NASAに負けじと欧州宇宙機関が、世界時で9月3日05時41分に、自爆攻撃することが確定しました。
今、ヨーロッパの覇権をかけた宇宙船が月への自爆攻撃を目指して、順調に進行しています。
攻撃予定地は、月の南半球にある直径160キロメートルあまりのクレーターです。
自爆する宇宙船は、欧州宇宙機関のSMART-1です。目的は、新宇宙エンジンのイオンエンジンのテストを兼ねて、最後に美しく働くことです。
SMART-1は、月の軌道から高解像度何千もの写真を撮って、月の地形の鉱物の地図を作りました。
ところで、SMART-1は、燃料が不足してきていて、いつか、どこかに降りなければなりません。
そこで、欧州宇宙機関は、平和目的の軍事力を行使することにしました。
突発事故が起きる前に、惑星地球の宇宙船技術を月世界人に知られてはいけないので、地球からも観測できるクレーターに突撃させることにしました。
SMART-1が、月の地面を襲うとき、閃光で爆発します。
これは、私たちが地球上で見る種類の爆発でありません。月には、火または燃焼を支える酸素がありません。
その代わりに、岩に起因する閃光が発生し、表土は影響によって熱くなります。
地球から観測するならば、突然、月の一区画が赤くなるほどです。
で、この続きは、これからNASAと欧州宇宙機関に潜入して、興味津々になりそうならば取り上げますが、お月見時間に過ぎなければ団子を食べることにします。
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