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■NHK 朝の連続ドラマ小説 リスト②
❖ 1980年(昭和55年) ❖
26.虹を織る(下半期)
作:秋田佐知子
主な出演者:
紺野美沙子 長門裕之 新珠三千代
水野久美 岩本多代 芦屋雁之助
城下町・萩に生まれ、青春の情熱を宝塚歌劇団の舞台にそそぐヒロインが、退団した後も絶えず新しい生き方を求め続けたその半生を、激動の昭和史の中で、詩情とユーモアを交えながら明るくさわやかに描く。
❖ 1981年(昭和56年) ❖
27.まんさくの花(上半期)
作:高橋正圀
主な出演者:
中村明美 生井健夫 倍賞千恵子
平淑恵 横山万里子 下川辰平
秋田・横手市に育った芸大(油絵)志望の女子高生が、受験失敗、浪人生活、アルバイト、就職、失恋など数多くの体験をとおして明るくたくましく成長していく2年間を描く。
28.本日も晴天なり(下半期)
作:小山内美江子
主な出演者:
原日出子 津川雅彦 宮本信子
鹿賀丈史 牧伸二 小柳英理子
昭和元年、東京人形町に生まれた女性が、NHKのアナウンサーをふり出しに、戦後はルポライター、そして作家の道を歩んでゆく姿を、昭和の世相をからめながら描く。
題名は当時、マイクテストで使った言葉から。
❖ 1982年(昭和57年) ❖
29.ハイカラさん(上半期)
作:大薮郁子
主な出演者:
手塚理美 木村四郎 三國一朗
藤村志保 坂上二郎 根岸季衣
ジュデイ・オング 尾藤イサオ
明治時代、海外留学生としてアメリカの空気に触れて帰国した“ハイカラ娘”が、中伊豆に当時珍しかった外国人用ホテルを作り上げる奮闘記。
『おはなはん』以来の明治女性の一代記もの。
30.よーいドン(下半期)
作:杉山義法
語り:真屋順子
主な出演者:
藤吉久美子 南田洋子 新井春美
大木実 馬渕晴子 山田吾一
昭和初期、大阪・北浜の株屋の少女が、走る能力を見出されオリンピックへの夢を抱くものの家業の倒産から断念。
道頓堀の芝居茶屋、舞鶴の駅弁屋、そして戦後再び道頓堀と、人生のマラソンを走り抜く。
❖ 1983年(昭和58年) ❖
31.おしん
作:橋田壽賀子
語り:奈良岡朋子
主な出演者:
乙羽信子 田中裕子 小林綾子
渡瀬恒彦 長岡輝子 並木史朗
泉ピン子 伊東四朗 渡辺美佐子
明治34年、山形の寒村に生まれた“おしん”が、奉公、髪結い修業、結婚、戦争、スーパー経営など、さまざまな辛酸をなめながら、激動の時代を必死に生きる姿を1年間にわたって描く。
❖ 1984年(昭和59年) ❖
32.ロマンス(上半期)
作:田向正健
語り:八千草薫
主な出演者:
榎木孝明 辰巳琢郎 樋口可南子
小宮久美子 中条静夫 船越英二
岸田今日子
日本映画の草創期である明治末期、北海道から上京して活動写真に情熱を注ぎ、やがて映画監督になる2人の青年を中心に、映画が庶民の娯楽になっていく過程を描いた。
『おはなはん』以降の『朝ドラ』では、初の男性が主役。
33.心はいつもラムネ色(下半期)
作:冨川元文
語り:ミヤコ蝶々
主な出演者:
新藤栄作 藤谷美和子 美木良介
真野あずさ 中村嘉葎雄 野川由美子
戦前戦後の大阪を舞台に、漫才を大衆芸能の覇者に育て上げた漫才作家・秋田実の生涯をモデルにした笑いの昭和史。
漫才を愛した男のユーモアと、機知に富んだ反骨の半生を描く。
❖ 1985年(昭和60年) ❖
34.澪つくし(上半期)
作:ジェームス三木
主な出演者:
沢口靖子 川野太郎 桜田淳子
津川雅彦 加賀まり子 草笛光子
柴田恭兵 明石家さんま 根岸季衣
“陸者”と“海者”が対立する漁港の町、千葉・銚子を舞台に、しょうゆ醸造を家業とする旧家の娘と、網元の長男が、2つの世界の壁を越え、波乱万丈の人生を歩みながら愛をはぐくむ純愛物語。
35.いちばん太鼓(下半期)
作:井沢満
音楽:大野雄二
主な出演者:
岡野進一郎 三田寛子 渡辺美佐子
芦屋雁之助 上原謙 三林京子
馬渕晴子 藤真利子 岸田智史
昭和40年代の九州と大阪を舞台に、親子三代の演劇一座に育てられた主人公の青年が、出生の秘密を知り実の母を捜しながら、大衆演劇の新しい旗手となるまでを描く。
❖ 1986年(昭和61年) ❖
36.はね駒(上半期)
作:寺内小春
音楽:三枝成彰
語り:細川俊之
主な出演者:
斉藤由貴 樹木希林 渡辺謙
丹阿弥谷津子 美保純 ガッツ石松
地井武男 沢田研二 小林稔侍 山内明
明治から大正にかけて活躍した女性記者、磯村春子がモデル。
福島県相馬に育った“はね駒”(おてんば娘)が仙台の女学校で英語を学び、上京。
結婚、出産の後、新聞記者の道をひらく。
37.都の風(下半期)
作:重森孝子
主な出演者:
加納みゆき 松原千明 黒木瞳
柳葉敏郎 西山嘉孝 久我美子
村上弘明
戦中戦後の動乱期に、京都のしにせの繊維問屋の三女に生まれ育ったヒロインが、店の後継ぎのことで父に反抗して家出。
大阪や奈良で自分の道を自分の力で切り開き、持ち前のバイタリティーで精一杯に生きていく。
❖ 1987年(昭和62年) ❖
38.チョッちゃん(上半期)
原作:黒柳朝
主な出演者:
古村比呂 世良公則 佐藤慶
由紀さおり 前田吟 佐藤オリエ
役所広司 春風亭小朝
北海道の大自然で自由奔放に育った少女が、進学した東京の音楽学校で天才バイオリニストと出会い結婚。
戦時色が濃くなる中でも自由な精神を大切に、困難に立ち向かう。
黒柳徹子の母・朝(ちょう)さんの半生のドラマ化。
39.はっさい先生(下半期)
作:高橋正圀
語り:樫山文枝
主な出演者:
若村麻由美 渡辺徹 中村嘉葎雄
平淑恵 真野あずさ 岸部一徳
井川比佐志 小林千登勢
東京・浅草に生まれ育った江戸っ子娘が、昭和6年、大阪の男子中学の英語教師に。
“はっさい”(関西の古い言葉で、おてんばで気が短いこと)な先生が奮闘する「女版・坊ちゃん」。
❖ 1988年(昭和63年)
40.ノンちゃんの夢(上半期)
作:佐藤繁子
音楽:渡辺俊幸
語り:中村メイコ
主な出演者:
藤田朋子 中村梅之助 中原早苗
竜雷太 丘みつ子 山田邦子
西村知美 鈴木保奈美 石黒賢
役場勤めをやめて高知から上京したヒロインが、戦後の混乱期、失敗や苦労を乗り越え、女性のための雑誌創刊という夢を実現。
女性の社会進出が困難な時代に活躍するキャリアウーマンの青春物語。
41.純ちゃんの応援歌(下半期)
作:布勢博一
語り:杉浦直樹
主な出演者:
山口智子 高嶋政宏 川津祐介
伊藤榮子 桂枝雀 笑福亭鶴瓶
白川由美 細川俊之 浜村純
戦後の関西(和歌山、大阪、兵庫)を舞台に、野球の大好きな女性が、甲子園球場近くに旅館を開き、「高校球児の母」と呼ばれる女将さんになるまでの半生を描く、涙と笑いとペーソスの物語。
❖ 1989年(平成元年) ❖
42.青春家族(上半期)
作:井沢満
音楽:羽田健太郎
主な出演者:
いしだあゆみ 清水美砂(現・美沙)
橋爪功 陣内孝則 遙くらら
所ジョージ 加藤昌也 逸見政孝
高品格
デパートで20年働き続けてきた団塊の世代の母と、漫画家志望の娘。
現代の東京と西伊豆・土肥を舞台に、異なる世代のヒロイン2人がさまざまな問題を通じてお互いを理解し、成長する物語。
43.和っこの金メダル(下半期)
作:重森孝子
主な出演者:
渡辺梓 田村高廣 吉村実子 竜雷太
桂三枝 桂小米朝 新藤栄作 荒井紀人
石橋保
昭和30年代、山口県の高校時代から就職先の大阪の会社まで青春をバレーボールに燃焼させたヒロイン。
「東洋の魔女」のような名選手にはなれないが、自分なりの「人生の金メダル」をめざして力いっぱい生きていく。
❖ 1990年(平成2年) ❖
44.凛凛と(上半期)
作:矢島正雄
主な出演者:
田中実 荻野目洋子 野村宏伸
梨本謙次郎 神田正輝 イッセー尾形
永島暎子 松山英太郎 真野響子
ハナ肇
ラジオもなかった大正時代、富山湾に浮かぶ“しんきろう”をきっかけに電気映像(テレビジョン)を夢みた魚津生まれの農家の次男坊が、上京、英国留学し、テレビの開発に情熱を注ぐ愛と友情の青春ドラマ。
45.京、ふたり(下半期)
作:竹山洋
語り:野際陽子
主な出演者:
山本陽子 畠田理恵 中条静夫
篠田三郎 荒木雅子 新井春美
范文雀 東千代之介 津島恵子
130年続く京漬物のしにせが舞台。
跡取り娘が、幼いころ離婚して自立の道を歩んでいた母と18年ぶりに再会。
この母娘2人のヒロインのかっとうや家族のきずなを、変貌する京都の町を背景に描く。
❖ 1991年(平成3年) ❖
46.君の名は
原作:菊田一夫
語り:八千草薫
主な出演者:
鈴木京香 倉田てつを いしだあゆみ
加藤治子 布施博 田中好子
古舘伊知郎 橋爪功 佐藤友美
樹木希林 平田満 宍戸錠
昭和27年から2年間ラジオ放送されてヒットした同名ドラマのテレビ版。
東京大空襲の銀座・数寄屋橋で出会った2人の運命的なラブストーリーが全国を舞台に繰り広げられる。
1年間放送。
❖ 1992年(平成4年) ❖
47.おんなは度胸(上半期)
作:橋田壽賀子
語り:奈良岡朋子
主な出演者:
泉ピン子 桜井幸子 藤岡琢也
藤山直美 園佳也子 香川照之
伊藤美奈子 林美智子
温泉ブームに乗り遅れた関西のしにせの温泉旅館を舞台に、後妻として嫁いだ女性が母として、妻として、女将として、義理の娘とともに旅館を支えようと奮闘する姿を描く。
48.ひらり(下半期)
作:内館牧子
音楽:中村正人(ドリームズ・カム・トゥルー)
主題歌:ドリームズ・カム・トゥルー
「晴れたらいいね」
語り:倍賞千恵子
主な出演者:
石田ひかり 鍵本景子 池内淳子
伊東四朗 伊東ゆかり 伊武雅刀
渡辺いっけい 花沢徳衛 石倉三郎
島田正吾
東京下町を舞台に、相撲が大好きなヒロインが、近所の町医者をめぐって姉と繰り広げる恋の騒動をコミカルに描いた青春物語。
下町情緒、相撲部屋の日常とともに、若い女性の本音を描いた内館牧子の脚本が話題に。
❖ 1993年(平成5年) ❖
49.ええにょぼ(上半期)
作:東多江子
主題歌:中山美穂
「幸せになるために」
語り:室井滋
主な出演者:
戸田菜穂 榊原利彦 板東英二
香山美子 柴田恭兵 和田アキ子
的場浩司 林与一 丹阿弥谷津子
新婚早々、実家の京都・伊根町に近い舞鶴の病院に赴任した若き女医が、別居婚などの試練にもまれながらも、医師として人間として“ええにょぼ”(内面外面の美しさを備えた美人)に成長していく姿を描く。
50.「かりん」(下半期)
作:松原敏春
音楽:渡辺俊幸
主題歌:井上陽水
「カナディアン・アコーディオン」
主な出演者:
細川直美 つみきみほ 筒井道隆
十朱幸代 石坂浩二 林泰文
貴島サリオ 佐藤B作 榎木孝明
岸田今日子 小林桂樹
男女共学の始まった昭和23年から39年までの時代を背景に、信州諏訪のしにせみそ屋の一人娘が、恋や友情そして家族とのかっとうを経て成長し、傾きかけた生家を盛り返す半生を描く。
『朝ドラ』50作目。
〔情報元 : NHK アーカイブス〕
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