ミュージカルな日々

ミュージカル好きの私が、観劇・映画・ドラマ・音楽・本の感想を書きつづるブログ、になる予定。

「江~姫たちの戦国」 第5話 感想

2011-02-07 | ドラマ
大河ドラマ,今回もちゃんと見ました
だって,,,今回でトヨエツ信長は見おさめですものね

光秀謀反の知らせを受けて,「光秀,そちも天下が欲しかったか」と一言つぶやく信長が,
第5話の中で,一番かっこよくて,テンションが上がりました

願わくば,燃え盛る本能寺の中で,敦盛を舞って,
かっこよく切腹するところまで,見せてくれると良かったのですが
そこで,お江を出して,綺麗にまとめちゃうのは,ないなぁ…と弟とダメ出ししていました。

今回の信長は,天下太平のために,あえて嫌われ役・汚れ役を引き受けた,孤独な改革者,という造形でしたが,
まさに,トヨエツの信長は演技はもちろん佇まいまでも,見事にそれを表現していて,かっこよかったです

しかも,お江に見せる眼差しの優しさには,完全にやられっぱなし(笑)
ここに素敵な写真がいっぱいありました

何だか,まだまだ色んな役ができそうですね
また,今後の大河でも活躍して欲しいです

そして,今回活躍した人物は,もちろん,市村正親さんの光秀です
信長に折檻されたり,いじめられたり,手の震えが止まらなかったり,可哀そうな光秀を,
舞台役者らしく,きちんと造形されていて,
信長が好印象である一方で,ちゃんと光秀にも同情できるようになっています

特に,本能寺に進路を取る際に,軍勢に檄を飛ばすシーンでは,舞台役者の本領発揮
信長に正義はなく,自らに正義があることを,理路整然と,熱く語りかける光秀の姿には,
こちらも圧倒されて,思わず,光秀に正義があるのではと思わされたほど

光秀役の市村さんも来週までか,と思うと,ちょっと悲しいです

二人が退場すると,今度は岸谷さんの秀吉が本格的に登場ですね
どういう風に秀吉を造形されるのか,今から楽しみです