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無名雇われデザイナーの流浪の日々。

地球の片隅でひらめいたことを、気が向いたときに書き綴っているページです。

音楽MONO

2008年06月08日 | MUSIC LIFE
 
 いやいや、来週は待ちに待った一時金支給日、って、いきなり下世話な始まりですいません^^; 何故か今年上期はヤバかったんです。とは言うものの、我家の可処分所得個人割り当て比率は、普段から社保庁幹部と年金記録消失者並の開きがあるので(当然、自分は後者)、物理的懸案はあまりないのだけれど…。

 と、訳の分からない前書きは置いといて、、、そんな中、誕生日(5末)だのなんだのと理由を付けて、カードでフライングさせて頂いたモノ2点の披露です。(やっぱり、最近ハマっている音楽モノなんですけどね)

 ■カホン

 上の写真の木箱のようなモノが“カホン”って何かというと、パーカッション(打楽器)の一種です。一般的な打楽器と言えば、ドラムの他は、コンガとかボンゴなどが知られていますが、最近、このカホンがちょっとした盛り上がりを見せています。
 使用方法は、この箱の上に座って前面パネルを叩く、それだけ。叩く場所によって、ベース音や、アクセントの利いたスラップ音などを叩き分けられ、多彩なリズムを奏でることができます。もっと知りたい方は、Youtubeなどで「カホン」で検索すると演奏が見られます。
 で、最近、うちのバンドのボーカルとギターが、アコースティックユニット組んで、カフェとかでなにやらやり始めたのと、世間的にも、アンプラグド系のアンサンブルでは、この楽器をパーカッションとして絡めるのがオシャレ、みたいな状況とが重なり、参戦することになりました。

 手に入れたのは、ドイツのシュラグヴェルクと言うメーカーの、ハイコストパフォーマンスバージョン(要は安いヤツ)。インプレッション的には、腐っても(腐ってないけど)シュラグヴェルク、単なる木箱から素晴らしい低音を響かせてくれます。逆に、パンチの利いたスラップ音は、ちょっと出し難いような気がします。

 実は、カホンのもう1つの魅力(かどうか分からないけど)は綺麗な木目貼り。自分のカホンは、打面に文字がプリントされてますが、そこに、仕事柄、木目マニア(?)の傾向がある人には垂涎ものの、様々な銘木が貼り込まれているカホンもあり、ちょっと間違うと、音よりもそっち重視のモノ選びもありえそうです。
 でも、それだけで価格が1.5倍くらいになっちゃうので、自分としては、先ずは音重視と言うことで頑張りたいと思います。

 ■デジタルレコーダー

 当ブログをご愛顧頂いている方はご存知の通り、バンド活動がエスカレートしており(し過ぎ?)、とうとう、オリジナル制作の話もチラホラ。そうなると、演奏スキルUPにも曲のアレンジにも、レコーダーは必須アイテム。
 会社の部室(スタジオ)にMTRもあるけど、使い勝手が面倒なので、機動性に富んだコンパクトレコーダー購入に踏み切りました。

 ところで、以前から、会話用から本格的なステレオフィールドレコーダーまで、デジタル録音機器が、家電量販店の販売スペースをかなり占有し、それなりに売れているらしい状況を見ながら、「生音を録る」と言う需要にリアリティが持てないでいたのですが、今回も、自分の購入目的はかなり明確ですが、バンド人口がそんなに多いとは思えないので、いまだに謎です。

 さて、手に入れたのは、若かりし頃、オーディオブームの間真っ只中に居た自分にとっては、まだあったんだ!(失礼)と、懐かしさを感じるブランドTEACの別ブランド、TASCAMのDR-1という製品。(カホンの上に乗ってるヤツです)
 これはほぼ指名買い。ドラム雑誌の紹介で知った数々の機能は、まさにバンドマンのためのレコーダーと言える優れモノ。一部を紹介すると、メトロノームが付いていたり、オーバーダビングが可能だったり、キーを変えずにテンポを変えられたり等など。肝心の音も良いと思います。

 、、、デザインですか? まあ、こういった商品は機能性重視ですから(笑)、洗練されたデザインでも、現場で使い難かったら意味ないし。むしろ重要なのはインターフェイスデザインですが、それはもう少し使い込んで考えます。


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趣味と仕事

2008年02月24日 | MUSIC LIFE
 最近、音楽活動ブログのようになってしまってますが、今回もまたライブの話で恐縮です、、、。

 今回は。前回の業界イベントとは打って変わって内輪的なイベントで、例えるなら、アウェーからホームに戻ったようにかなりリラックスして楽しめました。また、昨年のバンド結成以来、ひと段落する頃でもあり、知り合いの“ご意見番”に初めて声をかけ、ちょっとコメントしてもらいました。

 ご意見番というのは、このブログでも少し話題に上げたことのある、昔参加していたバンドリーダーなんですが、開口一番「楽しそう」「羨ましい」でした。
 もっとなんか無いか聞くと、「バンドは楽しく活動できる方が良い、このまま楽しんでやった方が良いと思う」と。

 その発言の裏には、彼自身のバンドの状況があるようです。つまり、インディーズアルバム発表後、大手レコード会社の目に止まり、CDを出したりTV番組の主題歌に起用されたりしたのですが、その過程では、やはり、その道のプロから様々な指摘や要求を受け、メンバーは皆ナーバスになり、ライブをすれば、終わる度に暗い反省会、Vo.さんなんか、毎回悔し泣きの日々で、バンド活動が楽しくなくなってしまい、別にプロ指向な訳ではなかったこともあり、仕事を理由にエスケープしたとのこと。

 彼には、学生時代から度々バンドに引っ張り込まれ、かなり長い付き合いなもんで、昔の音楽仲間の話にもなり、「上手い奴は止めちゃってて、下手な奴程長く続けているよな~(笑)」なんてことも。
 恐らく、“下手な人”ってのは、「楽しい」と思える程度で満足してて、その上に行くための苦労を、知ってか知らずか避けているんでしょうな。で、素人レベルの上手い人ってのは、苦しんで更に上手くなっても、まだまだ上には上がある現実を知り、逆に楽しくなくなって来る。なんて図式かなと。まあ、才能があってスゴイ人には関係の無い話かもしれませんけど…。

 と、以上の話を総合すると、我々のバンドは、特別才能がある訳でも無いし、下手に上手くなろうとシリアスになるよりは、今のまま和気あいあいと楽しい活動を続けましょう、となりますかね、ガクッ。



 さて、短刀直入に言ってないようで言ってるコメントでしたが、なんだか、デザイナーの世界でも同じようなことが言えそうな気がします。プロになっても、ずっと楽しんで仕事ができれば幸せですね。


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タニマチに支えられるバンド活動とお勧めマスク

2008年02月10日 | MUSIC LIFE
 ひさびさの更新です。

 いやいや、前回のブログに上海で喉がヤラレタと書いて以降、気管支系統の調子が一向に良くならないまま、1ヶ月近くマスク生活を強いられておりました。
 悪運が強いのか何か、年明けに予定されていた海外出張の予定も、全て順延となり(業務上はネガティブ)、休日も完全に休養に充てられたのですが、ブログに書くことはゼロ状態でした。
 まあ、仕事を休む程でも無く、出かけようと思えば行けないこともなかったのですが、いつか出たいと思っていた、20年近く続いている、同業者バンド大会への参加が決まっていたため、今回ばかりは必死に回復を待ちました。
 実は10年程前、このイベントへの参加直前でキャンセルとなった経緯があり、その後、LA転勤やなんやかんやで音楽活動から遠ざかっておりましたが、当ブログの熱心な読者(?)であればお分かりの通り、また活動を再開。そしてこのイベントへの再チャレンジと相成り、また同じ道を辿ってはいけないと、かなり必死でしたわ。

 と言うことで、先日開催されたイベントへ、無事参加して来ました!



 いや~、楽しかった!&常連さん達の上手いことと言ったら下手なプロ顔負け、皆さん本当に同業者ですか?仕事ちゃんとしてます?ってな様相で、7時間以上に渡るステージは盛り上がりっぱなし。
 会場を見渡すと、業界の重鎮さんやデザイン系ジャーナリスト、某協会等々の顔もチラホラ、我々なんか、同じステージに立ってしまったことが後悔される程で、こりゃ、次回までに顔を洗って出直すこと必須ですわ。(楽しいイベントなんで、後悔しようがなんだろうがまた出ます^^;)

 話はちょっと逸れますが、バブル崩壊直後発刊されたビジネス書に、再び経済が回復し、熟成した文化社会における、スポーツ・エンタテイメントの分野では、超有名人のファンになるより、ご近所のお気に入りを支援する、タニマチスタイルがメジャーになる、なんてことが書かれていたのがずっと記憶に残っていて、実は、バンド活動でちょっと参考にしています。
 特にスポンサーを募っている訳ではありませんが、スタイリストだったり、メイクアップだったり、とにかく周りで“技”や“資格”を持っている人を巻き込み、その特技をバンド活動に反映してもらいながら、一緒に楽しんでもらおう、と言う作戦(?)です。
 支援者が増えれば、期待を裏切らない様に向上心を持たざるを得なくなる、という風に、自分を追い込む作戦でもあります。
 
 現在、熟成した文化社会どころか、経済が回復しているのかどうかも良く分かりませんが、このタニマチ理論、バンドWEBのSEO対策にも反映しつつ、これからも密かに遂行してみようと思っております。

 ところで冒頭で書くことがなかったと言いましたが、唯一、いろいろ実践したのがマスク選び。
 お勧めは、コーワのクリーンライン三次元マスク。(回し者ではありません)
・シルエットはオーソドックスながら、薄いグリーンが医療用っぽくて本物感がある。(様々な形のマスクが増えていますが、医療用がそうであるように、普通の横長四角が一番使いやすいと思います)
・適度な厚み感のあるレイヤー素材と、絶妙なギャザー設計で、口元の余裕が多く息苦しさが無い。
・シンプルな(ある意味頼りない)フラップ一枚の対策ですが、メガネの曇り止めにそこそこ効果がある。(もっと凝った工夫を施したマスクもあるけど、大して効果がなかったりするし)
 と、いうようなことが主な理由です。

 え~、いつも通り支離滅裂な内容になってしまいましたが、また、ボチボチと更新していきたいと思います。


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M-AUDIO IE-10 【カナル型モニターフォン】

2007年10月21日 | MUSIC LIFE
 
 ドラムの練習でクリック音や他の音源を聞くとき、普通のヘッドフォンだと、ドラムの音に負けないようにすげー大きな音を出さざるを得ず、難聴になりそうだったので、最近流行りの“カナル型”モニター用ヘッドフォンを購入してみました。

 カナル型のカナルとは外耳のことで、簡単に言うと、耳栓の様に、本体を耳の穴にグリグリ突っ込んで、外界の音をシャットアウトし、必要な音(ヘッドフォンの音)だけを聞くという考え方。

 で、購入したのは、M-AUDIOのIE-10と言う製品で、詳しくないので良く分からないけど、ultimate earsのsuper.fi 3 Studioと言う製品のOEMらしい、プロ用モニターとして有名なメーカーの一番安いラインですが、それでも、ちと高いです。

 購入後、数回スタジオ入り(てか部室ですが)しましたが、かなり使い心地良し!、もっと早く買えば良かった。
 正しく装着すると外の音がほとんど聞こえなくなるので、ドラムの生音が聞こえず練習にならない、と言う話も聞きますが、それなりに聞こえるので(自分の場合)いまのところ問題は感じてません。
 イヤープラグは大小5種類程付属されていて、自分の耳の穴のサイズにフィットするものを選べるんだけど、プロ用は、自分の耳型を取ってもらい最適形状を作ってもらうので、より遮音性が高いかもしれません。
 強いて言えば、確かに周波数によって聞こえ難いところはあって、特に、シンバルレガートは一番聞こえない領域です。
 まあ、自分の場合は、細かいニュアンスを出すプレイの練習以前に、ちゃんとしたリズムを叩き出せるようにすることが急務なんで^^;、とりあえず、「そんなの関係ねー」って感じですが、モニターを装着するようになってから、腕や足が早く痛くなるような気がするのは、もしかしたら、音が聞こえ難くて、無意識のうちに必要以上に力を入れて演奏しているのかもしれません、実際、モニターを装着してしばらくドラムを叩いた後、モニターを外して叩くと、エライ大きな音でビックリしたりするし。
 いずれにしても、モニター装着は耳の健康には良さそうなので、利用方法については、もうちょっと研究したいと思います。

 さらに、、、ただメトロノームのクリック音やiPodの音源を聞いて演奏するだけじゃつまらないので、TAPCOのMIX.60という小型ミキサーを購入(ヘッドフォンの下に写っているヤツ)し、クリック音に加え、キックの音もひろって、疎かになりがちだった(自分は)バスドラテクニックの向上にも役立たせよう、という目論や、まだ試してませんが、バンド練習のときも、クリックとベースをモニター(他のパートもそれなりに聞こえる予定)しながら練習すれば、リズム隊強化法にならないか等々、ミキサーとの連携で新しい技がないかも研究したいと思います。

 さて、以上はモニター用としての使い方ですが、この製品、普通のオーディオ用ヘッドフォンとしても販売されていますので(むしろそっちの方が主?)、iPodでの音楽鑑賞の感想を少し。

 先ず、冒頭にもありますが、カナル型は正しく装着することが重要です。そうしないと、特に低音が逃げてしまいます。
 IE-10の音質は、極めてナチュラルで自然な音だと思いますが、ちょっと華やかさや迫力に欠けると思われる方も居るかもしれません。特に小さい音量だと。
 比較的大きな音量では、遮音性がより際立ち、音質の満足度も上がってくると思います。(但し、歩行中等には外の音が聞こえないので注意が必要です、てか禁止?)

 遮音性レベルですが、鉄道(新幹線や地下鉄)では、無音と言う状態ではありませんでしたが、オープン型と比較すればかなり雑音はカットされ、音量を下げないと、車内アナウンスが聞き取れないレベルです。
 飛行機の機内でも、無音にはなりませんが、F/Cクラスに装備されている、騒音と逆位相の音を出して静かに感じさせるヘッドフォンよりは静か。プラス不自然な感じもしないし、音楽を止めれば、そのまま耳栓代わりにもなりお勧めです。

 と、ここま書いておいて(読ませておいて)何ですが、実はこの製品、極めて衝動買いに近く、他の製品はいっさい試聴していないので、コメントは参考程度にしてください^^;


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Forever "FRIENDS"

2007年06月24日 | MUSIC LIFE
 
 以前のブログに書きましたが、8月までは異様な忙しさが続いていて、なかなか更新できず、ご訪問頂いている皆様には申し訳ありませんです。

 そんな中、1994年結成時から1997年に渡米するまで参加していたバンドのライブが、都内某所で行われたので観て来ました。このライブのことは、個人的にどうしても書き留めておきたかったので、久々の更新です。

 実はこのバンド、自分がやめてからと言うもの、インディーズデビューしたり、某番組のテーマソングに起用されたりして、アルバムを5枚も出す程に成長していたのですが、ある事情から、ここ数年ライブ活動は休止していました。
 しかし、ここへ来て、どうしてもライブを決行する、いましなければならない、という状況になり、急遽、先週と今週の2回、5年ぶりとなるライブが開催されたのでした。

 いや、良かったです。
久々の生音、染み渡ります。曲作ってる某氏節、健在でした。
 本当は、少し複雑な想いのなか会場入りしたのですが、そんな気持ちを吹っ飛ばすかのようなメンバー面々の熱いプレイで、特に一番心配していた彼の “入魂”のプレイも感動もの。5年ぶりとは思えないノリのライブで、狭い会場を埋め尽くした観客を沸かせていました。
 でも、中盤、彼のために書いたと言われる曲“FRIENDS”で、Vo.さんの目に涙が、つられてこちらも熱い気持ちがこみ上げ、そうなるともう、いろいろな想いや、自分が一緒にプレイしていた頃の思い出までもが頭を過ぎり、泣き笑い(?)状態で、エンディングまで盛り上がっていました。

 会場の人達がどの程度事情を知っていたのかは分からないけど、皆、それぞれにライブを楽しんで帰ったことは確かなようでした。なんでも、山形や愛知から観に来た人も居たとか。

 人の運命とは何か、そして、その運命に巻き込まれてくれる“友達”が存在すること。3回目のライブはもう無いかもしれないけど、今日のライブのことは永遠に忘れない。

ライブ終了 フー

2006年02月13日 | MUSIC LIFE

いやいや、久しぶりの更新です。
ここのところ、超多忙を極めている仕事から戻っても、マンション管理組合の理事長業務なんかもやっているもんで、全く暇なしの状況でした。
で、暇なしの原因の1つが、先週末やっと終了したので記録しときます。

過去ログにもありますが、10年ぶりにバンド活動を開始して、先日、成果発表会(ライブ)がありました。突貫練習に次ぐ練習でなんとか勘を取り戻し、頑張りましたよ、老体に鞭打ち。
メンバーは職場の寄せ集め、Vo.さんは初ステージだし、最初はどうなることかと思っていましたが、職場の仲間、家族、お友達、ご近所さん、その他諸々の方々が大挙して押し寄せてくれ、もともと狭いハコは超満員状態でノリノリになって頂けて、感謝感激でした。

でも、恐らく、これが最初で最後のステージかと(笑)
今までの経験から言って、最初のライブはもの珍しさや義理で、めちゃ人が集まってくれるけど、2回目以降はかなり寂しい状態になること必須。
バンドの方はと言えば、各々のスキルが上がって来れば来るほど、お互いに対する要求もレベルUPして、楽しいはずの演奏も、どんどん苦痛になって来るし、音楽の趣味の違いなんかが出てきたりすると、もう、最悪の雰囲気かも。

てなことからしても、1回だけのおちゃらけで終わらせるのが、一番楽しいバンド活動方法だと思う、不謹慎な私でありました。

まあ、忘れた頃に、またどこかでやるかもしれないけど^^;