エコかエゴか

税は 「取りやすいところから取る」 というのは何も国に限ったことではなく、どの組織でも同じことで、. . . .

不況になったといって、それ、ガソリンは安いのにしろとか無駄紙を使うなとか、全体に占める割合と効果を計算しないで 「やりやすいとこからやる」 という会社もこれまた良くある話で、. . . .


さて、エコです。

先般、プリウスに置き換えることで低減できる CO2 よりもプリウスを作るときに排出される CO2 の方が多いとかいう記事を見かけましたが、CO2 に関しては真偽より何よりあれは政治活動に過ぎない － 看過はできない状況かも知れませんが － わけで、既に実体とは別の次元に存在する、と、私は思ってまして、. . . .


先の、税や経費の話と同じロジックなわけですよ。

今さら生活規模を戻すことなど全面戦争でも起こさない限り実現するわけが無いのですから、所謂エコにだけ汲汲としたところで 100 年後の姿が 300 年後に伸びる程度にしかならないわけで、. . . .

その汲汲のエコは 300 年間にニンゲンが環境に適応する早さと技術の進化を 100 年でやってしまうことと等価になる、よねえ ?


なら、どこのガソリンが 2 円安いことに汲汲とするよりも、そっちのほうが前向きでワクワクする生き方だとする考えかたもあっても決して不幸では無いと思う、けどな。