いつでも一緒だった・・・
三人で描いた夢
届けたい、この想い。
■監督 犬童一心
■脚本 山室有紀子
■原作 あだち充
■キャスト 長澤まさみ、斉藤祥太・慶太、風吹ジュン、本田博太郎、小日向文世、宅麻 伸、RIKIYA、平塚真介、福士誠治
□オフィシャルHP http://touch.yahoo.co.jp/
和也は好きな南の夢を叶えるために野球部のエースとして活躍していくが、一方で達也も心の中では南のことを想っていた。 南は和也からの好意を知りながらも、密かに達也の方に惹かれていった…。
南が最初にキスをしたのは達也だった……。
甲子園出場をかけた高校一年の西東京大会。明青は順調に勝ち進んでいき、待ちに待った決勝戦の朝、和也は交通事故に遭ってしまう…。
おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★☆
夏休みにTV版のタッチを少し観た。 僕の年代では十分大人になっていたので、タッチは記憶にそう印象に残っているとは思えない。 でも多分コミックを読んでいたのかもしれない。
この物語が原作に忠実に描かれていたかどうかはわからないが、長澤まさみちゃんは大好きな女優さんなのと、「タッちゃん」、「カッちゃん」と二人を呼ぶ声が何となくハマっていたように思う。
斉藤兄弟は、原作どおり双子なのでこの映画に起用されたのだろうが、別に双子の役者を使うことにこだわらないほうが良かったように思えた
そもそもこの物語は、時代背景もあるのだろうが、もっとほのぼのした感じの物語だったと思うし、登場人物たちも多少違和感があった。 ミスキャストと言えばそれで終わってしまうのだが、僕にはイマイチしっくりこなかった
犬童監督ということで、多少原作の物語設定を変えてでも変化球を投げてくれるかと思って観ていたのだが、草野球のストレートのような映画に少し残念な気がした。
スポ根ものはかつてたくさん映画化されているし、この映画も原作に忠実に描かれているのだと思える。 だけどこの原作にあるなんていうのかほのぼのとしたほわぁ~とした感覚を描き出すのはなかなか難しいところである。 逆にアニメの世界だから描き出せる感覚なのかもしれない。
そうは言っても、やはり和也の死、その和也の夢を実現を継ぐ達也、揺れ動く南、3人の姿に感動しないわけがない
逆にこの映画を観て、TV版のアニメを観たくなってしまった(笑)
余談ですが、原作者のあだち充さんの実家は新所沢にあったと思います。 そのころ営業でビデオレンタル店のオープン準備で毎日のように新所沢に行き、そのとき、あそこがあだち充の家だと教えられたような気がします
南役の長澤まさみちゃんの新体操を観てみたかったなぁ~
決勝戦のマウンドで達也が、「こうやってスタンドの南を探していたんだなぁ~」と和也の気持ちを理解したとき、熱いものが込み上げて来ました~
≪追記≫
あだち充プロフィール
本名:安達充。'51年2月9日生まれ。群馬県伊勢崎市出身。血液型:AB型。
前橋商業高校在学中からマンガ専門誌「COM」に投稿を重ね、卒業後 兄で漫画家のあだち勉に連れられ上京。
石井いさみのアシスタントをやりながら、'70年「消えた爆音」(デラックス少年サンデー掲載)でデビュー。
1982年以降、数々の作品が相次いでテレビ化・アニメ化され、テレビアニメ「タッチ」は視聴率が30%を越える大ヒット。
よく、原作が長いんだからもともとムリという意見を読みますが、観た人たちが言うぶんにはともかく、作り手がハナからそんなこと思ってたとしたら妥協の産物でしかないわけで、そんなことないと信じたいのですが、もう少し頭を使って頑張ってほしかったです。
文句たらたらながらも新田君との対決場面はちょっぴりウルウルしちゃいました(笑)
>もう少し頭を使って頑張ってほしかったです
確かにそういう部分はありますよねぇ^^
かのんさんが書かれていたレビューで「本当に犬童監督が撮ったんですかねぇ?」ってコメント、僕も同感でしたよ(笑)?!
上を向いて寝る犬なんです・・・。
白くてフワフワな毛並みのわんちゃん、かわいいんだけど、あれはパンチじゃないんだなぁ・・・。
でも、こういったホンワカした想いは、なかなか映像化するには無理がありますよね、残念ながら。
>パンチはね、上を向いて寝るんです
なるほど^^
でも似てなかったですね(笑) ?!
>こういったホンワカした想いは、なかなか映像化するには無理
そうですねぇ、キャラ的にイメージがついちゃっていますからねぇ(笑)
TBありがとうございます。
確かに原作いやアニメ化の後の実写版は正直難しい面があると思います。どうしてもアニメの印象が大きい為にそちらのイメージが先行してしまいます。
ストレートの速さや変化球はプロに行く実力がないと実際の演技で実践するのは難しいよ。
長澤まさみさん?彼女本当は野球よりサッカーの方が詳しいんだよね。
連ドラ化ですか?確かに面白そうですね!そういう例もあるからこれはヒット次第かな?
>ストレートの速さや変化球は
ここではストーリー上の監督の裁量のことを言っています^^
>野球よりサッカーの方が詳しい
当然です!オヤジさんは元Jリーガーですから(笑)
犬童監督といえども原作の映像化は賛否両論ですネ!
原作のイメージ強すぎですから~!
まったく別の作品として観た方が良かったかも?!
>南役の長澤まさみちゃんの新体操を観てみたかったなぁ~
同感の一人です!(*^.^*)
私的には、冒頭の『6×6』フォーマットの
シーンが印象的でした!
写真を趣味としている人の中で『6×6』フォーマットは
かなり?隠れた人気サイズなんです。^^
参考サイト▼
http://encyclopedie-ja.snyke.com/articles/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0.html#6.C3.976
上の投稿はfire1000です!
m(_ _*)m ...
>原作のイメージ強すぎですから
ま、確かにそうですね(笑)
でも犬童監督“らしさ”がどこかに見えても良かったかなぁ・・・っと。
>『6×6』フォーマットはかなり?隠れた人気サイズ
へぇ~勉強になりましたm(_ _)m
僕の写真はド素人なので(笑)
おとーさんがジュビロの監督もされた人だとは知らなかったなぁ~
(地元のクセに(爆)
生田智子の出演って、そーいうことも加味されてのことだったのかなぁ?
っと、深読みしてしまいました(笑)
映画はほんっとストレート直球でしたねぇ
原作ありきだから、(しかもかなりメジャーな)下手な変化球だとアウトになってしまうの
予測したのでしょうか?