今年は、インフルエンザが大流行で、小学生の選手ばかりでなく運営側の高校生も参加できなくなる状況でした。
10時半から14時半までの予選では、10回のチャレンジが可能で、各チームのベスト5の合計得点で決勝トーナメントの組合せが決まります。
午前中は、ほとんどのチームがトラブル続きでスコアが出せず苦しんでいました。どうやら学校では紙のコースで調整をしているようで、タイヤのグリップが違うようです。
午後になってもなかなかスコアが出ない中、「金明S.M.K」が断トツでスコアを伸ばしました。予選終了20分前になってようやく「金明チック」がスコアを出せるようになったところで予選終了。
準決勝第一試合は、「金明S.M.K」vs「金明チック」、余裕で勝利するかと思いきや、突然の動作不良で敗退。どうやら、予選で使っていたコースと違うコースで走ったため、光の具合が違ったとか…。どんな環境でも確実に走る車作りと、ソフト作りは、マイコンカーの世界と同じですね。 この小学生たちは、この若さで既に気づいている…凄い。
準決勝第二試合は「金明トリプル4」vs「YIT」、予選での実力には大差がなくどちらが勝ってもおかしくない状況。 結果は「金明トリプル4」が勝利。
3位決定戦でも、「金明S.M.K」は調子が戻らず「YIT」が3位。
決勝では、「金明トリプル4」vs「金明チック」、予選の実力がそのまま結果に…。
予選終了間際までスコアが出なかった「金明チック」が最終的には2位、最後まで諦めずにやり抜く力がしっかりとある証拠です。
参加選手・ご家族・小学校の先生方、市長をはじめとして市役所のみなさん、高校生諸君、そして会場を提供くださったアビオシティ加賀のみなさん有難うございました。今後も大聖寺実高は地域一番の専門高校として努力して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
では、当日来場できなかった方々のためにダイジェスト版をお送りします。