現状を肯定的にとらえて、感謝の気持ちで受け止め、楽しい平穏な気持ちで毎日を送り、それとともに、もっと幸福な楽しい人生にしていくために前向きに努力していけば、実際にも幸福な人生が近づいてくると思います。
幸福の大きな要素の一つは、他人や社会との調和ということを前に述べましたが、これはある人にとっては難しい問題であり、またある人にとっては極めて簡単な問題です。
人間は基本的にはみな同じであり、自分が他人からしてもらって嬉しいと感じることは、他人も嬉しいと感じるし、逆に他人からされると嫌だと感じることは誰でも嫌だと感じます。
ですから、他人が素直に嬉しいと感じるようなことをすればいいし、逆に他人が嫌がるようなことをやらないようにすればよいだけのことです。
家族親戚、知人友人、学校や職場の人、仕事関係者、近所の人、それぞれに、実際に可能な限り目を向け、みな、自分と同じように、楽しく、平穏で幸せな時間を過ごしたいと考え、そのような人生を送っていきたいと思っているだろうし、実際にそうなったら、それはいいことだなと、純粋に思う、そんな思いやりの心が、自分の中にしっかりあれば、難しいことではないと思います。
大したこと、大げさなことをする必要はなく、自分のできる範囲で、会話したり、関わればいいだけのことと思います。そんな気持ちで他人と接していけば、人間関係、社会関係がうまくいかない筈がないと思います。
実際には、人の悪口を言ったりとか、やられたらやり返さねばとか、あの人だけは許せないとか、自分の力を示したいとか、そのようなことが少なくありませんね。
そんなことでは、人間関係がうまくいくはずがないし、なによりも、幸せ感を十分感じることができないような気がします。
*写真は、大淀カントリーゴルフで 今年こそは、実力アップと思いながら、10年が過ぎました。