私の亡き祖父はなかなかの頑固じじぃで色々まわりや家族に迷惑をかけたりしていました。
でも彼が言ったりしたことは決して間違っていたり理不尽なものではありません。
ただ『言い方』が悪かったのでまわりの反感を買いやすかったようです。
しかし私や家族には理不尽なことを多々したり言ったりしてましたのでそのことでも。
祖父が元気だったときは毎日のように私と喧嘩をしていました。(2人とも大人げない)
それは以前にも書いたように『チャンネル争い』が圧倒的に多かったです。
平日の夕方。(私小学生の頃)
祖父は相撲を見ています。
私 「ちょっとドラマ見たいから変えてよ」
じ 「じいちゃんはこれだけが楽しみったい」
私 「なんでよ?夏になったら『野球だけが楽しみ』って言うやん!!」
じ (聞こえないふり)
これが夏になったら逆の内容になります。
80歳すぎても元気だったじいちゃん。自転車でよくどこかへと消えていました。
母 「近所の人がおじいちゃんが青信号に変わる前に横断歩道渡ってたって言ってたよ!」
じ 「うん」
母 「危ないよ。だからちゃんと青になるまで待って渡らないと」
じ 「信号が変わるのが早いから赤のときに行き始めないとすぐ信号が変わって渡りきれん!」
おじいちゃんの主張が正しかったのでしょうか?運よく彼は1度もひかれずにすみました。神様ありがとう。
生きてる間は喧嘩もよくしたしろくに楽しく過ごしていませんでしたが(私は大学のため実家を離れていたので)
祖父が病気になってほとんどしゃべれなくなって初めてどれだけ大事か分かりました。私の両親の祖父母は元気に生きていますのでね。
また思い出したら書きますわ。