猫屋敷に住む人

家ではいつも猫が足元に絡みついてきて、

とてもあるきにくい。


階段なんてのは、

ジェットコースターより危険。


今朝、

二階へ上がろうとすると、

いつも通り、ついてこようとする猫ら。


ここは猫らと勝負や！


と、階段を猛ダッシュ。

上がりきって、


どや！


と振り返ると、

誰もいない。


毛が舞ってるだけの階段。


二階から一階を見下ろすと、

目を真ん丸にして私を見る猫ら。



なんで、ひいとんねん。



こんにちは、

メメです。


今朝、友人が自宅の鍵を忘れた、と、

合鍵が置いてある我が家にやってきました。


もう、どんくさいなぁ、

と、玄関前で鍵の受け渡しをしていると、

「猫ちゃんかわいいですねぇ」

とご近所さん。


階段や部屋の窓から、

いつも猫が外を見ているらしい。

うちの猫に癒されているらしい。


そうなんですよ、

うちの猫かわいいんですよ、

と挨拶を交わした後、

ふと、自分らを見ると、


私はいつものハートまみれの猫耳パジャマ、

友人は毛玉だらけのキティちゃんのスウェット。


クソださい二人。

とんだ恥さらし。