京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『かくしごと』

2024-06-24 | 邦画



□作品オフィシャルサイト 「かくしごと
□監督・脚本 関根光才
□原作 北國浩二
□キャスト 杏、中須翔真、奥田瑛二、佐津川愛美、酒向 芳、安藤政信

■鑑賞日 6月9日(日)

■劇場 Tジョイ品川
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

長年絶縁状態だった父親が認知症を発症したため、仕方がなく千紗子(杏)は介護のため実家に戻った。
ある夜、
彼女は事故で記憶を失った少年を助ける。彼女は自分の子供を亡くしていたことがあり、
少年の身体を見て虐待受けていただろうその子供を自分の子として育てようとする。
そこから認知症の父と少年との3人の暮らしが始まった

子供へ虐待のニュースは最近でもよく耳にする。
そんな家庭にこの少年を戻したくないと思うのは当然なのかもしれない。
まして海で我が子から目を離して死なせてしまった過去があるのだから。
多少のストーリーに補足が必要な箇所も感じたが、何より杏チャンの演技が凄かった。
自身も子を持つ母として日本とフランスの2拠点生活を送っていることもあり、
今までの杏チャンにはなかった迫真の演技を観せてくれた。
そして若干違和感があったが、認知症の父親役を演じた奥田瑛二の演技も素晴らしかった。
まるで本当の認知症患者がそこに居たかのように。
父親と幼馴染の医者役の酒向 芳も脇で支える演技も良かった。

この映画は最後の法廷のシーンでの少年のあの一言で涙腺が決壊した。


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