スポーツをヅラでする。

　大体化学療法中に、スポーツをやろうなんて思う人ってあんまりいないのでしょうか？　皆さんのブログを見渡しても、あまり見かけないような気がします。私の場合は「薬をやらなくなって、早１ヶ月ちょっと」なので、特別元気な時があるのかもしれませんね。（最近強ミノで、眠りがちですが。）

 

 　本日、ふとバレーボールなどをやっていて、（何でそんなのやってんの？とつっこみたいですよね。）頭に違和感。

 

 　最近、ヅラを次のようにつけています。

　１　ネットを被る。

　２　ネットに両面テープ（屋外用！）を貼る。

　３　前髪の位置を合わせて装着。

 

 　というわけで、外す時はネットごと外れます。地肌に直接付けないのは、何だか細かい毛が生えてきたから…。ピンで最初は留めていたのですが、ピンだと微妙に生え際が見えることがあるので、やめました。

 

 　で、スポーツをやっていて、上空に飛びますよね、落ちますよね。その時のヅラの様子として

　１　上空に飛んだ時は、ヅラは密着する。

　２　最高到達点では、ヅラは静かに止まっている。

　３　落ち始めると、慣性の法則に従い、止まっていたヅラは止まり続けようとし、落ち始めた身体は落ち続けようとするので、ヅラが一瞬宙に浮く。

 

　というわけで、感じた違和感は、この「慣性の法則」によるヅラの違和感という訳です。外れるかと思った。

 

　それにしてもバスケットボールには、飛ぶ瞬間が沢山あり、バレーボールには、スライディングというオソロシイ技があります。つい、頭からボールにつっこんで、慣性の法則により、ヅラが飛んでいったら…と思うとゲームに集中できません。

 

　他に、ふとやらかそうとして、やめたスポーツがあります。それは「サッカー」考えてみると、ジダンしかり、アルシンド（古い？）しかり、サッカー選手はちょっと禿げてきたら、もう剃ってしまう人が多いような気がします。ヅラでサッカーやってる人っているのでしょうか。

　そう、ヘディングです。ただでさえ走りまくって「ヅラ慣性の法則」が至るところで適用されるというのに、決め手に「ヘディング」でヅラが飛んでいったらと思うとゲームに集中できません。

 

　プールはいい技を考えつきました。水泳帽を被ってその上に両面テープを貼り、ヅラを装着。トイレでさりげなくヅラを外し、水泳帽になって泳ぎ、終わったら帽子の上から再びヅラ装着。そのまま静かに帰るという方法です。試してないけど。そのうち泳ぎたくて仕方なくなったらこの方法を試そうと思います。

 

　さて、今日、郵便受けを開けようとして、ふと気づくと足に蚊が４匹くらいまとわり付いていることに気づきました。一網打尽にしました。秋の蚊は最後のエサをもとめて、躍起になっているので、要注意ですね。