吉本ばなな

バイト終わってからラグで寝てしまってたわ。

ぞっとするほど気持ちよい眠りやった。


しっかり洗濯だけはしてたからよかったけど。

ぞっとするほどしっかり者やろ？


でな、洗濯が終わった音で起きてん。

ぞっとしたわ。


…シャワー

　…あびてない。


ぞっとするほど汗かいたのに。

こらクサイわと思って、香水ふったらふりすぎた。

ぞぞぞっとふりすぎた。


よけクサイ。


この香水、ぞっとするじぇいこふに「それクサイ」って言われた香水やねん。



今な、立て続けに３、４冊くらい吉本ばななの本読んでんねんけど、

キッチン
白河夜船
とかげ
ハチ公の最後の恋人
(今読んでるのがハチ公)

この人、『ぞっとするほど』って言い回しが好きみたいでよう使うねん。

ほんま、ぞっとしすぎやと思うねん。


眠りすぎたらぞっとするし、

キレイな顔みてもぞっとするし、

優しい言葉を聞いてもぞっとするねん。


たまに、ぞうっともするねん。


緊張しすぎや思うねん。

ぜったいオバケ屋敷とか入られへん思うねん。








ぞっとするわ。