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DoMyBest!! (By 俊)

独立診断士を目指して、ひたすら頑張ります。その軌跡を残していきたいです。

2次総括(反省&成果)現時点

2006-12-15 | 2007年最後の挑戦(診断士受験全般)
昨日、2次の結果が返ってきたので、それを踏まえ今年度の2次の総括をしてみます。

まず、診断協会から返却された結果から、分かったこと。
※ある程度終わった後の感触に近い
 終わった直後の感触、某受験校採点サービス、某受験校の2次ベーシック、診断士協会の結果は次の通りでした。
  事例Ⅰ=感触(45~55)、LEC(C)、TAC(54)、診断協会(A)
  事例Ⅱ=感触(55~65)、LEC(B)、TAC(52)、診断協会(A)
  事例Ⅲ=感触(55~65)、LEC(A)、TAC(46)、診断協会(A)
  事例Ⅳ=感触(45~55)、LEC(C)、TAC(未)、診断協会(C)
※各設問毎に複数正解を持っている可能性がある
 (事例Ⅰなどは明らかに複数の正解を設定していると思われます。)

今年の2次は事例Ⅰが難しいと話題になりましたが、実は事例Ⅰや例年難しい事例Ⅲで差がついたのではなく、皆がある程度手ごたえを感じた事例Ⅱあるいは事例Ⅳで大きく差がついたのではないかと考えています。
逆にいえば、確実に取れる問題や全員が正解する問題を確実に正解し、あとは無難にまとめるという対応がいいのではないかと考えさせられます。

今、2次の合格者は、502教室の中2階のお部屋へ引っ越したので、合格された方の再現答案は比較的探しやすいです。
なので、一度読んでみた方がいいです。自分との差を知るのには非常に参考になります。

ところで私の2次結果の反省点は次の通り。
(1)1次の知識は確実に抑える必要がある
 少なくとも1次の知識は確実にものにしておく必要があります。
 今回、事例Ⅳで貢献利益と限界利益の違いが分からず、売上-変動費=限界利益(=貢献利益)と覚えていたため、個別固定費まで引いたのがどちらかはっきりせず、勘で選択しました。(正しくは個別固定費まで引いたのが貢献利益)
 なお、この問題はH18(今年)の1次財務の問10を復習していれば取れた問題でした。
 この勝負をした事で、その他の問題もリスクを回避せざるをえず、問4で7年間で得られるキャッシュフローの値を間違えると嫌だったので、数値をかかずに解答したりする結果になりました。
 事例Ⅱでも、経営資源の有形/無形の区別もはっきり覚えてなく、時間をかなり費やしました。
 ただでさえ、問われている事がつかみ難い2次で、知識不足は致命的になると感じました。
(2)結論プラス何を書くかが点数の差になる
 例えば、事例Ⅱの問5では託児所サービス、事例Ⅲの問4では開発体制の強化(専任化)は多くの人が結論として書いていると思います。
 ただ、結論だけでは100~120字は埋まらず、その後、結論を出した根拠を書くのか、理由を書くのか、具体例を書くのか、また複数書くのか等選択肢はたくさんあり、その選択で意外と差がついている様に思います。
 また、事例Ⅳの問1などは選択した経営分析指標より、むしろ問題点と原因(年によっては改善策)の方が大きく差がついている気がします。
(3)解答を書く前に、もう一度検証して書く
 振り返ると、やっぱり与件からはいえない、各設問間での解答が少し矛盾している部分がありました。
 いくつかの解答候補を出し、その中から与件に外れてなく、突っ込む事が難しいものを選択して書くべきと感じます。
 仮説検証ではないですが、一旦、自分が考えた解答を否定されることはないかを検証して書くべきだと感じました。
 80分で掴むのは難しいとは思いますが、各事例には確実にテーマがあると思います。また、各設問間には微妙に関連性があり、全体として設問自体にも流れがある様に感じます。(うまく説明できないのですが)
 それを掴むくらい(感じるくらい)にならないといけないのかなと思います。
(4)事例Ⅳは絶対に力を入れるべき
 事例Ⅳは1問1問が点が大きく、勉強しているかどうか(知っているかどうか)なので、対策が取りやすいと思います。
 やはり事例Ⅳは確実に点数を取れる状態にしないと合格への道は難しいと感じました。 
 
逆に成果を。
(1)本番で解答のプロセスが安定していた
 解答のプロセスをフローチャートで作成し、何分までに何をする、何分からは何をするという事を、大体決めていました。
 最後の2週間、それまでに解いてきた過去問や受験校の問題を実際に時間を計りながら、決められた時間にちゃんと決めた作業をやったか、漏れはないかをチェックシートでチェックし、徹底して体に覚えこませました。
 本番でほぼ思い通りに対応出来たことは、それなりの成果でした。
(2)与件からの抜きと因果に注意して解答
 基本的には与件から徹底して根拠を抜き出し、出来る限り盛り込む事を考えました。
 与件から抜き出した部分を同じ様な意味を持つもので分類し、他の言葉に置き換えたり、その事象が起きる理由を”なぜ、なぜ”と辿ったり、結果起こることを”それで、それで”と追求したりして解答しました。
 それは結果から見ると正しかった気がします。

 と今の時点では、こんな感じです。
 もう少し、洗い出そうと思います。
 その上で、来年度の課題を設定したいと考えています。


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ルン)
2006-12-16 08:59:29
>ある程度終わった後の感触に近い

私も同感です。

来年、がんばりましょうね。
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