今日の地球と宇宙の画像 惑星テラ見聞録

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惑星地球の政治家の「異状」は、地球極性の逆転影響?

2006年08月27日 19時07分07秒 | 宇宙論関係の画像

 今日の宇宙画像は、非常に複雑に絡み合っている地球の磁場です。
 しかも、地球の双極子極性が、過去に何度も逆転していました。
 これだけ磁場が込み入っている上に極性までも逆転するのですから、惑星地球の政治家にも「異状」が多いのかもしれません。
 惑星地球の全ての物質に電子があるので、穏やかな政治家が豹変するような作用も起こります。
 本題に戻って、地球磁場のシュミレーションによる予測について、過去30年の地震データで地球の内核と外核の回転差の予測が裏付けられたようです。
 まだ公表されていない最近のシュミレーションでは、非常に小さな内核回転振幅を示すことができるようです。
 地震は、表層の近くだけではなく地球核の回転振幅も影響しているのかもしれません。



地球の磁場

 なぜ、地球に磁場がありますか?
 地球の核の熱したプラスマの電気伝導率は、数千年だけでも、現在の磁場を弱めることが可能でなければなりません。
 それでも、私たちの50億才の地球は、明らかに磁石が定義済みの北を示すことができます。
 ミステリーは、まだ研究されているけれども、最近は、地球の流動する外核の運動に関連があると考えられています。
 具体的には、外核の部分が冷えて内部へ落ちて、流動性の鉄分が豊富なマグマの海が、地球の回転によって螺旋形の運動を強いられ外に上昇します。
 多くの地質学者は現在、この運動が、地球の磁気を再生していると思っています。
 このコンピューター・シミュレーションの画像は、青い線を内部への導きとし黄色の線が外へ導く状態で、2つの地球の半径で外に結果として生じている磁場線を示します。


 古代磁性物質の記録は、地球磁場が少なくとも30億年の間存在したことを示します。
 磁場領域は、地球の核の大きさと電気伝導率に基づくけれども、永久磁性を支えるには地球の核の温度が高すぎるので、それが絶えず発生していないならば、核から離れてわずか約20,000年で消滅するでしょう。
 さらに、古代磁性物質の記録は、地球磁場の双極子極性が、過去に何度も逆転したことを示します。また、およそ200,000年の反転の間の平均時に対して、個々の反転事象では数千年だけです。

 これらの観察は、絶えず地球磁場を生成する地球の内部にメカニズムがあることを示します。
 このメカニズムは、固体の内核を囲む地球の流動性外核の作用による対流性発電にあると長い間考察されていました。地球の核は、内外共に鉄を主成分としています。
 固体の内核は、ざっと、月ほどの大きさですが、太陽の表面温度の熱さです。


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スペース・シャトルを直撃した落雷の瞬間画像

2006年08月27日 12時16分05秒 | 惑星地球の画像



 この画像は、フロリダ州ケネディ宇宙センターのスペース・シャトルを直撃した落雷の瞬間です。
 今日発表なったNASAの打ち上げ延期でも落雷の瞬間映像がありましたが、鮮明なものでないために感覚的に捉えられそうな過去のシャトルへの落雷画像を探して見ました。

 この画像のシャトルは、打ち上げ直後に劇爆したチャレンジャー号です。
 落雷の日時は、1983年8月30日午前2時32分の打ち上げ直前のころとのことです。
 この時には、シャトルに直撃しなかったということで打ち上げが続行され、9月5日に無事帰還しました。

 それから3年余り後の1986年1月28日午前11時38分00秒にチャレンジャーが空中爆発しました。それは、打ち上げから73秒後でした。

 ケネディー宇宙センターでは、発射台への落雷は珍しいことではありません。
 ただ、今日打ち上げが延期されたアトランティスには、不鮮明な映像ながらも先端に落雷があったように見えました。
 打ち上げ延期は、当然の対策といえるでしょう。


 この画像の拡大は、ここです。

 今日、シャトルを直撃した落雷の画像はここです。


 今日の地球画像 2005年9月1日号 凶暴な殺人鬼『稲妻』からの回避法は? 詳細ページ


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