危険物処理班を呼べ！

ブログ二年目の初めての記事ですね。

ここはもう心機一転ということで、最初に書く記事はさわやかなすがすがしいものを題材として取り上げたいですね。

二年目の頭を飾るわけですから、それ相応のものを持ってこなければならないでしょう。


では、夏の終わりに起こった、ちょっと素敵なお話をご紹介します。







あれは夏休み実家から帰ってきて久しぶりに旭川の自宅に戻った時のことでした。

北海道とはいえ、まだ暑さが残る、そんな夏の日のことです。


久しぶりに我が家に戻り、買ってきた飲み物を冷蔵庫に入れようとしたときのことです。


冷蔵庫を開けたとたん・・・



・・・！！



なんだこの臭気は！？




鼻が曲がりそうなすっぱい匂いが我が冷蔵庫から漂ってくるではありませんか。

慌てて冷蔵庫を見渡すと・・・
















（※言い忘れてましたが、今回の記事にはグロ画像が多く使われておりますので、そういうのが苦手な方は閲覧を中止してください。あと食事中の方の閲覧もお勧めできません）


























なんということでしょう。


何者かが私の留守中に我が家に侵入し、謎の汚染物質を仕込んでいたようです。







やばい・・・！



直感的に私はそう判断しました。

まさかこんなところまでアルカイダのテロの魔の手が迫ってきていたとは知りませんでした。


化学兵器を使ったテロなど言語道断、人道的見地からも許されない行為です。




しかしここでテロリストを口汚く罵っていても仕方ありません。


とりあえずこれをなんとかしなければ！



よし、危険物処理班出動！






オウ！






ザッザッザッザッザッ・・・！！







隊員A「隊長！全員配置につきました！」
隊長「よし、全員心してかかれ！」
全員「アイアイサー！！」





まず冷蔵庫からこの汚染物を除去しなくてはなりません。




隊長「よし、除去作業を行う！隊員B、やってくれたまえ！」
隊員B「じ、自分がでありますか！？」
隊長「君が一番この施設のことを熟知している。さあやれ！」
隊員B「・・・！了解！」





あ、ちなみに隊員Bもなにもかも私なんですがね。








隊員B「くぅ・・・においが目に染みてくるようだぜ・・・！！」
隊員C「この汚染物質は防護服さえも浸食するのか！？」





なんとか汚染物質が入れられているビニール袋を指でつまみあげることに成功。


この後慎重に流しにもって行くことに。




隊長「ここでほんの少しでもこぼしたら世界（私の部屋）は終わりだ！絶対にしくじるなよ！」
隊員B「心得ております隊長！しかしなんという匂いだ！！」





・・・・・・そしてなんとか流しまで到達することができました。












隊員B「はぁっ・・・はぁっ・・・！」
隊長「ご苦労隊員B」
隊員A「しかしこれは・・・」
隊員C「・・・レタスのようにも見えるが・・・それにしてもこの茶色い液体はなんなのだ・・・！」
隊長「ではこれから中身の分析に入る！」






おそるおそる袋の口をあけてみますと・・・


























・・・・・・・・・・・・・・・！！！！！！！！！







ものすごい臭いです。やばいです。




隊員C「グハッ！！」
隊員A「C！しっかりしろ！大丈夫か！？」
隊員C「・・・だめだ・・・どうやらオレはここまでみたいだ・・・」
隊員A「ばかやろー！メリーはどうなる！？来月結婚するんだって言ってたじゃないか！！死ぬなー！Cぃぃぃぃぃ・・・！！！」
隊員C「A・・・メリーを頼む・・ぞ・・・」



ガクッ・・・



隊長「・・・なにをしている。任務を続行しろ」
隊員A「あんたって奴は・・・！」
隊員B「よせA！ここはこの汚染物質を何とかすることが先決だ。このままだとオレたちまで危ない」
隊員A「くっ・・・・！！」


隊長「では隊員A、慎重に中身を少量、サンプルとして取るんだ」
隊員A[・・・了解」




隊員A（くそ・・・隊員が一人死んだっていうのになんて奴だ。奴には血も涙もないのか！？）


隊員B「ばか！A！集中しろ！！」
隊員A「（ハッ）しまっ・・・・・！！」






ドサァッ！！














隊員A「うわああああああああああっ！！！！」
隊長「なにしてる！下がれ！！」


ドンッ！！



隊員B「た、隊長！！Aをかばって・・・」

隊長「ぐおおぉぉぉおおお・・・！！」
隊員A「隊長ー！！」
隊長「この汚染が漏れることだけは・・・食い止めるッ！！」


隊員A・B「たいちょおおおぉおおおおぉおぉぉぉぉぉ！！！！！」






・・・・・・・・・・・・・こうして汚染物質は、厳重に封印された上で燃えるごみに出されました。


しかしこの事件の解決には隊員C、そして隊長という尊い犠牲があったことを私たちは忘れてはなりません。


今はもう見ることのできない四人の勇姿






そして私は、国際社会の敵であるテロの撲滅を心より誓ったのでした。






ちなみに汚染物質は化学分析の結果、５月頃に出荷されたレタスであったことが判明しており、改めてレタスの恐ろしさが浮き彫りになったのでした。







おまけ



プチトマトも大変なことになってました。