が診ていました。この時、患者が少ないことに気づけば良かったのですが。
その医者に「イレウスではない」と言われたこと、手術をしていること、昨日レントゲンをとったばかりなので、撮りたくないということを告げました。そして、引き裂かれるような胃の痛みを言うと、
「ではガスターを処方しておきます。」
「痛いんですっ!!」
「んーでは、胃腸の動きを止める頓服として、ブスコパンを出しておきましょう。そしてロキソニンも。」
ここで、腸閉塞への道が開かれたのです。
あまりにも痛いので、1日4回のめるブスコパンをきちんと飲みました。そして、私の胃腸は完全停止してしまったのです・・・。(続)
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