お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

雨季突入の前に

2020-10-04 05:55:55 | 2020年の暮らし


数日前はこんな好天が訪れて
「ああ、黄葉も始まってるなぁ」
と思わず運転中の車を停めて写真撮ったりしました。

また二三日前から山火事の煙が空を覆っております。
中秋の名月も残念ながら煙で見えず、でした。
バンクーバーはそろそろ長い長い雨季に突入します。
その前にこういう空の色を目に焼き付けておきたい。



今回の煙は、煙っている感じは同じなのですが、含有物質が違うのか、
外に出てものどをやられるほどではなく、助かっています。

新学年が始まって3週間がたち、
カーリングも始まり、
ケガからくる頭痛に耐えかねて鍼治療に行き、
屋内で人に会う頻度が飛躍的に高くなりました。
超絶「新型コロナ恐怖症」の家人からの罪悪感ベースの圧力を受けて
半年ものあいだ家にこもることになったわたしにとっては、
とてもハードルが高かったのですが、徐々に慣れてきました。
新型コロナ禍でも、ほとんどの方々はわたしよりずっとアクティブな毎日だったでしょう。
今から思ってもどうやってこの半年乗り切ったのか、思い出すにつけてもため息がでます。

やっぱり人間だから、外に出ていろんな人に会う方が自然なんです。
とはいえ、日々感染者数が増えつづけていて、
もとの日常に近い状態に戻すことはとても難しいと思います。
2020年も残すところ3か月を切りましたが、
ともすると暗くなりがちな毎日が続くので、
カギになるのは、
限られた行動範囲でも、お天気が悪くなっても、
どうやって楽しみを見つけて前向きでいられるか、なのだろうかなと・・・。

最近のニュースから(CBC News)


この二匹の子犬たちは、州の保健衛生のトップのドクター・ボニー・ヘンリーから名前をもらって、
BonnieとHenryという名前になったそうです。

今後訓練を受けて盲導犬・介助犬になるということです。

かわいい・・・

実はこのドクターにあやかったのはこのわんこたちが初めてではなく、
靴、壁画、歌などがありました。ドクターの語録が流行語みたいにもなりました。



正直に書きますと、カナダに住み始めて20年以上もなるのに、今まであまり真剣にカナダやうちの州のニュースを読んだことがありませんでした。日本国籍を放棄したくないのでカナダの選挙権もなく、だいたいのことを運転中にラジオニュースで聞いておけば何とかついていけてたので・・・(言い訳)。新型コロナが流行し始め、ロックダウンされるに及んで、初めてケータイにニュースアプリを入れ、毎日カナダのニュースを読み、可能な日には州政府の記者会見のライブ映像を見るようになりました。3月には何がどうなってるか、これからどうなるのか、何をすべきなのかわからない状況の中、ほぼ毎日午後3時に中継されるドクターヘンリーの会見を見ました。落ち着いた口調で穏やかに、しかし強い信念をこめて、的確な状況説明があり、州政府はなにをしているのか、州民はどうするべきなのか、何のために今行動を控えているのか、連休の過ごし方の注意点はなにか、会見を聞いていると不安が少しでも落ち着く感じがしたものです。記者からの質疑にも辛抱強い、丁寧な回答があります。ロックダウンで店も閉まり外出もできないなか、ドクターの髪の毛が伸びていくうち、ヘアスタイルを冗談交じりに話題にしたりとか、かなりフランクな印象。私たちもヘアカットができず伸び放題だったから、州政府のトップの人も同じ困難の中生きているんだなと感じる瞬間でした。誠実で隠し事がなく、政治都合の捻じ曲げがない(と見える)のがいいなあと思います。今は会見は毎日ではないですが、相変わらずの、先の見えない激務なのだろうなと想像しています。
これから雨季に入ると外で人に会うことが難しくなり、感謝祭やハロウィーン、クリスマスなどの屋内で人に会う行事が増えるし、新型コロナ以外にもインフルエンザや風邪などの感染も増えていくだろうから、自分でできることをしていかないとですね

追記:
ケガの治療に加えて、メンタル面でのセラピーが続いています。
振り返ってみるに、かなり貴重な体験をしているなと思います。
このブログに書くとちょっと主旨が外れてしまう気がしますが、
何か考えて発信できれば、と考えています。
また思いついたら書きます。

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