お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

紅葉、始まってきました

2020-10-08 08:47:25 | 2020年の暮らし


私の住んでいる地域にはあんまり真っ赤になるメイプルが植わっていません。
すぐ近所に紅葉するメイプルの並木があったのですが、
道路拡張工事で全部抜かれてしまい、
その後に同じ種類の木を植えてくれませんでした。
生活範囲にあるメイプルの木はほとんどが黄葉する種類です。

ここは毎年秋になると紅葉するのがきれいに見えるお気に入りの場所です。
赤くなってきました。見ごろになるのはもうちょっと先かな。
でも、明日から7日連続で雨の予報が出ているので写真を撮りに行きました。

写っているバスの電光表示に

MASKS MANDATORY (マスク着用は義務)

という文字が見えます。
これはすべてのバスに行き先の表示と交代で表示されます。

義務化に先立って、公共交通機関で布マスクを配布したそうです。

私は公共交通機関に乗る機会がほぼありません。
バスの中がどうなってるかは外から見るだけです。
このマスク義務化というのは罰金を伴うので皆さん着けているようですが、
乗るときはちゃんと口と鼻を覆っていても、
乗ってからマスクを顎に下げてしまった人たちを何度か見てしまった・・・
マスクをつけるかどうか、すったもんだあるのは知っています。
もめごとになったというニュースも時々出ています。

どなたかが書いておられましたが、
日本の顔文字で笑顔を作るときは(*^-^*)で、目が笑っているが口は直線。
北米の顔文字は:)で、目は笑っていなくて口角が上がる。
日本人はサングラスで目を隠すと表情が分かりにくいと思って嫌うけどマスクは平気。
北米人はマスクで口を隠すとスマイルが見えないので嫌うけどサングラスは平気。
ということ・・・。なんとなくわかる気がする。正しいかどうかは別として。
それでこちらのSNSでは、マスクをしていても微笑んでいるのが相手に見えるように練習するという話題があったとか。
カナダに来て驚いたのは、例えば近所を歩いていて知らない人とすれ違う時などや、どこかで目線が合ったとき、Hiという人もいますし、にっこり口角をあげてほほ笑むことが多いということです。
(バンクーバーはアジア系が多くて微笑まない人も多いのでちょっと少なめだとは思いますが)
で、マスクして口を隠してしまうと、表情がわからないので嫌だと思うわけですね・・・。
その相手が自分に対して友好的かどうかの判断ということでしょうか。
どっちにしても、新型コロナ感染拡大によって、知らない人とすれ違う時は距離開けてしまうようになってしまい、この良き挨拶の習慣も見かけることが減ってしまいました 残念です。

余談ですが、たまに日本に帰って油断していると、この口角あげるスマイル挨拶が出てしまい、変な人だと思われている(だろう)ことがあります・・・



まだ煙ってますが、大丈夫です。
明日からの連続雨に備えて青空を目に焼き付けます

雨季突入の前に

2020-10-04 05:55:55 | 2020年の暮らし


数日前はこんな好天が訪れて
「ああ、黄葉も始まってるなぁ」
と思わず運転中の車を停めて写真撮ったりしました。

また二三日前から山火事の煙が空を覆っております。
中秋の名月も残念ながら煙で見えず、でした。
バンクーバーはそろそろ長い長い雨季に突入します。
その前にこういう空の色を目に焼き付けておきたい。



今回の煙は、煙っている感じは同じなのですが、含有物質が違うのか、
外に出てものどをやられるほどではなく、助かっています。

新学年が始まって3週間がたち、
カーリングも始まり、
ケガからくる頭痛に耐えかねて鍼治療に行き、
屋内で人に会う頻度が飛躍的に高くなりました。
超絶「新型コロナ恐怖症」の家人からの罪悪感ベースの圧力を受けて
半年ものあいだ家にこもることになったわたしにとっては、
とてもハードルが高かったのですが、徐々に慣れてきました。
新型コロナ禍でも、ほとんどの方々はわたしよりずっとアクティブな毎日だったでしょう。
今から思ってもどうやってこの半年乗り切ったのか、思い出すにつけてもため息がでます。

やっぱり人間だから、外に出ていろんな人に会う方が自然なんです。
とはいえ、日々感染者数が増えつづけていて、
もとの日常に近い状態に戻すことはとても難しいと思います。
2020年も残すところ3か月を切りましたが、
ともすると暗くなりがちな毎日が続くので、
カギになるのは、
限られた行動範囲でも、お天気が悪くなっても、
どうやって楽しみを見つけて前向きでいられるか、なのだろうかなと・・・。

最近のニュースから(CBC News)


この二匹の子犬たちは、州の保健衛生のトップのドクター・ボニー・ヘンリーから名前をもらって、
BonnieとHenryという名前になったそうです。

今後訓練を受けて盲導犬・介助犬になるということです。

かわいい・・・

実はこのドクターにあやかったのはこのわんこたちが初めてではなく、
靴、壁画、歌などがありました。ドクターの語録が流行語みたいにもなりました。



正直に書きますと、カナダに住み始めて20年以上もなるのに、今まであまり真剣にカナダやうちの州のニュースを読んだことがありませんでした。日本国籍を放棄したくないのでカナダの選挙権もなく、だいたいのことを運転中にラジオニュースで聞いておけば何とかついていけてたので・・・(言い訳)。新型コロナが流行し始め、ロックダウンされるに及んで、初めてケータイにニュースアプリを入れ、毎日カナダのニュースを読み、可能な日には州政府の記者会見のライブ映像を見るようになりました。3月には何がどうなってるか、これからどうなるのか、何をすべきなのかわからない状況の中、ほぼ毎日午後3時に中継されるドクターヘンリーの会見を見ました。落ち着いた口調で穏やかに、しかし強い信念をこめて、的確な状況説明があり、州政府はなにをしているのか、州民はどうするべきなのか、何のために今行動を控えているのか、連休の過ごし方の注意点はなにか、会見を聞いていると不安が少しでも落ち着く感じがしたものです。記者からの質疑にも辛抱強い、丁寧な回答があります。ロックダウンで店も閉まり外出もできないなか、ドクターの髪の毛が伸びていくうち、ヘアスタイルを冗談交じりに話題にしたりとか、かなりフランクな印象。私たちもヘアカットができず伸び放題だったから、州政府のトップの人も同じ困難の中生きているんだなと感じる瞬間でした。誠実で隠し事がなく、政治都合の捻じ曲げがない(と見える)のがいいなあと思います。今は会見は毎日ではないですが、相変わらずの、先の見えない激務なのだろうなと想像しています。
これから雨季に入ると外で人に会うことが難しくなり、感謝祭やハロウィーン、クリスマスなどの屋内で人に会う行事が増えるし、新型コロナ以外にもインフルエンザや風邪などの感染も増えていくだろうから、自分でできることをしていかないとですね

追記:
ケガの治療に加えて、メンタル面でのセラピーが続いています。
振り返ってみるに、かなり貴重な体験をしているなと思います。
このブログに書くとちょっと主旨が外れてしまう気がしますが、
何か考えて発信できれば、と考えています。
また思いついたら書きます。

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