Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

Planet AQUA Side-Bの考察(笑)(その2)

2018-08-09 12:20:20 | 日記

 瑞希です。

 昨日に引き続き今年3月にリリースした作品について解説したいと思います。

 基本的にはメイン5曲、エクストラトラック2曲としたのですが、なぜこういう風にしたかというと、今回と前回のPlanet AQUAという作品は2つで一つのアルバムとして作ったものです。なので、ファーストの青版、セカンドの赤版の5曲を繋げて10曲を前から聞いていただけると、ちゃんとしたフルアルバムの構成にしてあります。なので、車とか電車で聞き流す場合には、くっつけてお聴きになることをお勧めします。

 とはいっても、作品を書いているといろいろとアイデアが出てくるもので、それを今回Extraとして2曲追加しました。

EX 1. サテライト・ステージ

 今回の作品はErikaさん、まなみさんが加わってくれたこともありましたので、是非3人で絡める曲をということで、作った作品です。なかなか楽しい作品に仕上がっていると思います。この曲では初めて裏メロを入れたりとか、交互に歌う順番を変えたりしている部分があります。こないだのrpmライブでは、まなみさんの代わりに琴恵さんが加わってくれたことで、久々に3人で歌うバージョンができました。これは参加人数によっていろいろと変化してくる作品なので、是非ともそれぞれの場面で聴いていただければと思っています。

 なお、イントロ、中盤、そして最後にしつこいくらいのユニゾンフレーズをぶっこんでいますが、これはFusionバンドを他にやっている私のせめてものあがきという形で作ってあります。(Sun Festaの曲でClub Danceというのがあるのですが、それをもう少し長くしつこくした感じですかね~? よくFourplayというバンドが、CDでもライブでもこういうことをやるので、真似てみました。笑)

EX2. 比翼のとり

 この曲が実はこのアルバムで一番難しかった作品です。Aメロは素直にできたのですが、Bメロ、サビがなかなかできず作ってはパートを入れ替え、入れ替えては手直しをしました。で、コード進行は決まったのですが、今度はBメロがうまく出てこなくて、かなり苦戦しました。最後には道で歩いていた時にふと思ったメロディーを慌てて5線紙に書き込み、それをぐちゃぐちゃにしてできたものです。なので、自分的には一番不出来な作品だったのです。でもゆうきさんが何故かこの曲がえらいお気に入りしてくれて、作り込んでいくうちにどんどん化けて良い曲になっていくのです。前作の月下美人のときもそうでしたが、こうした「成長する曲」というのは、本当にわくわくします。そうしてできた1曲なのです。

 おまけにこの曲はこのアルバムの中で一番高い「G(ソ)」の音が使われています。普通女性の出る音域の高い音は概ね「C(ド)」なのですが、それよりも5音も高い音になっています。まぁ、なかなか歌える曲ではありません。また、前述のBメロはぐにゃぐにゃの半音階の乱高下がありまして、まさに「ボーカルいじめ」の極致みたいなものになっています。(笑) これを歌うんだからすごいわな~。 また結構この曲みなさんの受けもいいんですよ~。やっぱり乗れますからねぇ~。(笑)

 ちょうどこの作品をリリースするときにアニメで「ダーリンアンドフランキス」という作品があり、タイムリーなことにこの「比翼のとり」が作品のテーマであったことから、よくLiveとかのMCで使っています。

 

 実際こんな感じで自分たちの作った作品を解説することってめったにないことでしょうが、これ以外にもいろんなところでいろんなしかけを入れています。特にゆうきさんの「詞」には本当にいろいろな含みがあって、気が付くと楽しいです。そういうことも気にしながらこの作品を聴いていただけるとうれしいなぁ~、と思います。