Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

PC Slave

2018-08-10 12:13:37 | 日記

 瑞希です。

 会社で仕事をしていると、いろんなソフトを使って仕事をすることが多いと思います。多分Lotusとか一太郎とかの初期版を知っている人であれば、その後のソフト開発の歴史というのが如何に発展したかということがお分かりではないでしょうか? 本当に昔の情報処理はそれこそカードに情報をパンチし、それを読み込むことで集計していたものです。でも基本はすべて「0」か「1」でできてるんですよね? 単に昔に比べたら「0」「1」の処理数というか処理するべきマップの広さが無限に広がり、演算スピードが飛躍的に伸びたことで、以前から比べると大容量なものを短時間で計算できるようになったんですね~。

 なので昔はホストコンピューターじゃなきゃ処理できなかったことが今は簡単にソフトでプログラムを組むことであっという間にできてしまうようになりました。専門的なコンピューター言語を知らなくてもプログラムが組めるようになりました。それは科学の発展としてはすばらしいことであると私は思います。

 でもその反面、便利さ故に多くのことをソフトでやってしまうようになりました。例えば生産管理、経理処理、顧客データの管理から分析等々も自分でプログラムを組めば簡単に処理できるのです。またそれを複雑に組み合わせることによって、1つデータを入れれば、めんどくさい計算抜きにあっというまに処理が済んでしまうことができるようになりました。

 私も昼はExcelやらWordのようなOffice系のソフトを使っています。(でもプライベートはりんごちゃんなので、KeynoteとかPagesを使うこともあります。) で、年に何回かある莫大なデータを処理するのにでっかいソフトを作ってしまいました。これは本当に便利です! だって、データをある程度入力すればすぐに結果が出てしまうのです。本当にまともにやれば1週間かかるような仕事がわずか1日ちょいでできるのです。考え方ひとつですが、一度苦労すれば、その後はかなり楽ができるのです。

 でも、その反面最近問題も生じています。人間って老いるものですから、こんな便利を作っても数年すると自分でどうやって作ったか忘れてしまうんです。一つ二つのワークシートの組み合わせなら、ちょいとみればわかるのですが、それが複数のファイルにまたがり、尚且つファイル内でもシートがあちこちに飛んで絡んでしまうとなかなか覚えきれるものではありません。専門的に情報処理をマスターした人ならいざ知らず、そういうのとは無縁の人間にとっては、「記憶の喪失」というのはかなりまずいことです。 おまけに便利なソフトもソフトならではのいじりやすさから、何年かしているうちに勝手に手をいれちゃうことってあるんですよね? 結果として、何かバグがあってもそれがどこから出てきているのかわからなくなって、膨大な時間を浪費してしまうということもありえるのです。それが一番の心配ごとです。

 今年に数回の一番忙しい時期を、そのソフトを使って何とか仕上げました。今回は何とかうまく機能してくれたので良かったのですが、同時にボロが幾つかありました。今回少しメンテしましたが、多分もう2-3回使うと、ちょっとやばいかもしれません。(笑) なので、また暇な時期に新たなプライベートソフトの開発をしなければならないと思いました。

 多分今日のような話、ピンとくる人とこない方がいると思います。もしピンとくるかたがいれば、あなたはかなりのComputer Slaveなのかもしれません。私の場合、昼はまじめな会社員していますが、アフター5は、今度は音楽をPCで作っているので、本当に重症です。(笑) できれば頭で考えたものがそのまま具現化できるような簡単なソフトが開発してもらえたらうれしいなぁ~と思う今日この頃です。

 私の慢性的な肩こりは、やっぱりPCから来ているのかも知れないですね~!