With the I Ching

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白帯各版の修正バージョンをUPしました。

2010-12-20 19:24:53 | 四柱推命

この頃書いていた五行の力量の修正作業と、通常版および別法版の操作性の改善作業を終えたので、サイトにUPしました。

「CIの保管庫」→「フリーソフト」→「四柱推命白帯

どの版にも上図のような「五行の力量計算を新方式にする」というチェックボックスを入れました。これのON/OFFで、新方式と旧方式とを切り替えられます。

今回の修正では、これまで(=旧方式)根の力量が均一になっていたのを根の数によって3分の1にしたり、半分にしたりしています。要するに、孟(生:寅巳申亥)・仲(旺:子卯午酉)・季(墓:丑辰未戌)によって大まかに調整しただけです。各根の配分まで考えていません。というより、今の作り方だと根を個別に設定することが困難だったので、今はそうしています。

それと、別の理由もあります。五行の力量には、この根の概念の他に、旺相死囚休という季節と日干との絡みも関係しているからです。そういうわけで、根は根(もしくは土壌の意味)として概念的に捉え、具体的な数値の操作に関しては旺衰に反映させる形でいいのではないかと考えました。

ところで、修正版として新方式を作ったことで喜忌判定の基準そのものが変わってしまったので、今Beta5としている喜忌の部分を根本的に見直す必要性が出てきました。なので、現状の喜忌判断については、あまり信憑性はないと思ってください。

 

それはそうと、これで一つ、やろうと思ってたことを達成できました。

相性版の作成は、僕の中では結構、ついで的なものだったんですが、作ってみると意外に面白さも出てきました。中でも一番興味深かったのは、誰かとの相性ではなく、自分自身の性別を変えたものとの比較。これを見ていると、なぜ四柱推命を含めた東洋占術では性別分けするのかと、改めて考えさせられて興味深いです。

以下、メモ書きです。今後、四柱推命白帯のバージョンアップとして考えていること。

1.蔵干の行運での別の利用法(各柱の個別の深浅を反映させるかどうか)

2.栄枯盛衰グラフの補正手段として、命宮干を利用するかどうか。またその配分。

3.世柱干支を表示させるかどうか。(通常版での栄枯盛衰グラフに関係)

4.喜忌判定方法についての見直し。

5.大運と年運、年運と月運という風に、五行の力量を合成したほうがいいかどうか。もっと言えば、大+年+月(+日)の合成値を出すかどうか(それぞれで影響力は変えるとして)

6.通変や十二運同士の関係性および数値化についての追跡調査と改良。

7.数ある選択項目を減らすべく、それぞれで何が有効か、または正しいかを検討する。

8.必要とそうでない項目の見極め。(簡易版もしくは軽量版への準備)

9.ExcelVBAでなく、別のプログラミングで作れるように勉強するか(自力本願)、有志者(ボランティアで作ってくれる人)にお願いする(他力本願)。どっちにせよ、Excelではユーザーに制限が出てしまうので、いつかは何とかしないといけない。

 

・・・まあ、こんなところ。

 

追記:

10.保留中の干合・支合・支冲の変化を組み込むかどうか。(ただ、かなり複雑になりそうなので、むしろできるかどうかが問題・・・)



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