cowboy-平松の部屋

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阿部ちゃんの一周忌、2008.04.06

2019-04-17 18:42:23 | 阿部ちゃんの葬儀
阿部ちゃんの葬儀ー2

阿部ちゃんの一周忌  2008.04.08

2008年04月06日 阿部ちゃん(阿部孝夫)の一周忌に浜松へ行ってきました。
参列者は千恵子さん方の親戚、
(阿部ちゃんの葬式参列していた阿部ちゃんの弟さんは同じ病で去年死去されたとの事
そういえば、弟さんは、兄貴と同じ病気なんだよと言ってました)
あとは浜松のバイク仲間、スズキ時代のメカ、ライダーと私が出席しました。
漁師だったころの漁船や、漁具などの始末も終えたそうです。
(漁船はアルミ製で板厚12mmのSPLだと聞いた事があります、阿部ちゃんらしい)
(病気で苦しかった時、気を紛らわしていたパチンコ代も)
そして、阿部ちゃんの弟さんの見舞い、葬儀も終え
やっと落ち着き 千恵子さんは数キロ増えたといっていました。
赤ちゃんだった阿部ちゃんの孫はよちよち歩きになっていました。
一年なんて あっという間ですね、 私も来年の10月で定年退職です。
葬儀、  49日、 一周忌も終え  千恵子さんは ほっとしている事を報告します。
COWBOY-平松

阿部ちゃんの葬儀、平松君やってくれる

2019-04-16 23:31:18 | 阿部ちゃんの葬儀
阿部ちゃんの葬儀ー1 

チエコさんが”花が多くて、葬儀どうして良いか解んない、平松君やってくれる”

阿部ちゃんが亡くなった報を聞いて、会社に行っても何も手に付かず、上を向いて涙がコボレナイ
様にしているだけで、居ても立ってもおれず、喪服を車に放り込んで、直ぐ阿部ちゃんのところへ
とんで行きました。葬儀社の名称しか解らず、30数年ぶりの浜松、やっとのことで葬儀社を探し
阿部ちゃんが居る葬儀社の安置所ヘ、皆さんが知ってる太った阿部ちゃんからスズキ時代の60
Kg台ぐらいになってました、ガンで苦しかったでしょうが、解放されたような静かな顔になってま
した。阿部ちゃんの顔を見て少し安心して、『苦しかったろう、ご苦労さん、阿部ちゃん』
通夜の前々日、葬儀社の安置所で阿部ちゃんの嫁さんのチエコさんが ”平松、タカちゃん(阿部孝夫)
の隣で寝てやんな、アンタは私より長くタカちゃんの嫁さんだったからね
。” そしてね、花輪、花が
たくさん来てるの50以上もだよ、”葬儀どうして良いか解んない、平松君、やってくれる

いつもは、平松、おい平松、だけどこの時は確か、平松君だったと記憶している
小島さんからは、阿部の葬儀の日に手術するから、出席できない。私が花輪をお願いすると、
お前に任せる、阿部の葬儀をお前がしっかりやれと頼まれてました、花輪は3メーカーから(Kからは
なし後述)、花はタイヤメーカー、出版社、ジャーナリスト、レースショップ、ライダー、漁業系、地元、友人、阿部家から
から来ており、BIKE、レース業界とは無縁なチエコさんでは到底無理でしょう、
解ったオレが仕分けるするよ、 阿部ちゃんといっしょに スズキ→カワサキ→HRCと渡り歩いて
実戦にも顔を出していたから花を仕分けるのは、自分が適任だよなあ、でも出版社、
ジャーナリスト系は苦戦しそう 阿部ちゃん、顔が広かったからなー。さすが、阿部チャン、Y(普及本部)
からも花輪が来てるよ、アレ カワサキから来てないな、私が仕切っていてカワサキの花輪がなかった
では、後でカワサキに怒られそう、すぐにカワサキの先輩にTELし花輪を準備してもらいました。
祭壇の右側にはHM,HRC,カワサキ、漁業(漁師アベ)、阿部家、左側にはKE,、スズキ、ヤマハ、出版社、
ライダー、友人と花輪、花をレイアウトしました。そう阿部ちゃんの娘婿の消防署からも花が来てました。
 通夜、葬儀の受付のレース、マスコミ系は私とN子(チエコさんの妹)さん、Mss(浜松製作所)は橋本さん
地元、友人系はチエコさんの弟に担当してもらいました。屈強そうな鈴江さん、8対の相棒の編集長
青木さんが憔悴しきってましたね。ちょっと太った平さん(汚れた英雄)が記帳に来た時に、N子
さんのお尻あたりを突いたら、まだあんたは……なのって怒られました。違うよ有名なタイラさん
(資生堂、テック21)が葬儀に来てくれたから知らせたのに、知らんよそんな人でした。
友人代表の弔辞で、阿部ちゃん平松だよ………、阿部ちゃんオレ達を育ててくれた、利一さんに
有難うって言ったかな言って無いなら、言っておくよ。カワサキでは良いBIKEつくったね楽しかったね、
HONDAで阿部ちゃんと開発し偉くなった方がいたねー。チエコさんが一番阿部ちゃんを支えてくれ
たんだよ感謝したかな
と言ったつもりだったけど、よく覚えてないし、DVD(葬儀の映像)では
小さい声で聞き取れない。葬儀後、仏様になった阿部ちゃんの仏壇のある部屋に又、泊まり、
チエコさん、7回忌、13回忌に来るからね、呼んでよと言って、埼玉川越(HRCの近く)に帰りました
2019.04.06に阿部ちゃんの13回忌に行ってきました、また彼の仏間で寝ましたが、オイ平松オレ達
の世界(利一さんや、市野さん、バリー・シーンの居る)に来いとまだ言われてません。
 この記事を書(修正)いてると いつも、涙、涙です。

オレのBIKEを作れ、勝ってやる。16インチの乗り方はな、オムスビタイヤといっしょだぜー

2019-04-16 23:21:14 | 阿部語録ーHRC時代
阿部語録ーHRC時代ー4

 オレのBIKEを作れ、勝ってやる。16インチの乗り方はなー、オムスビタイヤといっしょだぜ
実は私はHONDA(HRC)に移籍して、阿部ちゃんのBIKEは設計してません。阿部ちゃんはワークス
系をテストしており、私は市販レーサーを担当しています、、ワークスチームはスタッフが多い為、設計がテスト
に立ち会うことが少ないですが、市販チームは私もテストに立ち会います。そして、市販RS250Rの
フロント16インチタイヤで四苦八苦している私をみて、”平松、オレのBIKEを作れ、勝ってやる、”そして、
フロント16インチの乗り方がある、昔の オムスビタイヤはなあ中間バンクは使えないんだよ、16インチも
同じようにペタット寝かして、グリップを、得るように乗るんだよ
” 事実 レースで勝ってくれました。
そして、ここからが阿部ちゃんの本骨頂(解説です) 16インチも17インチも同じ接地面積(グリップ)を
得る為には 16インチは丸く(幅が広く)、17インチは細長く直進性がでるよなー、16インチは幅が広く
寝かし込み中間でのフラフラ(幅が広い分外乱を受けやすい)をペタットねかし、フロント接地(グリップ)を
軸にRRスライドで方向を変える乗り方が出来たら、速いんだよ。解るかな、K・ロバーツがダート出身で
そのコントロールが巧い、サーリネンはアイスレース出身でそのコントロールはもっと、巧い。そのENGコントロールは
パワーじゃないんだよ、アクセル開度に合った出力なんだよ(いつもの名言)。  W-GPでダンロップの
エンジニヤが16インチはファッションだと言ってました(私はKR500の時にそう言われました)。F・スペンサー
も16インチはコントロール出来たと思います、でもヨーロピアンは17インチ系をチョイスしそうですね。
大岡サバキ(双方0.5インチの損)で16.5インチになったでしょう、納得がいきますか。
現在は17インチになっているようですね

ステダンでもう一話し、死んだふり事件、菅生でステダンロック

2019-04-16 23:15:59 | 阿部語録 -HRC時代-
阿部語録ーHRC時代ー3

 ステダンでもう一話し、死んだふり事件、菅生でステダンロック
ステダンでもう一話し、阿部は本コースに出る前のPITロードエンドで、ステダンを最強にして確認するそう
です。菅生で阿部ちゃんがPITロードエンドで転倒、動きません、ステダンロック(固着)で転倒したそうな
(後日聞きました)するとスズカで一緒(RSC時代)だった○○メカが猛ダッシュで阿部ちゃんに駆け
寄っていきました。.メカが阿部ちゃんのところに着いても、暫く動きません、突然むくって起きて
そして、そのメカがピットロードをBIKEを逆に押して帰ってきました。
そして阿部ちゃんが”誰がオレのところに一番先に走ってくるかと、死んだフリしてたんだよ、よー
解ったよーオメーラ
” と大声で叫んでいました。これが、死んだふり事件、菅生でステダンロック
実に笑えない(後で笑える)事件でした。

プルプルは最高なステダンなんだ、F.タンクの形状も重要なんだよ

2019-04-16 23:03:42 | 阿部語録ーHRC時代
阿部語録ーHRC時代ー2

  プルプルは最高なステダンなんだ、フューエルタンクの形状も重要なんだよ  
ステダンを超硬くすると真っ直ぐ走りません蛇行します、ストレートで蛇角が左、右、と残り蛇行するの
でしょうね。当然この様な状態で外乱が入ったら後輪までフラレ転倒する事があるでしょう。
旋回性を重視しトレール量を90mm位に設定したレーサーはハンドルがフラレる事があります
初期のフラレを走行安定性に悪影響およぼさない程度にステダンの減衰力をセットします。
それ以上のフラレはフューエタンクの横腹部(サイド面)に前腕部(肘と手首の間)の内側の肉を当てる。
ようするにエルボーグリップです。阿部曰く、”プルプルと自分の肉で吸収するんだ、強く押さえたら
後ろまでフラレてしまうぞー、オレの肉は伊達についてないんだ
” ニーグリップ(膝でフューエルタンクを挟み
込む)も しっかりしないとプルプルをコントロールできないんだ。だからオレはライディングポジションには、厳しく
言ってるだろう。と、私はこれがBIKE作りの基本だと阿部ちゃんに教えこまれました。
プルプルでレーサー特有の旋回性(トレール90mm)を確保するのが俺らレーサーのテクニックなのだとも阿部
ちゃんは言っていましたね。
 そのフラレはシミー(小)、ウオーブル(中)、キックバック(大)と呼ばれてて、各々、フロントの操舵系の固有振動数
と、車体全体の固有振動数、タイヤ等の固有振動数が各々の回転数(スピード)で合致(共振)すると
発生する事がある、固有振動数は各々の部位の強度、剛性、質量、弾性等で変わるもので、ホイールの
なん回転(スピード)、ENGのなん回転で共振するか各BIKEで異なる、また、シミー(チャタリングと表現するかも)
程度で終息するか、ライディングに支障をきたすウオーブルに発生(拡散)するかもBIKEにより異なる、
私の経験では、組み上げたばかりのBIKEで、よく共振を経験しました。技術屋用語として使いたく
ないが。ナラシ、ナジミによる、共振の軽減はありました。

スズカでのレースで あるライダーの○△□の形状を阿部ちゃんに話したら、絶句してました、
そうだったのか! オレがいたらなーて。でも、この詳細は文言として残せないので、
小さな講演会等ではお話します。呼んで下さい。