再☆シングル物語

~自分のための記録ブログなので気まぐれです~

マイノリティである限り生きづらい

2015年12月29日 | 日記 / つぶやき

これはつくづく思う事。

その環境の中で 「マイノリティ(少数派)」 側になってしまうと、なんか浮く

例えば、
子供のいない人が、周りの環境がみんなみんな子供のいる主婦の人たちの輪に入ってしまうと 
マイノリティなので会話が浮いてしまう。

(話が合わない、共有できない、からです)

例えば、
サッカーが大好きな人が、野球が大好きな人たちの会社に入ってしまうと 会話が共有できないだろうし。
(これも同じく)

例えば
ハリウッド映画が好きな人たちの中で、気難しいミニシアターの映画が好きだったりすると会話が合わないだろうし。


例えば
犬が大好きな人たちの輪の中で、猫が大好きだったりすると気持ちを共有出来ないかもしれない。


(すべて逆もしかり)

・・・・・
以下、延々と続く。




その流れで言うと、
30代で配偶者と死別してしまうと 一般的な人と会話が共有できない。
浮く

社会的にも浮く。
感情を共有しづらい。
理解されづらい。
孤立する。




これが、親と死別となるとちょっと違うんです。

親との死別は結構経験してる人も多いから。

電車で 「親と死別してる人、手を挙げてくださいー」 と叫べば、ポツポツと手があがることだろう。

しかし、
「30代で配偶者と死別してる人、手をあげてくださいー」 と叫んで、何人の人が手があがるだろう?

 つまり私は、普通に出会う人と会話が共有できない 

さらに父と母がすでに亡くなってるので、3人亡くしてる感情をほとんどの人と共有できない。


例えばお正月ひとつ取ってもそうだ。

実家に帰る人々。
夫婦で過ごす人々。
子供と初詣に行く人々。

そんなことの会話が共有できない。

「お正月は実家に帰られるんですか?」 
「旦那さんはお休みですか?」

何気ない、こんな質問すらが会話が成り立たないのだ。

(「実家はないんですよ~。父も母も他界してるので~
 「旦那もいないんですよぉ~。病気他界してるのでー
 

 こんな返答が出来ますか??? っての。
 相手の顔が固まるのが目に浮かぶわ



こんな状態が続いてるので、マンションで住人と出会っても無駄話をしたくない

コミュニケーションを取るのが苦手なわけじゃない。
ドン引きされる暗い会話になるのが分かってるから避けてしまうのだ。

そしてなんとなく気分的に会話を避けると、秘密主義みたいな返答になるし

あーーーーなんかもう・・・・



でも、こういう人もわりといるんじゃないだろうか?

理由があってモニョモニョさせながら会話するしかない人たち。


そんな「マイノリティ」にハマってしまった人の解決方法として

「マジョリティ(多数派)になれる環境を持ちましょう」というが本に書かれていた。

日頃は共有できなくても
 「そこでは会話が共有できる(そこでは自分がマジョリティである)という場所を作れ」
という内容が書かれていた。


これは案外 目から鱗でした。

どんなに仲のいい親友でも私はもう共有できない部分が多くなってしまったので

この考えは私にとって生きる術かもしれません