花房東洋情報 大愚叢林

大愚記 花房東洋 

大愚言・大愚野老の「散歩のすすめ」 大愚叢林庵主 大愚東洋

2021年06月18日 09時58分21秒 | 大愚言
朝の散歩は気持ちいい。
新鮮な朝のおいしい空気を身体一杯吸って気持ちいい。
歩くときの呼吸は、座禅の要領である。歩く禅と心得ればよい。
そうすれば、天地初発の正大の気(横浜の人ではない)をもらうことができる。

また、行き交う見知らぬ人々と、朝の元気な挨拶ができて気持ちいい。
声を掛け合うことによって、その時間と空間が共有できて一体感が生まれる。

ところが、声を掛けても返事をしない人もいる。統計的にみると、何故か男性の老人に多い。

老人には、角が取れて丸くなるタイプと頑なに心を閉ざすタイプがあるようだ。

頑なに心を閉ざす老人は、世の中を暗くする。時には諍いの種にもなる。
若い世代にも悪影響を与える。

姫路の五仁會・竹垣悟会長から送られてきた「長生き音頭」でも聴いて、虚心坦懐、すっかり馬鹿になって、明るさを取り戻してもらいたいものだ。


令和三年六月十八日認