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二宮町のイタリアンレストラン “ルスティカ” ブログ

神奈川県中郡二宮町一色1182-3
電話0463-26-5373 定休日:毎週月・火曜日

二宮町のイタリア料理店 ルスティカ

豊かな自然と里山の暮らしのある二宮町一色の住宅地
「ルスティカ」はそんな穏やかな場所にある
夫婦二人で営むイタリア料理店です
どうぞくつろいで、素朴なイタリア郷土料理をお楽しみ下さい

この夏のお客様 ④

2009年08月27日 | よもやま話

とっても暇なランチタイムを過ぎた頃、サーファーファミリーらしき一隊がやってきました。以前一緒に仕事をした同僚たちとそのかわいいお子さんや仲間たちでした。

どうやら、大磯で波乗りをおもいっきり楽しんだあとで、お腹を空かせてきてくれました。

茨城県つくば市にある、イタリアンレストラン「TRATTORIA E PIZZERIA Amici」の太田シェフたちです。太田シェフには前のお店で、よくいじめ・・・じゃなくて、いろいろ勉強させていただきました!太田シェフのお店「アミーチ」は、ナポリの雰囲気一杯で、とってもかっこいいお店です。顔を見たら太田シェフの料理が食べたくなってしまいました。 



なんだか、懐かしい人たちが訪れてくれて、この夏は同窓会のような気分です。私たちも、みんなを訪ねる旅がしたい気分が高まってきました。いつにしようかな。。。


この夏のお客様 ③

2009年08月23日 | よもやま話
少し前に、当店がトマトをお願いしている、「グリーンファームイマイ」さんの今井さんが夜、食べに来てくださいました。

今井さんは、秦野市の丹沢の麓で、トマトを栽培していらっしゃる方です。今井さんのところのトマトは、種類も季節によっていろいろあり、そのまま食べたり、加熱したり、とーってもおいしいトマトで、本当にすばらしい貴重なトマトです。





最近では、トマトジュースやトマトのジャムも作っていらっしゃって、これがまたとってもおいしいのです!トマトのジャム?と思ったのですが、一口なめてみてびっくり、さわやかで、トマトらしくてさらっとしてて、おいしい!のです。さすが、今井さん、と唸ってしまいました。

食べに来て下さった日、いろいろなお話をしたのですが、今井さんの考えやビジョンを聞くうちに、その壮大さに震えがくるほどで、この人はどこまで行く気なんだろうと、と思いました。今でさえ、すばらしい仕事をされているのに、そこだけにとどまる気配はまったくなく、もっとずっと先に何かを見据えているその姿は只者じゃない風格です。それなのに、気負いのない自然な姿勢で、楽しんでる様子だから、かっこいい!今井さんの今後に目を離せません。

この日も、たくさんの希望と活力を分けてもらいました。みなさんほんとにありがとう!

この夏のお客様 ②

2009年08月22日 | よもやま話
お盆のあいだに、以前勤めていたレストランで一緒に仕事をしていた、バリスタの阿部圭介さんがご家族と一緒に来てくださいました。 阿部バリスタ は、駒澤大学駅近くの大人気のバール「エノテカバール プリモディーネ」でご活躍のトップバリスタです。ご実家が当店の近くなので、時々来てくださいます。

当店の開店の際には、エスプレッソマシンや豆の相談から技術指導、マシンの管理に至るまで、本当にたくさんお世話になりました。おかげさまで、エスプレッソは、おいしくお出しできるようになったと思っています。(次はデザインカプチーノもガンバリマス!)

阿部バリスタは、すばらしい技術とサービスを併せ持つバリスタ、というだけにはとどまらず、活躍の場をいろいろなところに広げていて、その話は聞くたびにおもしろく、どんどん飛躍していくその姿は眩しいかぎりです。今年は、ついに、ジャパンバリスタチャンピオンシップという、難関にも挑戦されるそうで、とっても楽しみです。私たちも陰ながら応援してますよ~!

同じ店にいた彼が頑張っている姿は、ほんとうにいい刺激になります。私たちももっと頑張ろうという、熱い思いにさせてもらいました。

この夏のお客様 ①

2009年08月22日 | よもやま話
長いこと、ブログをお休みしてしまい、失礼致しました。うかうかしているあいだに、8月ももうすぐ終わろうとしているし、朝晩は秋の気配を感じるようになってきました。気を引き締めて、またブログも書いていこうと思います。

この夏のあいだに、いろいろな方が当店を訪れてくださり、私たちにたくさんの刺激を与えてくださいました。

その筆頭は、われらが師匠の渡辺陽一さん。約1年ぶりのご来店でしたので、かなり緊張しました!!うちの繊細なシェフは、がちがちになり、胃をキューンとさせてました!優しい素敵な笑顔の中にも鋭い視線がつきささり、私たちの背筋はピーンと張りつめ、ほんのひとときでしたが、とてもいい緊張感を味わい、気の引き締まるディナータイムとなりました。初心忘るべからず。これからも、渡辺さんがいついらっしゃっても、恥ずかしくない店作りを続けて行きたいと思います。



梅ジュース

2009年07月01日 | よもやま話
ようやく梅雨らしくなってきました。

私の梅雨の楽しみは、「梅」です。
二宮に引越してきて、4回目の梅雨ですが、ご近所の方に、梅干や梅ジュース、梅酢や梅ジャムなどなどの作り方を教えていただき、毎年作るようになりました。この梅ジュースをお店でも去年お出ししたところ、人気があったので、今年はお店用に少し多めに仕込んでみることにしました。


ご近所の方の、やはり無農薬の完熟梅です!とってもいい香りです!

皆さんの話では、今年は、いつもより収穫が少ないそうですが、ありがたいことにうちにも分けて頂けました!感謝して大事に使わせていただきます。

それにしても、このあたりには季節ごとにおいしいものがいっぱいで、引越してきてよかったと、しみじみ感じます。
おいしい飲み頃になったらお出ししますのでお楽しみに。


ルスティカのあれこれ②

2009年04月16日 | よもやま話
店名を考えてくださった方、渡辺陽一さんには大変お世話になりました。

夫は、以前、目黒川沿いのレストランでお客様と楽しそうにお話をする渡辺さんの姿を窓越しによくお見かけして、あこがれて、そこで働かせていただくようになりました。そしてその後、渡辺さんが総料理長として新しくお店を立ち上げることになった際に、そちらへひっぱっていただいたのです。

私は、コック見習いとしてとあるレストランでアルバイトをしていた迷える子羊だった頃、幸運にも渡辺さんに拾っていただきました。

こうして私たちの渡辺さんのもとでの修行が始まりました。

渡辺さんは、以前イタリアに10年滞在されていた方で、そのレストランでは、できるかぎり本場そのままのアレンジしない本物のイタリア料理をお客様に食べていただこうとされていました。料理はどれも、素朴で本当においしく味わい深いものばかりで、イタリア人が昔から受け継いできたその料理のすばらしさに、私たち自身も作るたび、食べるたびに感動するばかりでした。

ルスティカでお出しする料理は、そういった、イタリア各地に伝わる伝統的な地方料理です。イタリア人が親から子へと代々長い年月をかけて受け継いできた料理は、イタリア全土に無数にあります。そのすばらしい料理を皆さまに味わっていただけるよう、少しずつではありますが、これからも日々勉強を続けていきたいと思っています。

ルスティカの厨房には、以前のお店で一緒に撮った渡辺さんの写真がかかっていて、夫は「いつも見られてるようで緊張する」と言いながらまじめな顔で料理を作っておりますが、お召し上がりいただくお客様のお顔は笑顔になりますように。

ルスティカのあれこれ①

2009年04月12日 | よもやま話
今回は、ルスティカの店名のことや自分たち自身など、ルスティカに関わるあれこれをお話しさせていただこうと思います。

お店の名前については、ずいぶん前から考えていて、候補はいくつかあったのですが、なかなかこれだと決められずにいました。

そんな頃、あれはたしか、オープンの半年くらい前に、私たちの恩師、渡辺陽一さんとフランス料理店でお食事をご一緒させていただく機会がありました。渡辺さんのことは後ほどお話いたしますが、おいしい料理をいただきながら、渡辺さんに、店名の相談をしたところ、どのような店にしたいのかを聞かれました。思いを伝えると、すぐにいくつかのイタリア語をポンッポンッと出してくださり、その中のひとつが「ルスティカ」だったのです。「ルスティカ」という言葉の響きとその意味に、私たちはふたりともこれだっ!と瞬間的に思いました。「ルスティカ」とは、'素朴な' とか '田舎' といった意味で、私たちがこれから作っていくお店や料理、雰囲気や環境、それに私たち自身(!?)と全てにぴったりの言葉だと感じたのです。

このような名前を考えて下さった渡辺さんに本当に感謝しています。

話が長くなりそうなので、この続きはまた後日に。

申し遅れましたが、これが私たちです。谷川と申します。よろしくお願いいたします。



栃木県のナポリピッツァのお店「ヴィア ナポリ」

2009年03月29日 | よもやま話
イタリアパン工房「パネム」さんへ行った翌日、栃木県矢板市にある、ナポリピッツァのレストラン「ヴィア ナポリ」さんに行ってきました。

こちらは本格的なナポリスタイルのピッツァが食べられるお店で、ご主人は、以前私たちと同じレストランで一緒に仕事をしていたピザ職人さんです。おととしの冬、奥様と一緒にお店を立ち上げたので、早く訪れたいと思っていてようやく叶いました。

お店の外観から内装まで、ナポリピッツァのお店らしく、明るくて気持ちがよく、ここまで素敵なお店だとは想像していなかったので感激です!薪窯もナポリから取り寄せた、黄色のかわいらしい窯で、いい雰囲気をだしていました。
ピッツァは3種類いただき、サイズもしっかりナポリサイズで、とーってもおいしく満腹で幸せでした。ちょっとうちからは遠いけれど、車で日帰りでも行ける距離なので、またおいしいピッツァを食べに行こうと思います。

一緒に仕事をしていた頃と変わらず、まじめで誠実な人柄がお店によーく出ていました。遠く離れた場所で頑張っている仲間の存在は、私たちにとっても励みになります。
「ヴィア ナポリ」さんにもやっぱり、乾杯!

イタリアパン工房「PANEM」さんに行ってきました②

2009年03月23日 | よもやま話
益子町のイタリアパン工房「PANEM」さんに私たちが到着したのは午後2時ごろでした。工房では、店主のイタリア人のパオロさんとお弟子さんの二人で、焼きあがったパンを薪窯からひとつずつ木製のへらで出している最中でした。
 
焼きあがったばかりでパチパチと音を立ててたたずむパンは、とってもいい匂いです!

そう、こちらのパンは全て薪窯で焼いているのです!!
でも、私は勘違いをしていたことに、気がつきました。

パンを取り出した後に、窯の中には炭も灰も残っていなかったのです。
てっきり、ピッツァと同じように、窯の中で薪に火を入れた状態でパンを焼いているものと思っていたら、そうではなく、窯の中に薪を燃やして高温になったところで、全ての薪を取り除き、そこにパン生地を入れて、余熱で焼いていたのでした。
よく考えれば、ピッツァは一瞬で焼きあがりますが、あの大きな2kgのルスティコはそうはいかないですものね・・・。実際に見に行ってよかった。。。

そのあと、窯の説明や素材の話、それから益子町に去年一家で移住して工房を立ち上げるまでのドタバタ奮闘ぶりなど、たくさんのお話を聞かせていただき、パオロさんのパン作りへの情熱をより感じることができました。

「PANEM」さんに興味のある方はぜひホームページをご覧になってみてください。http://panem.jp/

ルスティカではいつも「ルスティコ」しかお出ししていないのですが、この日は「胡桃と松の実と国産蜂蜜」のパンと「レーズン」のパンと「無花果」のパンも購入して帰り、お店でもお出ししましたが、どれも本当においしかったです。(現在はいつもの「ルスティコ」だけお出ししています。)

こんなにおいしいパンを作るパオロさんですが、これからももっといいパンを目指していくとおっしゃっていました。私たちも同じく、ルスティカをもっといい店にしていこうと思ってます。。。「PANEM」さんとの出会いに乾杯!!です。

おわり。

イタリアパン工房「PANEM」さんに行ってきました①

2009年03月22日 | よもやま話
今月の連休に、栃木県の益子町にあるイタリアパン工房「PANEM」さんに行ってきました。ルスティカでお出ししているパンは、パネムさんの『ルスティコ』というイタリアの伝統的なパンです。

名前が同じなのは偶然なのですが、運命的な出会いをを感じて嬉しく思っています。ちなみに、ルスティコ(カ)とは "素朴な" とか "田舎" といった意味です。カウンターの上にいつも鎮座しているこのパンは、お客様から「あれは本物?」「食べられるの?」とよく聞かれます。何しろ、約2kgもあるのですから!当店ではこれをスライスして、焼き目をつけ、にんにくを軽く擦って極上のオリーブオイルをかけてお出ししています。名前のとおり、素朴で味わい深くて、料理との相性がとてもよく、当店にはなくてはならない存在になっています。

パネムさんの工房は、益子町の中の静かな里山にありました。

続きはまた後日・・・。