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座運(蔵干十二運)について

2010-11-02 00:22:52 | 四柱推命

「数日以内」とブログに書いた以上はやろうと思い、ちょっと無理はしましたが、なんとか修正作業を終えました。たぶんエラーは出ないはずですが、もし出るようならば連絡ください。

「CIの保管庫」→「freesoft」→「四柱推命

一応、色々細かな手入れをしていますが、基本的には前バージョンと同じです。
ただし、部分的に変更した箇所があるので、ここに書いておきます。座運(白帯では蔵干十二運に当てています)についてです。

前々から、この座運については考察を繰り替えてしてきているんですが、しばらく二つのタイプでどちらか悩んでました。どちらとも取れそうで決めがたい感じがしていたからです。
以下に、今回のバージョンで用いている方法と、これまで用いていた方法を列記しておきます。




Aが前回(通常版:0.841β3, 別法版:0.861β3)までのバージョンで使っていたタイプで、Bが今回(通常版:0.842β4, 別法版:0.863β4)で採用しているものです。どちらにしても僕のオリジナルだと思ってます。

表の見方ですが、色がついている上二つが日柱蔵干から、その下が日干から求めるときの十二支です。読み方は同生同死も陽生陰死の表も同じですので、仮に陽生陰死のを使って説明します。

たとえば、甲申日の生まれの人で、蔵干が庚の場合、甲に対する子は沐浴となりますが、蔵干庚にとっての子は、タイプAでは建禄、タイプBでは帝旺という風にしています。現在のバージョンではBを採用しているので帝旺が出てきます。

大雑把に言って、春夏秋冬の四季もしくは旺相死囚休がワンシーズン(矩:90度か三合:120度)ずれた形になっています。というか、色々実例と見比べたり考えたりした挙句、そうしました。でも、これが合っているかどうかの確信もまだないので、今はただ「僕はこう考えています」程度に受け止めてください。

そして、この考え方を広げて蔵干を含めた際の五行の力量計算にも適用しています。いや、順序としては、先に五行の力量計算の設定を考えている時にワンシーズンずらす方法を思いついて、それを座運にも応用したという経緯でしたが、まあ、今更どっちでもいいか。

ともかく、この辺はグラフにおける視覚的な心理効果にも関係してくるので、ちょっと敏感なというか神経質になりがちな問題になってます。今回のバージョンアップで両方を選択できるようにしようかとも考えてましたが、やらず終いでした。こだわりがある方は、一応、両方を比較してみるか、あるいはご自身で探求されてみるとよいかもしれません。

ではでは、また。



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