十万石クラブのロボット製作日誌

マイコンカー・ロボット競技・ソーラーラジコンカーの全国大会出場とロボレーブで世界一になることを目標に取組むチームの記録

パソコンを買いました

2015-02-09 | 県工支所

ほぼ自腹。
富士通のwindows7 pro 32bit 搭載機、core2duoのマシン。
17820円(税込)でした。
部活動用のおもちゃにしようと思っています。

今日は8人の部員たちとインストールの講習会。

途中、しまさんからお電話。
全国大会のDVDはうまくいっているとのこと。楽しみです。

2月の活動予定

2015-01-31 | 県工支所
今日、1月31日は終日技能検定の練習をしています。(希望者のみです)

さて、2月の活動予定です。
2(mon)~6(fri)旋盤練習from1530
7(sat)技能検定(旋盤・検査)実技試験from800
9(mon)ロボット作業from1530
14(sat)ロボット作業from830
16(mon)~17(tue)合同勉強会from1530
20(fri)ロボット作業from1530
21(sat)ロボット作業from800
22(sun)出前ものづくり教室from800
27(fri)ミーティングfrom1230
28(sat)金工大夢考房プロ発表会視察from800

以上です。

またロボット部品の製作

2015-01-28 | 県工支所
今回はスプロケットです。

スプロケットとは、なんというか、その、
自転車のチェーンの歯車みたい方のやつです。ハイ。

七尾東雲高校のM先生が「レーザでつくれるよ♪」と言っていたので作ろうと思います。
ボス付きのものが1000円ちょっとで売られているが、それを追加工していたら
手間も同じだし、重いので、レーザで作っちゃおうと思います。
電子情報科のU君、レーザ加工よろしく!

設計方法はこちら、この計算で得られた値を使って、CADで製図をします。





詳細はクリックしてください。

EやFの数値も計算で出したけど、接線を引けばいいので、要らないことが判明、
やってみると、結構単純なものだということが分かってきました。
CADで線を引いていくと分かる境地ですね。

県内の学校に数個作って渡そうと思っています。



写真の左側のものがスプロケット、このぐにゃぐにゃの曲線を引いたというわけです。

とりあえず、モータ側はこれでいいわ。次は従動側。

NC旋盤はワンチャックで複数面の加工ができるので、次も丸棒からつくろう。

十万石クラブ県工支所の活動予定

2015-01-27 | 県工支所
変更があったので、更新します(赤色部分)

今週と来週の十万石クラブ県工出張所の活動予定をご連絡します。
(同好会の保護者の方からのご要望により、随時掲載しますね)

24(土)危険物取扱者試験、がんばってください
25(日)A先生とロボット教室
26(月)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
27(火)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
    合トレで部員以外の旋盤練習ができないため
    1・2・3年生は部品製作

28(水)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
ただし、手順書をノートに写してきてください。
29(木)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
30(金)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
31(土)なし
1 (日)旋盤の学科試験(地場産業振興センター)
2 (月)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
3 (火)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
4 (水)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
5 (木)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
6 (金)1年生は旋盤検定の練習、2・3年生は部品製作
7 (土)旋盤・検査の実技試験(8時までに学校に集合)
8 (日)検査の学科試験(地場産業振興センター)

注:なしとある日も数人の生徒が来ている場合もあります
  全体の活動として「なし」ということです。

丸棒からモータブラケット製作

2015-01-27 | 県工支所


ロボット用のモータブラケット製作、これを石川県の工業高校に配付します。
来年度のロボット大会は4月にルール公開されるので、それまでに作ります。
直径50mm、長さ約600mmの丸棒から、約50個制作します。

この部品の特徴はモータの取り付け角度を変えられること。
モータが偏心していることを利用し、
モータにチェーンを取り付けたときにのテンションを微調整できることです。
また、タイヤを取り付けたとき、車高を調整することもできます。

取り付けは側面と底面にM5のメネジを切ってあるので、どちらかで固定します。

工数は
段取り、プログラム作成、試作に4時間、
1個5分弱で加工が終わるので、50個だと250分(4時間10分)
10分オマケして、合計8時間

加工工賃は
5000円/h(材料費除く)とすると、40000円の仕事でした。
1個当たり800円、材料費入れて980円かな?

今日からはホイールと伸びる部品たちの作成をします。

旋盤と検査の問題

2015-01-26 | 県工支所


あらあらーっと私が解説を作って、十万石監督が整えてくれて、
当時の大実の部員たちが形にしてくれたものを
紙媒体にしてみました。

これまでのバージョンは写真を紙媒体につけていませんでしたが、付けることにしました。

H22のものから止まっているので、そろそろ更新しないといけません。

検定の学科試験会場で、あやし~い表紙の問題集を持っている生徒が県工の生徒になります。

やっと実習基盤の予算獲得

2015-01-25 | 県工支所


やっと2枚くらい購入できそうです。

今年度は8月から、1年生の2人に、C言語を知らないのにロボットの制御をしてもらいました。
(マイコンカーと同じR8C38を使いました。)

2人はよくやってくれました。(「先生、教えるの雑っ!」との突っ込みもありました)

ですが、先週の情報技術検定で、
機械システム科1年生 2級と3級のC言語
電気科1年生     2級のC言語
電子情報科1年生   2級のC言語
材料化学科1年生   3級のC言語

を全員に受けてもらった結果、だいぶわかってきた様子です。

私も機械システム科の情報技術検定の学習担当でしたが・・・辛かったです。
他の科は知りませんが、週2時間の授業で何とかやるのは大変でした。
(と言って、授業時数を増やすと他に影響あるので)

2週間前からの授業時間や放課後5時半からの補習で(5時半以降でないと部活動に影響が出る)、
生徒の得点がジリジリと上昇していきますが、生徒たちはあきらめずに走り続けてくれました。大したものです。

工芸科の穴窯実習

2014-11-13 | 県工支所


工芸科の課題研究の生徒12人は徹夜で穴窯実習を行いました。
(ちゃんと交代で仮眠するそうです)

実習の内容は、炉に薪を入れること。
朝9時半から翌朝の10時半まで、およそ25時間をかけ、炉内の温度を1250度まで上げる
という内容のものです。穴窯の前がマシニングセンター実習室。
ちょうど、マシニングセンターの使い方の勉強をしたかったため、
同じ時間に合わせて活動をしました。

電気炉やガス炉がある中、あえて「薪」で行う理由があるとのこと。
どうやら中のO2やCOやCO2等の雰囲気の状態で
「酸化反応」や「還元反応」が起こるようです。
どっちがどっちか忘れましたが、電気炉とガス炉は逆の
反応を示すそうで、1つの炉で両方できる「ハイブリッド炉?」もあるとか。

薪で行うのは酸化・還元どちらも交互になることと
(薪を入れた直後は不完全燃焼、その後は完全燃焼に移行)、
「灰」もかぶることで、独特の模様がでるとのことでした。

工芸科の子どもたちは工芸科のたくさんの先生と外部の作家の先生の指導の下、
窯の温度をリアルタイムで測定しながら、薪を入れるタイミング、投入する場所を
工夫して温度をあげていました。
実際、簡単に温度が上がりません。2時間交代で2~4人チームで始めていますが、
交代した時が大変の様子。
せっかく30分で30度上げたのに、交代したら20度下がっちゃった!
ということもしばしば見受けられました。
毎年準備して指導している、ベテランの先生も
「俺に代わったら温度下げちゃった、むむむ。」と、
温度を上げる方法はいくつかあるような様子でしたが、
その時の燃焼状態によって、適切な方法があるような
感じでした。
炉内の薪や炉自身のつもりになって、どうなっているのだろうかと
推測しながら適切な判断が必要な様子。
そのためには上・中・下の温度の時間的推移と
薪を投入した時に、明るい炉の中を一瞬で観察する力、
そして、煙突から出る蒸気、炎、すすの量や様子を観察する
そして判断する力、薪を入れる技量が要るようでした。



窯の温度は「上」「中」「下」の3か所で測定している様子です。
20時頃は800度くらいだったかな?上と下の温度差が80度近くありました。
24時ごろは1000度を超え、温度差は50度以下に収まり、
28時頃は1100度。温度差は30度以下。
翌朝8時ごろには1200度、温度差は20度以下、
終わる直前の10時ごろには1250度!温度差は5度以下。

機械の重要部品(精度が1/1000mm以下)の測定前に
「温度ならし」が24時間必要ということも納得!でした。

伝熱工学を体験的に理解できる、貴重な体験ですね。

24時間経過して、子ともたちの心理的変化には驚きです。
一生の良き思いでになるのでしょうね。

【動画】【石川県工】H26全国高等学校ロボット競技大会1回戦(ベスト64決め)

2014-11-11 | 県工支所
【石川県工】H26全国高等学校ロボット競技大会1回戦(ベスト64決め)


平成26年11月9日
「第22回全国高等学校ロボット競技大会」
(宮城県セキスイハイムスーパーアリーナ)
石川県立工業「K-ROBO防御」の試合動画。

今年の課題はロボット競技としては珍しい対戦型競技で、
操作型ロボットと自立型ロボットの各校2台の操縦・製作能力を競う。
3分以内に自コートのペットボトルを相手コート(の篭に入れれば高得点)に入れ、自コ­ートの缶詰を自コート後ろのエリアに自立型ロボットで運ぶ競技。

当校生徒は「機械設計同好会」および「科学工学同好会」の1年生。
当校強豪チームと同様に「防御」の要素を取り入れ、
  ・操作型ロボットの全高を高くし、防御する機能を付加
  ・自立型ロボットで自コートの篭を移動させる機能を付加
してある点が特徴。

勝因は3人目の登録生徒(この動画には登場していない)による綿密な下見と作戦による­ものであった。
相手ロボットはPETボトルを自立型ロボットで捕る方式のため、
その自立型ロボットが放出されるであろうエリアに
たくさんのPETボトルを配置し、相手の動きを封じ込めたとのことでした。


ちなみに自立型ロボットはマイコンカーのtype-S基板とルネサスのR8C38マイコンを使用。
I/Oの設定の仕方、入力のためのプルアップ回路の作成、各センサの接続方法
簡単なライントレースの方法、タイマーの概念を8月の夏休みに教え、
その後、ほとんど質問されずに生徒たちで作っていました。
(最初の動きと違っていて、驚きました)

ライントレースのセンサはマイコンカーで2年前まで使っていた可視光の先読みセンサを2個使用。
他の非接触式センサも、そのまま同じものを使用。
出力はタミヤのモータとSMCのソレノイドバルブとエアシリンダを使用。
(その他、音も光も出ます)

駆動タイヤは前後左右、姿勢変化等が可能なメカナムホイールを使用。
これを0~100%出力調整できるPWM制御で出力(ただモータをつなぐとずれていくため)。

目が見えなくなった!

2014-11-10 | 県工支所
宮城なので・・・独眼竜がうつったのでしょうか???



こんな感じでした。

右眼の見たいところだけ暗~い!

金沢に戻り、医者に行って来たら
「ストレスで網膜の裏の血管のところから網膜に血しょう成分が漏出して
本来へこんでいるべき網膜の中心が膨らんでいる」とのことでした。

棒鋼監督も数年前、なったとのこと。やはり職業病ですね。
同じ運命をたどるのでしょうね。

とりあえず20日分、毛細血管の血流を良くする薬を処方されました。
数か月続く模様。

ロボット大会が終わりました。

2014-11-09 | 県工支所
1位御船高校、2位砺波工業 でした。

私たちの学校は1回戦突破、ベスト64でした。
2回戦はマイコンカーでお世話になっているA先生の学校で、接戦で負けました。いい試合でした。

1回戦の相手校はかなり格上かなと思いながら、こちらでできることを
すべてやった結果、相手がとらぶってしまったため、勝つことができました。

しかし、偶然に発覚したことがあります。

ペットボトルを先に収納し、相手のスタート位置(子機を放出するところ)に
ペットボトルを打ち込むと、相手が子機を放出できなくなることです。

今回はとにかく早く投げるという作戦だった様子ですが、
ペットボトルがその場所に落ちたため、相手が子機を放出する場所に
行くことができずに勝つことができてしまいました。

対戦競技って、こわいですね。

大会を運営していただいた、宮城県のみなさま、ありがとうございました。
公式練習、練習コートでの練習を通して、成長することができました。

部室の掃除と改良車体の出図

2014-11-04 | 県工支所
北信越大会にすべて持って行ったら、不要なものが部室に残りました。
ということで、部室に残っている不要なものをすべて捨てたり隅っこにやりました。

そして、北信越大会で得られた情報をもとに、アドバンスの改良車体の出図。
大実で3月に走らせただけですが、そのときに幅が広すぎて走りづらそうでした。
他校のサイズを参考にサイズダウン。

最近は製作が速くなったので、完成がたのしみです。

北信越大会

2014-11-03 | 県工支所
とりあえず、短文で。

とても有意義でした。

今回は事実上、すべてベーシックで参戦。
初心者向けで、機械システム科として学ばせたいことを
生徒が気付く形でできることが分かりました。

設計担当の工場長には、アドバンスでベーシックボデーで参戦してしまったのは
ちょっとかわいそうでしたが、平物の加工をすべてやってくれて、
プログラムもすべて関わってくれて、大変助かりました。
KENKOバージョンのBASICマシンができました。

さて、私はイケている生徒とアドバンスにかかります。