鄭義信さん作の演劇作品「焼肉ドラゴン」
以前2008年頃、知り合いの姉さんから、某国営放送局にて「焼肉ドラゴン」の舞台をテレビで放映するよ!と教えて貰って観た私。
観ながら泣いて笑って、笑って泣いたのを記憶してます。
そんな演劇作品「焼肉ドラゴン」が今度は映画化。
映画化の情報、一切知らんかった私だったが、一緒に観に行こうと言ってくれて、2018年6月23日にTOHOシネマズで観てきました。
舞台でやったのをTVで観たから一通りの内容を知っていると思ったけど、あれから10年経っていたから、結構細かな事とか忘れてた。
(酒飲みながら観たから大体は忘れていた)
ちなみに一緒に観に行こうと言った提案者は全く「焼肉ドラゴン」の内容を知らない。
色んな形で前倒しで話したかったが、ここはグッとこらえた(当たり前やんけ!)
舞台の「焼肉ドラゴン」を知ってる私。
なので、映画「焼肉ドラゴン」は正直ハードルが上がる。
でも、舞台の「焼肉ドラゴン」が原作であるならば(もしくは原作とするならば)、
映画「焼肉ドラゴン」は「原作」を忠実に再現しながら、舞台では描写しにくい所を映画の利点を使い、細かく説明している所に有り難く感じた。
舞台の「焼肉ドラゴン」は、その「舞台」のみで、全てを表現しなければならない。
映画だと、その場その場のシチュエーションによって、撮影場所が変わるから、観てても分かりやすい。
でも、舞台は舞台で限られたその「舞台」と言うスペースで表現するから、これはこれで良いですね!と、しみじみ思った。
ネタバレするからあまり言わないけれど、
舞台では表現出来なかった「時生」の、「あのシーン」は、やはり映画ならではと思ったりもした。
第一線を張る方々が、この映画に出演されているのも驚いたし、関西弁も上手かった。
(特に大泉洋さんの関西弁はピカイチ!大阪出身の私が言うんやから間違い無い!ホンマに上手かった!!)
関西弁と言う、何とも言えないイントネーションが、映画を面白可笑しく表現し、
映画の内容の中で重たい内容も有るけれど、そんなに重く感じる事なく、楽しく観る事が出来ました。
結果、映画「焼肉ドラゴン」は…、
泣いて笑って、笑って泣いて、泣いて泣きました。(ほどんど泣いとるやんけ!!!)
エエ映画でした。
ホンマにエエ映画でした。
その後家に帰って、夜の晩ご飯終わり、
舞台の「焼肉ドラゴン」をDVDで改めて観まして、また泣いて笑って笑って泣いて、泣いて泣きました。
私の中ではオススメ映画の一つ…、五本の指に入るぐらいの映画になりそうです。(*^_^*)