十万石クラブのロボット製作日誌

マイコンカー・ロボット競技・ソーラーラジコンカーの全国大会出場とロボレーブで世界一になることを目標に取組むチームの記録

【動画】【石川県工】H26全国高等学校ロボット競技大会1回戦(ベスト64決め)

2014-11-11 | 県工支所
【石川県工】H26全国高等学校ロボット競技大会1回戦(ベスト64決め)


平成26年11月9日
「第22回全国高等学校ロボット競技大会」
(宮城県セキスイハイムスーパーアリーナ)
石川県立工業「K-ROBO防御」の試合動画。

今年の課題はロボット競技としては珍しい対戦型競技で、
操作型ロボットと自立型ロボットの各校2台の操縦・製作能力を競う。
3分以内に自コートのペットボトルを相手コート(の篭に入れれば高得点)に入れ、自コ­ートの缶詰を自コート後ろのエリアに自立型ロボットで運ぶ競技。

当校生徒は「機械設計同好会」および「科学工学同好会」の1年生。
当校強豪チームと同様に「防御」の要素を取り入れ、
  ・操作型ロボットの全高を高くし、防御する機能を付加
  ・自立型ロボットで自コートの篭を移動させる機能を付加
してある点が特徴。

勝因は3人目の登録生徒(この動画には登場していない)による綿密な下見と作戦による­ものであった。
相手ロボットはPETボトルを自立型ロボットで捕る方式のため、
その自立型ロボットが放出されるであろうエリアに
たくさんのPETボトルを配置し、相手の動きを封じ込めたとのことでした。


ちなみに自立型ロボットはマイコンカーのtype-S基板とルネサスのR8C38マイコンを使用。
I/Oの設定の仕方、入力のためのプルアップ回路の作成、各センサの接続方法
簡単なライントレースの方法、タイマーの概念を8月の夏休みに教え、
その後、ほとんど質問されずに生徒たちで作っていました。
(最初の動きと違っていて、驚きました)

ライントレースのセンサはマイコンカーで2年前まで使っていた可視光の先読みセンサを2個使用。
他の非接触式センサも、そのまま同じものを使用。
出力はタミヤのモータとSMCのソレノイドバルブとエアシリンダを使用。
(その他、音も光も出ます)

駆動タイヤは前後左右、姿勢変化等が可能なメカナムホイールを使用。
これを0~100%出力調整できるPWM制御で出力(ただモータをつなぐとずれていくため)。

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