私の日記帳

主に趣味の旅行やダイビングのことを記していましたが、
このごろは母の思い出日記のようになっています。

オトヒメエビ Stenopus hispidus

2007-10-25 | 旧ブログ
節足動物門甲殻亜門エビ綱(軟甲綱)エビ目(十脚目)エビ亜目(抱卵亜目) オトヒメエビ下目オトヒメエビ科オトヒメエビ属
頭胸甲に対してはさみや脚や歩脚が長く、スレンダーなエビ。頭胸甲の前方や腹節の後方、第3番目のはさみ脚には赤白の太い横帯があり、触覚の鞭状部は白い。頭胸甲の後方では内臓が緑色に透けて見える。また、体下面の歩脚のつけ根部分は青い。体は全体的に短い棘で覆われている。体長6cmを超える中型種。浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息し、波の静かな岩棚や割れ目などに、常に雌雄でつがいをなして同居する。雌雄の結びつきは強く、どちらか片方を別個体に入れ替えるとオスがメスを排除してしまう。房総半島以南のインド・太平洋、さらに大西洋西部にも分布する。魚類との清掃共生が知られている。

観察場所---グアム アメリカンタンカー(沈船内部)
天気-------晴、気温32度

ドクウツボ Gymnothorax javanicus

2007-10-25 | 旧ブログ
ウナギ目ウツボ科ウツボ亜科ウツボ属
ウツボの仲間で最も大きく2mになる。鰓孔のところが黒色円斑になっているのが特徴で、体側には不規則な黒褐色斑と多くの小黒斑が並ぶ。大型になると不規則な黒褐色斑は消えることもある。体色はくすんだ黄色から黒褐色(こくかっしょく)までと様々。小魚などを食べる夜行性の肉食魚で、昼間は岩礁(がんしょう)の岩穴などから顔を覗(のぞ)かせている姿がよく見かけられます。シガテラ毒を持つ。
この固体は私より大きかった。

観察場所---グアム クレバス
天気-------晴、気温32度

モンハナシャコ Odontodactylus scyllarus

2007-10-25 | 旧ブログ
節足動物門甲殻亜門エビ綱(軟甲綱)エビ目(十脚目)エビ亜目(抱卵亜目) 節足動物門大顎亜門甲殻綱エビ亜綱シャコ下綱シャコ目ハナシャコ科
体は全体的に緑色だが、赤色の強い固体もいる。背甲の側部には、大きな黒い紋が集まり、編目を形成している。歩脚は赤く、中央部に白い虫食い模様がある。眼ぺ柄や触角の基部は青い。腹節の関節は赤い。尾部の付属肢は中央部から先端部にかけて藍色。体長12cm程になる。相模湾以南の南日本からインド・西太平洋に広く分布する。

観察場所---グアム クレバス
天気-------晴、気温32度

アオウミガメ Chelonia mydas

2007-10-25 | 旧ブログ
カメ目 潜頸亜目 ウミガメ上科 ウミガメ科 アオウミガメ亜科 アオウミガメ属 アオウミガメ
西太平洋、大西洋、インド洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布するが、まれに温帯海域にも出没する。成体の甲長は70-100cm、体重は約200kgであるが、生息域によって多少異なる。背甲の鱗板は別種のタイマイのように重ならず、椎甲板の枚数は5枚、肋甲板は左右各4枚である。アカウミガメに比べて頭部が小さく、口先も丸い。頭部、手足などの色は青みがかるが、赤褐色のものなど個体変異もある。また、腹甲は淡黄色をしている海洋の沿岸域に生息する。産卵時および孵化直後以外はほぼ一生を海中で過ごす。幼体は甲殻類などの小動物を捕食するが、成体は植物食傾向が強く、アマモ等の海草類を主食とする。ただし海草類が少ない海域では海藻類やその他の海洋動物を摂餌しているとの報告もある。

観察場所---グアム クレバス
天気-------晴、気温32度

アカモンガラ Odonus niger

2007-10-25 | 旧ブログ
フグ目モンガラカワハギ科
この属に含まれる種は中層から上層を泳ぎ、動物プランクトンを食べながら暮らす。アカモンガラのアカとは閉じた口からでも見える上顎の2本の赤い歯を指す。全身美しい青色に塗られた魚だが、日本の礒にはあまりいない。インド洋・中西部太平洋・サンゴ礁域に生息する。

観察場所---グアム クレバス
天気-------晴、気温32度