Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

アルバム「Green」の解説(その10) 「Re;Birth」

2020-11-10 22:44:48 | 日記

 瑞希です。

 アルバム「Green」の解説の続きとして、本来は順番通りやらなければならないのですが、敢えて今日は最後の「Re:Birth」を解説しようと思います。この曲は配信はされておらず、CDのみの特典的な楽曲になっています。前にもお話しましたが、この曲は13分を超える長い曲なので、配信サイトでは1曲として扱ってもらえなかったことが原因でした。

 元々SuezaやMizuki Projectでは色々な曲をやっています。普通のポップス、ロック、バラードもありますが、ボサノバやサンバ、みんなの歌のような童謡ぽいもの(ひよこはとり)とか、聞いてもらうとわかるのですが、意外と多岐に渡ってやっているのです。どれか1曲くらいは「これいいな!」って言ってもらいたいと思って作ったのもありますが・・・。

 で、この「Re:Birth」という曲ですが、有希さんとも話してて、ミュージカルっぽいものもやって見たいな、と思って作ったものです。なので、全部で6つのパーツから構成されています。元々の構成はPrologue〜目覚め〜Changes〜出会い〜旅立ち〜Epilogueと言った「異世界転生もの」のイメージで楽曲は作ったのですが、しっかりと良い意味で「有希ちゃんワールド」の曲となりました。「うん、これならちゃんとミュージカルになっている!」と言った感じの仕上がりとなっています。

 作曲的にはPrologueはちょっとFFをイメージしたような出だしから、物憂げな3拍子の「目覚め」パートに移行。「Changes」は昔作った曲をいじりなおして、変拍子を組み込んだものにしました。ギターとKeyソロの変調はFusionをやる上でよくやるパターンで、多分「Another World」でも使う手法ですね。オーケストラヒットと定番のDsとBの掛け合いで盛り上げるだけ盛り上げといて、一気に落とすと言った感じで、飽きない展開を意識しました。「出会い」では一度打ちのめされた人間が新しい出会いの中で少しずつt立ち上がって行き、次の「旅立ち」で走り出していくような感じで作りました。まぁ、正直を言うと、最後の旅立ちはSun Festaでやっていた「Route 66」と言う私のオリジナルがあるのですが、それを完全にこの曲に組み込んでしまいました。(笑) まぁ、こんな風にうまく繋いで行くと、長い曲も飽きずに作れるんだなぁ〜、と言うのがよくわかりました。

 今回コロナ禍もあり、今のところこれをライブでやる予定はないのですが、どこかで一度はやって見たいな、と思う曲だと思っています。でもボーカルはこれは結構大変ですね。(笑)

 自分でも記念に残る1作との自負があります。なので、この曲だけは配信では聞けませんので、ぜひCDをお買い求めいただき、お聴きいただければ嬉しいです。(と密かに宣伝はしています。)


一年ぶりの邂逅

2020-11-08 15:40:08 | 日記
 瑞希です。

 昨日は久々の飲み会、じゃなかったリハーサルでした。ご存知の通り来年の新しいアルバムに向け、レコーディングをはじめましたが、今回の肝であるホーンセクションを集めての打ち合わせでした。前回「Green」に参加いただいた宮崎さん(トロンボーン)・小幡さん(トランペット)と先日のライブでも参加していただいた夏子さん(EWI、Saxphone)にYouRhythMixに参加いただき、それぞれの楽曲についてのアレンジの確認作業を行いました。ホント、このメンバーが揃って音を出すのは1年ぶりですね〜。何かとても嬉しくなっちゃいました。(笑) それに今回はボーカルのReiちゃんもこのメンバーとは初顔合わせ。夏子さんとはこないだやりましたけど、Alto SaxやEWIを吹くのは多分初めてだと思います。そして、Guitarの柏木さんの活動が春過ぎになるというので、急遽参加してもらった田中さんもJoinして、全員で6人のリハでした。これにリズム隊の2人が合わさって最終的に「Another World」のレコーディングが進んでいくことになります。

 やっぱり音合わせをしてみて、ホーンセクションが入ると音は厚くなるし、すごくアクティブな感じになりますね。前回同様宮崎さんにはホーンアレンジも担当していただいておりまして、これが実際やってみるとすごくハマるんですよ。まだレコーディングの前ですが、前回もそうでしたが、ちょっと合わせてみただけで、これは素敵な音楽ができる予感をひしひし感じました。Reiちゃんも色々と考えながらやっているようですが、結構ボイトレをやっているのがこれもひしひし感じました。ライブの時から安定感が増してきていて、以前の感を取り戻したようです。作詞も合わせてすごく期待しています。(笑) そして新加入の田中さんですが、とあるサイトでやりとりをしていたときに、『Dunn Huff」というGuitaristで話があい、音合わせをしてみたのですが、これがなかなか良くって、急遽Another World Projectに参加をしてもらいました。このReiさんと田中さんが加わって、メンバーの平均年齢はグッと下がりつつあります。さて、この新しい布陣でどのような音が導き出されるか乞うご期待です。





 話は戻りますが、やっぱりリハが終わると呑みです! このメンバーが集まるとホント呑みが楽しいです。おまけに今年はライブもリハもできませんでしたから、久々なので、ひとしおビールやお酒の味が染みてきます。なんか終わった後の達成感というのがあるんですよね〜。さて、これで大方体制が整いましたので、本格的なレコーディングへと進んで行きます。今回は全10曲でボーカルものとインストものが半分ずつ。いろんな意味で今までとは違った作品ができることになりそうです。すごく楽しみです。

 Another Worldは今の予定だと来年春頃までレコーディングを行い、夏前にリリース予定です。で、できるだけメンバー全員の予定を合わせて、来年の7月初旬(下北沢音楽祭の頃)にはリリースライブができればなぁ〜、と思っています。その頃までにはこの不自由な生活が終息していると思いますので、絶対見にきて欲しいと思っています。よろしくお願い致します。