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大森第一小学校第40期卒業生同期会

卒業して幾星霜、さあ懐かしい面々と再会し、浮世の憂さも忘れて、思い出話に花を咲かせよう!

つぶやきの部屋23

2014-09-03 17:55:03 | Weblog

「小保方女史に衝撃を与えた笹井副センター長の一言」

この一連の写真は、1月28日のSTAP細胞発見の記者会見のときのもの。
小保方女史による説明が終ったときに、笹井副センター長(若山教授の向
かって右側に座っていた)の右手がにゅっと伸びてきて、マイクを受け取
り、そして立ちあがって発言するのですが、その内容に敏感に反応した小
保方女史。どの言葉に彼女が笹井氏を睨んだのかが分かります。
 表情の変化は矢印(⇒)通りです。

笹井氏は、次のように発言しました。
「非常に説得力のあるデータが1個1個ある。でもちゃんと裏取りがされ
ている。これは作ったような話でできるものではない」

画像下に発言のテロップがあるので分かるでしょ。
「これは作ったような話で」のところ(③)で「アレッ?」といった表情に
なって、「できるものではない」のところ(④)では、「何云ってんのよ!」
といった、明らかに笹井氏を睨んだものになっていますよね。
そして「あーあ」と目を閉じて、「あ、そうか」いった表情(⑦)になり、
最後はホッとした表情に。

ボンヤリ聞いていたので、さぞかしビックリしたのだと思います。なぜなら、
「これは作ったような話で、できるものではない」と聞えたのでしょうから。
読点が有る無しで全く正反対の意味になってしまうようなヤヤコシイ表現を
した笹井氏が悪いのか、前段をしっかり聞いていなかった小保方女史が悪い
のか、はさて置いて、暗澹たる前途を暗示するような一コマでありました。




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団塊の世代雑感(236-49) (4組のizisです(236-49))
2014-09-03 19:43:20
6)STAP細胞の再現性について

一問一答は続く。

―理研の調査についてどう思うか。
 「もう少し弁明の機会を与えていただければと願った。途中から体調が思わしくな
  く、十分な答えもできなかった」

読売新聞の記事では落とされていたが次のようなやり取りもあった。
―理研の調査報告では小保方氏が単独で不正をしたとされているが。笹井先生は関わって
 いないのか。
 「笹井先生はコントロールに使うサンプルの抽出の仕方ですとか、顕微鏡写真の素晴らし
  いフレーミングといいますか、そのような実験の協力をしていただきました」
―不正には関わっていなかったのか
 「はい、そうです」
あれもウソ、これもウソ。論文(それも不正だらけの)の執筆指導をしたのが笹井氏で
あることは今では明らかにされている。だからこそ笹井氏は悲惨な結果に至った。

ここまでで2時間経過。病人と感じさせることのない、時には笑顔も交えての応対。よっ、
おぼかた屋!

―どうすれば第三者が再現実験に成功するのか。
 「細かなコツをクリアできれば必ず再現できる」
実際はここ、もっと細かな応答だったんだよね。
―今後、第三者が再現実験に成功すると思われるか。
 「必ず第三者が再現実験に成功してくださると思っています。細かなコツをすべてクリア
  できれば必ず再現できます。今はこのような状態になってしまって研究室にも行けてい
  ないような状態ですが、できれば細かなコツも私が参加することで公表していけたらと
  思っています」
3月5日に理研はSTAP細胞製作プロトコルをネットに公開した(「団塊の世代雑感(236
-17)」参照)のだけど、8月27日の理研による検証実験の中間報告で、その詳細手順(プ
ロトコル)を書いた丹羽プロジェクトリーダー自身が、小保方女史からそのコツとやらを聞い
たと明かしました。ただ、それは彼に理解できるような代物ではなかった。つまり、小保方
女史には自分以外のものに再現してもらうなんて意志は端からないということ。だから「私が
参加する」と。「見てもらえば分かる。でもそのコツとやらの種明かしはできませんよ」と。
だから当然、次のような質問もでる。

―詳細な作製手順を自身で説明していない。
 「当時は論文の訂正作業を優先しなければならなかった。体調面の問題などあり、間に合
  わなかった」
そんなに複雑怪奇なレシピ?いえいえ、種は秘密!(=^・^=)

この後も以下のような同様の質問が浴びせられた。
―世界中の科学者が追試に成功していない事実がある中で、詳細な手順を発信しなかったの
 はなぜ。法的な手段をとる前に実験データを詳細に公表して、証明してもらうのが科学者
 として願うことではないのか。
 「手順を発表する前に、ネイチャーへの訂正原稿の用意や、外出もままならず、今日まで
  間に合わなかっただけで、(これから)詳細な手順を発表するようにしていければと思
  っています」
―世界中で実験が成功しなくては、誰かの役には立たない。今、手順を説明できないか。
 「それは次の研究にも大きく関わるので。メカニズムの解明などと合わせて発表していけ
  れば…」
―世界の研究者に対してのコメントは。
 「問い合わせに答えていくようにするという姿勢はうかがっています」

最後の理研の所為にするという姿勢はさておいて、「団塊の世代雑感(236-36)」に
書いたように、小保方女史は、「いかに(細胞作製の)最適条件を示す論文を準備段階だっ
た」だけどそれは新たな研究が必要で「今回の騒動で(その)研究が止まって残念です」と
答えている。つまり、(次の研究として)あれこれ試行錯誤を繰り返してでないとレシピを
示すことができないと云っているようなもの。(「今回の論文は現象論の記述のみ」とも云
っているし。)
何だか分かんないけど、それらしい現象が200回も起きたから論文にしました~。(~_~;)

(続く)
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団塊の世代雑感(236-50) (4組のizisです(236-50))
2014-09-06 12:14:57
一問一答は続く。

―不正行為と見なされた点については、防ぐことは可能だったのか。
 「自分のことをもっと謙虚に受け止めて、周りの人にデータの確認を頼んでいれば、
  防ぐことができたのではないかと思っている」
これも本当はもっと言葉が多くて、
―少なくとも200回は成功したと主張しているが誰と実験し、一緒にSTAP細胞を見た
 人はいるのか。そして、そもそも論文の投稿前に不備を防げなかったのか。
 「私はいろいろな研究室にお邪魔しているので、研究室の周りの人たちは見ている。個人
  名は出せないが、(STAP細胞を見た人は)かなりいらっしゃると思う。なぜ防げな
  かったという点だが、私が自分のことをもっと謙虚に受け止めて、『確認してください』
  と周囲に頼めば防げたと思っている」
―理研の中で、先輩から後輩に対してのアドバイスなど、日常会話の中でも改善の余地はな
 かったのか。
 「うーん。そうですね。とても難しい質問なんですが…」、暫く考えてから、
 「すみません。ちょっと改善の余地はわからないです。申し訳ありません」

なのですが、周りからは腫れ物に触るような扱いを受けていたとでも云いたいのかしらん。
違うよね。少なくとも笹井氏からはあれこれと公私に亘ってアドバイスやら何やらを受けて
いたわけだし。だから難しい質問なんだけどね。

―(不服申し立てをしているが)理研に裏切られたという気持ちはないか。
 「(しばらく考えて)そのような気持ちは持つべきではないと思っています」

これも新聞記事には無かったものだけど興味深い応答なので。
―最初からSTAP細胞の確信があったのか、間違いの不安はなかったのか。
 「最初から確信があったわけではなく、STAPという現象があると最初に気付いたとき
  には、どうやって証明していくかワクワクした気持ちを今でも覚えています」
ま、証明が不十分どころか、簡単に崩れる偽造、捏造で建造された楼閣だったことは、この
後、あれこれ解析されて分かっちゃうのだけど。

―別の人に再現実験を依頼したことはあったか。
 「若山先生や学生さん、ハーバードでも研究員が一緒にやってくれた」
6月16日の若山教授による記者会見(後に詳述)で、彼は、CDBから山梨大に移る直前に
4~5回試してみたが、再現することは出来なかった。山梨大でも10数回やってみたが、
やはりダメだった。培地の問題かと思い、小保方女史から彼女が作った培地を送ってもらい
試してみたがやはりダメだった、と語っています。要するに、彼女の介添の無い場合には、
誰も彼も、一度も再現に成功した者はいないのです。

―共同研究者が別個にやったことはないのか。
 「第三者にやっていただいたこともある」
―それは誰なのか。成功したのか。
 「成功した。ちょっと個人名なので」

これらのやり取りは実際は次のようでした。
―小保方氏が携わらないというケースでは。
 「そういう形でもやってもらったことはある。(公表するのは)個人名になってしまうの
  で…。あまりにも公の場でありますので…」
―事実ならば(個人名を)出したほうがいいのでは。
 「なるほど…」
拙いと思ったのでしょうね、すぐに三木弁護士が「ご意見としてお受けします」と打ち切る。
でも気になった小保方女史、14日に理研調査委へ提出した文書「4月9日の記者会見に関す
る補充説明」で、「理研も第三者の作製を認識している」としたのですが、すぐに理研広報
が、1月末の論文発表後に論文執筆チームとは別の研究員が作製実験をしたが、CDBの研究
員なので第三者による再現とは言えない、実験内容も3月5日の詳細プロトコルに沿った形で
事前に確かめるためのものだった、そして実験は全体の最初の部分(多分STAP現象と称
する発光現象のみと思える)だけで、STAP細胞の存在を証明できたわけではない、と切
り返したのです。
思わせぶりなやり取りも種を明かせばこの通り。
それにしても、この弁護士には真相を明らかにするなんて考えは豪も無いのですね。弁護士
バッチ(ひまわりの花=自由と正義、天秤=公平と平等、をデザイン)の意味するところを
はき違えているんじゃないかしらん。

(続く)
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団塊の世代雑感(236-51) (4組のizisです(236-51))
2014-09-08 13:17:41
7)その他もろもろについて

一問一答は続く。
 
―ノート4~5冊を持っているということだが。
 「いくつかの研究室を渡り歩いているので、それぞれ別の所に保管している」

このやり取りも分かり難い。実際は、次のもの。
―ノートを4、5冊と言っていたが、追加のノートはなぜ出さなかったのか。
 「調査委員の人が資料を確認したときには、全てのノートを用意していなかった。残りの
  ノートは別のところに保管しています。どこにどんな記載があるのか聞かれたことはな
  く、(調査委員の人が)自身でノートを見て追跡できないと判断したのでは。もう少し
  詳しく聞いてもらえれば説明できたと思う」
これも変。だってSTAP細胞を作製したことが書かれてある実験ノート(若山研での1年半
のもの)を提出するよう云われて2冊を差し出した筈。あとの実験ノートは関係ない。それを
確かめなかった調査委員が悪いとでも云いたげな、論点のすり替えをしている。

―再調査の場合、理研の規定では、同じ調査委が審査する。
 「一度出た判決が、同じ方によって覆るのは難しいと考えている」

―STAP細胞による再生医療に期待した難病患者に対しての言葉は。
このやらせと思しき質問(「幸福の科学」機関誌の記者らしい)に対して、声が震え、言葉を
詰まらせながら、白いハンカチで目元をぬぐい、
 「この先、研究者としての道があるなら、研究をできるだけ早く進めて、希望を持ってく
  ださる方の思いに少しでも応えていけるような態度を示したい」
よっ、おぼかた屋~!

これも新聞ではカットされていましたが、週刊誌ネタ関係の質問が。
―週刊誌で上司と不適切な関係にあったと報道があったが。
 「そのようなことはありませんし、このような報道が出て本当に戸惑っております」
―神戸市内のホテルに1年弱泊まっていたという報道もあったがそのお金は。理研の給料で
 は考えられない生活ですよね。
 「いえ、あの、そのホテルに限らないですけど私はホテルで生活を、といいますか滞在し
  ていた頃はハーバード側の研究員でしたので出張での滞在です」
いち客員(無給)研究員にハーバードが金を出すだろうか?それに「ハーバード側の研究員」
と云うのも言葉の綾。小保方女史の2年間の留学、実際は短期間(4ヶ月)の語学留学。そ
れが、どういうわけかその後、2009年冬までバカンティ研究室の客員研究員となっているの
だけど、バカンティはハーバード大学の教授ではなくて、ハーバード大学医学大学院教授(ハ
ーバード大学の専門職大学院のひとつで、医師の養成学校)、かつブリガム&ウィメンズ病院
麻酔科医(医学博士では無い)。そこではセミナーを受講したり学生仲間と小旅行に出かける
等していたというから、要するに自費留学であった筈。つまり無給。
それなのに、2年間も神戸の高級ホテル「ポートピアホテル」に泊まっていたんだよ。ロング
ステイの割引でも1泊\7,000~\8,000だから、月に20万円以上の出費になる。いったいどこか
ら金がでているのだろ。実家から出ているのであれば問題ないけど、それならそう云う筈。
つまり、怪しい。ま、この金の出所がサタンの正体なんだろうけどね。

(続く)
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団塊の世代雑感(236-52) (4組のizisです(236-52))
2014-09-09 11:15:38
一問一答は続く。

「団塊の世代雑感(236-8)」に書いた小保方女史のコメント「絶対にこんな大掛かり
な捏造なんかできるはずがない。ただ大きな力が働いていることは間違いないんです」に対
して、
―大きな力というのはどういうことか。処分発表直後からこの1週間で心境の変化があった
 のか(これは処分が下された直後の憤りが、この会見では一転して謝罪するなど神妙な態
 度に変わったことから)。
 「不服申し立ての際に行ったコメントは強い気持ちで書くようアドバイスをいただいた。
  『大きな力』というのは論文発表以降、予期しないできごとがあまりにも次々起こり、
  私の力では何一つできないような、本当に大きな力に翻弄された毎日を送っていたので、
  そのような気持ちが出たと思います。記者さんに突然囲まれ、気持ちが動揺してしまい
  ました」
そうだとしたら、随分と芝居がかっていたことになるよね。捏造であることは自分がすっか
り承知していること、なのに大袈裟に騒ぎ立てて、疑惑の目をそらそうとする。このときに
は弁護士も雇っていたし、入れ知恵が無かったとは言い切れないけど。いずれにせよ演技派
なんだよね、小保方女史は。

元気そうに受け答えしているから、このような質問も。
―この2カ月何をしていたのか、今の体調は一見大丈夫そうだが、どのような病状か。
 「はい、えっとこの2カ月間はめまぐるしく日々が変わっていく状態でだんだん体調が悪
  くなり…最初の頃はSTAPの作成方法を他の方に教えたり、実験活動もしていました
  が、その後だんだん具合が悪くなり、最後の方は家で静養している状態でした。もう、
  心身共に消耗しきってしまって、日常生活に支障が出るような状態でしたので。医師か
  ら入院を検討するよういわれていたのですが、なかなかその判断できずどんどん具合が
  悪くなり、入院することになりました」
ええええええっ、2日前に入院したのに、たった2泊して今日の2時間以上にも及ぶ会見が
できてしまう。どれほどの心身消耗状態だったのだろ。●~*

この後も二、三質問はあったけどカット。
そして、2時間半にも及んだ会見は終了した。
最後にこの後の会見の予定を聞かれて、三木弁護士は、
「今のところはございません。医者の反対に無理を言って出てきているので、小保方はこの
まま病院に戻ります」と飽く迄も悲劇のヒロインを装う。ホテルの別室には医師を待機させ
までして。
小保方女史、弁護士に促されて立ち上がり、改めて「申し訳ありませんでした」と一礼して、
肩を落とすような姿で会場を後にした。よっ、お・ぼ・か・た・屋~!

(続く)
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団塊の世代雑感(236-53) (4組のizisです(236-53))
2014-09-10 13:47:28
「STAP細胞騒動記―小保方女史、涙の会見―エピローグ」

300人以上の報道陣が詰めかけて、そりゃ賑やかな会見だったけど、ま、失敗だったね。
結局のところ、彼女が嘘つきであるという足跡をベタベタ残してしまったわけだし。
小保方女史も、会見後の報道での世間の否定的な反応を見てビビっちゃったらしく、「私が
会見に出て、本当によかったのか」なんて、弱気なことを電話で三木弁護士に打ち明けたら
しい(4月10日夜のこと)。

会見の直前(3日、理研が論文の画像を捏造・改竄と認定した1日の2日後)、アラサー(28~
32歳)の働く女性100人(正社員)に小保方女史への好感度のアンケート調査をしています。
(「小保方晴子さんについての働く女性の意識調査」女子SPA!総研)
それによると、
・好感を持っている 6%
・どちらかといえば好感を持っている 30%
・どちらかといえば反感を持っている 47%
・反感を持っている 17%
と、3人に2人は反感を持っている結果がでました。
反感の理由として(複数回答可)以下のものが主に挙げられていました。
・言われているほど可愛くない 26%
・業績を上げたい組織に利用された 26%
・働く女性のイメージを下げた 22%
・「女子力」の演出がわざとらしい 21%
・周囲の男性に甘やかされすぎた 15%
・仕事に「女子力」を利用している 8%
・上昇志向が強すぎる 6%
中には、
・小保方さんに対して何の興味もない 15%
というものもありましたが、しっかり観察しているように思います。(好感を持っていると
答えたひとは、めげずに立ち直ってほしい 30%、バッシングされてかわいそう 21%とい
ったものが多かったようです。)

で、涙の会見がどう作用したのか、同様のアンケート調査を行った形跡は見当たらないので
何とも云えませんが、週刊新潮2014.5.1号の連載コラム「東京情報」(S・P・I特派員ヤン・デ
ンマン)に「女の涙、男の涙」と題する記事があって、以下に面白い箇所の抜粋を。
“女性の涙が一般に持て囃されるようになったのは、明治時代になってから。(中略)
 小保方さんは、自分の涙の意味を理解していた。女はうまく泣くことができるのである。
 すべての生物には攻撃抑制システムが備わっている。このシステムを発動すると、相手は
それ以上攻撃できなくなる。猫なら、しっぽをお腹側に丸め込んだり、股に挟んだりする。
犬ならペタっと床にへばりつく。
 小保方さんが使った「女の涙」は、攻撃抑制のためのシグナルなのだ。
 イスラエルのワイツマン基礎科学研究所のゲルシュタイン博士が、女性の涙を24人の男性に
嗅がせ、脳の働きに変化があるか実験を行ったところ、実に7割以上の人が、心拍数や呼吸が
落ち着き、男性ホルモンの一種である「テストステロン」の濃度が低下したという。
(後略)”

世のおじさん達は、彼女の涙にほだされたようで、擁護派が増えたとか。
飾りじゃないのよ涙は ハハン~
 真珠じゃないのよ涙は ハハン~
 ダイヤと違うの涙は   ハハン~
 ララララララララララ~ フ・フ・フ ふふふ(^'^)

(続く)
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団塊の世代雑感(236-54) (4組のizisです(236-54))
2014-09-13 14:33:23
「STAP細胞騒動記―幕間」

随分長い連載となっていますので、暫し休憩。
間奏として、その歌劇そのものより愛されるようになった間奏曲第1番
(第1、2幕の間で演奏)「マドンナの宝石」のように甘く切ない旋律
は、やがて訪れる悲劇を暗示していて、連載には相応しい楽曲ではあり
ますが、それどころか昔あった二流館での2、3本立ての映画の合間に
流れる流行歌ですら、ここでは流すことができません。
まさに空オケージョン。

で、「カラオケ」に繋げる、この牽強付会さ。
梅雨明け早々に我が棲家の近くで合同同期会(大一小幹事連)の打ち上げ
を行ったのですが、その2次会をやはり近所のカラオケ店で。
その企画をした当事者としては、下調べが必要と、初めて自らが進んで
カラオケ店に足を踏み入れたのです。それまでカラオケに誘われて3、4
回(3、4曲)くらいしか歌ったことが無いし、機器の扱いも他人まかせ
でどう操作すれば良いのかも全く分からなかったものですから。(勿論、
利用料金をも含めての調査でしたが。)

他人に合わせることが苦手な僕は、音符に合わせることだって当然苦手。
でも、風呂場では(湯気で喉が潤うし、狭いから反響して上手く聞こえる
ので)名調子で呻るのですが、それらがうろ覚えでしかなかったと思い知
らされたのがカラオケ。歌詞の間違いだけじゃなく、旋律・リズムが違っ
ていることに愕然!(ラジオやTVで聞く歌謡曲って、2番を端折るから、
とくにそこで躓く。)

それと、若い頃は余裕で出せていた高音部が出ない!
低音部はもともと難があったので、音域が随分狭くなってしまっている。
で、カラオケのそれぞれの曲の通常のキーでは、高音部のところで窒息し
そうになるものがいくつもあることが分かった。(50歳をちょっと出た
ときに「昭和枯れすすき」を歌ったときは失神寸前になった。)
で、キーを下げる操作をまず覚えた。
大体が1つくらい下げるのですが、3つまで下げないと駄目な歌も、現時
点での調査結果ですが、4曲もあることが判明した。

それと、曲によってはメロディーの途中で曖昧な(アレンジが効いている)
箇所があったりして、よほど歌い込んだ曲じゃないと、ついて行けない。
で、レコードがあればそれを、なければインターネットのYouTubeで、何度
も繰り返し聞いて、そしてYouTubeでそのカラオケを探して研究する。

また、ボリュームを高くしていると、微妙なメロディーのところが分から
ない場合もある。
で、音量を下げる操作を覚えた。
自分のかぼそい声もかろうじて聞き取れるようにもなったし。併せてエコー
でごまかす操作も覚えた。

曲名で探せない場合でも、歌手名から(そのリストの中にある場合がある)
探せることも分かった。

同じ店の中でも2種類以上のカラオケシステムを入れてあることも分かった。
カラオケシステムが異なると、その曲に使っている映像が違うということも
分かった。
で、気に入った映像の入ったカラオケシステムでない部屋に案内されたとき
は、士気に影響することも分かり、現在、どの部屋にどのシステムが入って
いるか探求中です。併せて、希望の部屋を指定できるのかどうかも、それと
なく、なんとなく、おずおずと尋ねてみようかと。でも相手が機械じゃない
だけに、その機会は永遠にやってこないかも知れませんが。

以上、カラオケの感想でした。
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団塊の世代雑感(236-55) (4組のizisです(236-55))
2014-09-19 22:16:55
「STAP細胞騒動記―幕間2」

幕間での雑談。
ヤジ:『舞妓はレディ』って映画をやってるけど観た?
キタ:ああ、観てきたよ。
ヤジ:なんか変なタイトルだよね。
キタ:観てみりゃ分かるけどね。『マイフェアレディ』って映画があったでしょ。それを
   もじったものだと思えばいい。
ヤジ:昔観たよ。ヘップバーン演じる花売り娘イライザのコックニー(ロンドン訛)を直し、
   礼儀作法を教えて、レディに仕立て上げるってストーリーだった。
   確か、言語学者のヒギンズ教授がピカリング大佐と賭けをして、ヒギンズ教授が詩
   や歌を使ってイライザの訛を矯正しようとするミュージカルだった。
キタ:『舞妓はレディ』では、津軽で育った野暮ったい娘春子が“あたいも舞妓になるごた
   る”と京都の下八軒のお茶屋にやってくるところから始まる。
ヤジ:ちょっとまってよ、それ鹿児島弁でしょ。
キタ:そう、そこが周防正行監督がちょっとひねりを入れたとこ。西郷春子は鹿児島で生
   まれたんだけど、両親が幼い時に事故で亡くなったため、父親方の祖父母のところ
   に預けられて育つ。
ヤジ:そこが津軽ってわけか。祖母方春子って、誰かさんと音が似ているね。
キタ:雑ぜっ返すなよ。ま、周防監督自身も『Shall we ダンス?』(1996年)のときの草刈
   民代(監督の奥方でもある)、渡辺えり子、竹中直人、徳井優三、田口浩正を使って、   
   中でも渡辺えり子(芸妓豆春役)と竹中直人(男衆役)にはそのときの(ラテンダンス
   の)格好をさせて踊らせたりして雑ぜっ返しているけどね。
ヤジ:『それでもボクはやっていない』なんてね。で、その祖母方春子は誰が演じているの?
キタ:ちょっと騒動から離れなさいな。西郷春子は、新人の上白石萌音(かみしらいしもね)
   という16歳の娘。800人ものオーディションの中から選ばれただけあって、演技力も
   さることながら、歌も踊りも、中でも歌唱力が素晴らしいね。
ヤジ:ヘップバーンは、口パクだったけど、こちとらは本物ってわけか。
キタ:彼女だけじゃなく、ヒギンズ教授に相当する言語学者の京野法嗣役の長谷川博己も、ピ
   カリング大佐に相当する呉服屋主人北野織吉役の岸部一徳も、そしてお茶屋の主人役
   富司純子も、出演者は皆自分の声で歌う。
ヤジ:緋牡丹博徒のお竜さんだものね。♪娘盛りを渡世にかけて~
キタ:雑ぜっ返すんじゃないよ。
ヤジ:『シコふんじゃった』?
キタ:もうよしなさいって。周防監督はこの作品を20年以上も温めていたというより、眠ら
   せていたんだって。“『シコふんじゃった』(1991年)で相撲という伝統の中にいる男
   の子を描いた後に、次は伝統の中にいる女の子はどうだろう、と。そんな時に、京都
   の花街が舞妓さん不足で困って成り手を募集しているニュースを見たんです。これだ!
   と思い、すぐに取材を始めました”と語っているけど…。
ヤジ:なのに、どうして20年以上も掛かったんでー。
キタ:何もべらんめえにならなくてもいい。一見さんお断りの世界だからね。おいそれとは
   いかなかった。お茶屋遊びにはそれ相応のマルが必要だからね。
ヤジ:マルってなんでー。
キタ:べらんめえはよしなさいって。円、つまりお金さーね。
ヤジ:なんでー、金か。おいら、口は出すけど金は出さない。これ家訓だし。
キタ:別にお前になんか誰も期待しちゃいないよ。
   周防監督は“幸運にも、仕事と関係なく京都に誘ってくださる方が現れて、道筋が出
   来たんです。素敵な芸妓さんや舞妓さんとも知り合えた。そうして知れば知るほど感
   じたのは、僕にとって京都はファンタジー、夢の世界だということ。じゃあ、ファン
   タジーとして描くには…と考えたらミュージカルしかないと思いました”と語ってい
   るから、まさに「神は自ら助くる者を助く」だね。
ヤジ:おいらの髪の毛は、ちょっとやそっとの努力でも助からない。そのうち、後光が差す。
キタ:バカ云ってんじゃないよ。
ヤジ:♪お前と俺は~

中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』に触発されたのかと思っていましたが、当該作品は
2006年制作ですし、ミュージカルと称するにはちょっと物足りない。
派手な衣装、髪形の芸妓や舞妓が乱舞したり、歌も賑やかなので、インドの「ムトゥ踊る
マハラジャ」(1995年)みたいな映画ですね。もっともストーリー自体は、『舞妓はレディ』
の方がはるかにきちんとしたものになっています。

“映画は、一度はお茶屋に断られたこの娘が、ひょんなことで舞妓修行をすることになり、
晴れて舞妓デビューするまでの一年間を、京のお茶屋文化や、伝統、しきたり等をさりげな
く盛り込みながら描いていくのだが、何より京言葉を切り口にしているのが斬新で、(中略)
特に舞妓ネタの今回は、耳まで心地良い。ナント、随所に俳優たちによる、ハイカラでモダ
ンな歌と踊りがあるのだ。(後略)”とは、映画評論家北川れい子氏の評。点数も85/100点
でした。

※舞妓百春役の田畑智子が、凛とした芸妓里春役の草刈民代と対照的で好かったですね。
 30歳になろうとしているのに、芸妓になれない。なぜなら舞妓が一人もいなくなってしま
 うから。そこでブログで舞妓のアレコレを紹介。これに釣られて、何のツテも無く、やっ
 てくるのが西郷春子。
 お茶屋「万寿楽」(ばんすらく)の主人も源氏名が千春というように、そこでは皆「春」が
 付いているのですが、春子と名付けられた由縁もそれに関係していることが最後の方で分
 かる仕掛けになっています。
 「春」が絡むのなら、「万寿楽」では無く「万春楽」(ばんすらく)とすれば良いのにと思
 っていたら、それだと「平安時代初期の踏歌(とうか。足を踏み鳴らして歌い舞う集団舞
 踏)に用いた囃子詞、もしくはその歌曲全体を示す名」と云う意味の固有名詞があるので、
 敢えて同じ音の別の漢字を当てたのでしょう。
 主役に抜擢された上白石萌音は、2011年の第7回「東宝シンデレラ」で審査員特別賞を受賞
 しているそうですから(そのときのグランプリは3つ年下の妹・上白石萌歌)、その実力は
 折り紙つきだったのでしょう。未だあどけなさが素顔に残る小柄な女性ですが、舞妓の化
 粧で顔を白塗りにすると、そのあどけなさが下ぶくれと垂れ目の面立ちにあることが分か
 ります。
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団塊の世代雑感(236-56) (4組のizisです(236-56))
2014-09-25 20:43:04
「STAP細胞騒動記―笹井CDB副センター長、ケビン・コスイナーな会見」

小保方女史の記者会見をフォローする形で、1週間後の16日に笹井CDB副センター長が
記者会見を開きます。

その背景として、
理研の特定国立研究開発法人への指定が関係しているようです。
政府が閣議決定する条件として、下村文部科学相は「第三者による再調査を理研が行った
うえで、新法人に指定できるか判断したい」として、4月中に組織の問題点を調べて報告
するよう求めていたのです。
どうしても指定を受けたい理研は、小保方女史の記者会見の翌日、10日午後、大学教授や
弁護士など外部有識者6人で作る「研究不正再発防止のための改革委員会」を開き、再発
防止策のとりまとめを急ぎます。
 理研改革委は、理研が4日に設置した改革推進本部(本部長・野依良治理事長)の下に置
 かれ、不正防止の課題や改善策をまとめる。これを受け推進本部が緊急に行う取り組み
 を策定し、実施状況を確認する。
 委員会に出席した野依理事長は報道陣に、小保方氏が8日に行った不服申し立てについて
 「規定に従ってやっていく」と述べた。
 なお、 理研改革委(委員長・岸輝雄東京大学名誉教授)は、研究不正を防ぐルール、
 ルールを守るための運用体制、広報のあり方の3点を緊急課題とし、特に生命科学研究
 の分野を念頭に置いた再発防止案を5月の連休明けまでに理研に提言し、公表する、と
 しましが、以下に述べるように1月ほど遅れます。
 註)改革委のメンバーは、岸氏の他に、委員長代理として間島進吾中央大学商学部教授、
 委員として、市川家国信州大学医学部特任教授、塩見美喜子東京大学大学院理学系研究
 科教授、竹岡八重子弁護士、中村征樹大阪大学全学教育推進機構准教授の6人。
 もう間に合わないからとしてじっくり取り組んだと思えるのは、5月9日に理研を新法人
 「特定国立研究開発法人」に指定する法案の今国会への提出が見送られたからです。(こ
 のとばっちりでもう一つの候補「産業技術総合研究所」も先送りとなりました。)
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団塊の世代雑感(236-57) (4組のizisです(236-57))
2014-09-25 20:45:45
時は下りますが、その理研改革委による提言は、6月12日に改革推進本部に提出され、その
直後に東京港区で記者会見を開きます。
その提言で指摘された項目は、次のものでした(詳細は割愛)。
1.問題の原因として
 ①小保方女史の異例な採用経緯
 ②閉鎖的状況下での研究
 ③ずさんな管理
 ④調査に消極的
 ⑤ガバナンスの問題
2.改革への提言として
 ①厳しい処分
 ②CDB解体と新組織
 ③再現実験の強化
 ④不正への対応
 ⑤改革監視組織の設置

要するに、こういった事態を招いたCDBの組織としての構造的欠陥からCDBを解体すべ
きであり、幹部である竹市雅俊センター長と笹井芳樹副センター長の責任は重いとして、二
人を更迭すべきである、そして理研がSTAP論文(STAP細胞が存在するか否か)の徹底
調査を避けている(事実解明に関する積極性を欠き、責任の所在が明らかになることを恐れ
ている)として、コンプライアンスと研究担当の両理事も交代させるべきであると指弾した
のです。
 STAP論文に次々と疑義が生じたにも係わらず、理研がとった対応は矮小化して幕引き
 を急ごうとした。最初、アーティクルの6項目だけに絞って、その中の2点について捏造
 と改ざんを認定しただけで終わらそうとした。その後、レターにも新たな疑義が生じたた
 め、改革委が5月下旬に調査の継続を要請したが、理研は論文を撤回するからという理由で
 調査を行わない方針を示した。

理研が進める検証実験についても、進め方が不適切(論文とは異なる方法で行おうとしてい
る)で、STAP細胞自体が捏造ではないかという疑問の答えられないものであると指摘し、
さらに、(現時点で判明している)不正を行った小保方女史には極めて厳しい処分を科す必
要があるが、期限を1年として、厳格な監視下で小保方女史自身に再現実験を行わせて、ST
AP細胞の有無をはっきりさせるべきである、と提言したのです。

理研がこの提言を受けて、再発防止策をまとめれば、その内容(文科省がチェック)如何に
よって、秋の臨時国会で「特定国立研究開発法人」に理研を指定する法案が提出されること
になり、法案成立で(当初の予定通り)来年度から望み通りの新法人になることができます。

(続く)
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団塊の世代雑感(236-58) (4組のizisです(236-58))
2014-09-28 13:20:52
改革委は記者会見で、後に述べる理研の遠藤高帆氏による解析結果や山梨大の若山教授によ
る第三者機関を通しての解析結果を参考にしたと述べています。
そして、それらの解析結果から、再現実験をやっても構わないが、意味は無いと答えていま
す。つまり、STAP細胞の存在については否定的見解を示しています。
また、小保方女史による再現実験についても、それを行う部屋の温度が違うとか何とか、
いろいろと言い訳を言って、今回は成功しなかったと小保方女史が云う可能性があるとまで
言及しています。改革委の皆さん、よく分かっていらっしゃる。

改革委の記者会見が終わった次に、竹市センター長が記者会見をしたのですが、提言の中で
組織の解体や更迭とされたこと(この会見の場で記者から知らされて初めて知ったとのこと)
に対して、「組織の解体、センター長の退任については理研事務局と相談しながら検討した
い」と述べています。このような発言から推して、笹井副センター長もCDBが解体されて、
自分たちが更迭されるようなことにはならないと考えていたに違いありません。
 4月8日に理研が設置した「CDB自己点検検証委員会」は、CDB竹市センター長によって
 組織された第三者委員会で、4名の外部有識者とアドバイザーとしての弁護士1名から構成
 されていて、検証結果は「研究不正再発防止改革推進本部」及び「研究不正再発防止のため
 の改革委員会」に竹市センター長を通じて報告されることになっているので、その関係か
 ら記者会見に臨んだものと思える。
 なお、「CDB自己点検検証委員会」の構成メンバーは次の者。
 委員長:鍋島陽一(財)先端医療振興財団 先端医療センター長
 委員:大竹文雄 大阪大学理事・副学長(社会経済研究所教授)、
    加藤和人 大阪大学大学院医学系研究科教授
    山本正幸 自然科学研究機構 基礎生物学研究所所長
 アドバイザー:山室惠 弁護士法人 瓜生・糸賀法律事務所弁護士

この改革委の提言を受けて理研は、8月27日に、CDBは規模を縮小(5つの研究プログラム
のうち3つを廃止、もしくは別の部門と再編)し、竹市センター長ら幹部を一新(竹市氏の
退任については、問題発覚以前からの規定路線で、後釜には笹井氏が内定していた)させて、
名称も11月までに「多細胞システム形成研究センター(仮称)」と変更して存続させることを
発表し、野依理事長が研究不正の再発防止策(経営戦略会議の新設、理事長直轄の「研究コン
プライアンス本部」の新設、無断引用を防ぐ論文類似度検索ツールの導入、実験ノートなどの
記録を発表後5年間の保存することの義務付け等)を下村文科相に報告した。
ただ、CDBとは別の組織に所属する研究者が「センターの縮小は当然だ。ただ不正防止のた
めの対策をあれこれ打ち出しているが、STAP問題に照らし合わせ、どの方法が具体的に
何を防げるのか説明が不十分だ」と指摘しているように、理研は(「特定国立研究開発法人」
指定のための)通り一遍の形式だけで済まそうとしているようにも見え、これからも紆余曲
折がありそうです。

(続く)
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