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無名雇われデザイナーの流浪の日々。

地球の片隅でひらめいたことを、気が向いたときに書き綴っているページです。

この夏の祭り

2009年08月10日 | MUSIC LIFE
 この夏シリーズ(シリーズだったのか?)第3弾は“祭り”です。

 今回行って来たのは、サマーソニック2009最終日。いわゆるロックフェスティバルですが、これがまた、LIVEと言うよりは“祭り”と呼ぶに相応しいイベントでした。

 実は、何を隠そう、フェス初参戦(自分の参加形態は見学レベルですが...)、近年、たいへんな盛り上がりを見せていて、ビジネス規模としても相当なことになっているので、日本の4大フェスの1つで、今年、第10回を迎える“サマソニ”をちょっくら見学することに。

 千葉マリンスタジアムをメインステージに、スタジアム周辺に2ステージ(1つはビーチサイド)、道を挟んで、幕張メッセの海側全1~8ホールを占拠し3ステージ、少し離れたところにも1ステージ設営し、計7ステージで、内外の人気アーティストが、3日間に渡り、入れ替わり立ち替わりパフォーマンスを演じるという、大規模なイベントです。
 下の写真(上)は、メインステージ最終日の大トリを努める『ビヨンセ』のステージ。


 楽しめるのはバンドのLIVEだけではありません。上の写真(下)は、メッセ5、6ホールに展開される、全国B級グルメ屋台村。通称“ソニメシ”と言われる、このイベントの食事事情は充実していて、けっこう頑張って誘致した感じがします。

 また、メッセ内とスタジアム前に小ステージが設営され、お笑い芸人のLIVEパフォーマンスを見ることもできます。しかし、ビヨンセのステージへ期待が高まっている、スタジアム前の小ステージで、渡辺直美(ビヨンセ物まねで有名)がパフォーマンスを繰り広げているのを見たときは、全てがタダモノでは無いことを実感しました(爆笑)

 これだけステージ数があると、どれを見れば良いのか迷ってしまいますが、中にはツワモノが居て、各アーティストの冒頭3~4曲毎に場所を移動して、参戦数を競っている様子。
 あっ、ちなみに参戦とは、観客がひしめき合うステージに近い位置で、腕を打ち振るいジャンプに歓声と、いっちゃうことです。場所によっては、素人(?)には身の危険を感じるエリアで、まさに参戦ですね。
 そのエリアから間合いを取り、マイペースで楽しむのが観戦派ってとこですかね。(自分のスタンスはあくまで見学)

 実は、カミさんと自分は音楽の趣味が合わず、終演までほとんど別行動の予定だったのですが、夕方から大雨となり、自分はビーチからスタジアム3階(屋根下)に逃げ込み、びしょ濡れの服を乾かしながらユニコーンを見学。終了後、カミさんにTELしたところ、同様にスタジアムに逃げ込んだ、、、ものの、アリーナに流され、びしょ濡れでユニコーンに“参戦”してしまったと。
 で、その後は3階に呼び寄せ、NE-YO、ビヨンセと、最後までスタジアムで見学。その頃には雨も上がり、心地よい潮風を感じながら、会場の盛り上がりを見ていると、やっぱり、ただのLIVEでは無く、“お祭り”に来ている感覚。
 アーティストのLIVEステージだけではなく、屋台村など楽しみ処の多い会場全体の雰囲気が、お祭り感覚を盛り上げてくれるし、圧巻は、まだ、ステージの興奮が覚めやらぬ終演直後、盛大な花火が打ち上げられ、日本の“夏祭り”を気分を満喫させてくれました。

 入場料1日1万5000円(3日通し券3万7000円)は、これだけ充実した出演者と、しっかりとした運営体制で、安心して楽しめることを考えると、充分納得です。

 と、出演アーティストの感想が全く無くてすいませんが、最後にもう1点気になったことを。
 
 メッセとスタジアム間の移動はかなり距離があり、徒歩でも可能ですが、無料シャトル(普通の路線バス貸切)が頻繁に出ています。
 で、もう1つの移動方法として、アルファロメオが、販売中のモデルを数機種持込みシャトルサービスをしていたのですが、それがどの程度ビジネスに効果があるのか、非常に気になりました。(なんかのテストを兼ねているのか?と思ったり、○○○○ー○が壊れて立ち往生しないか心配したり、、、)


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toe @ O-WEST 問題はバランス感覚だ

2009年06月22日 | MUSIC LIFE
 私事ですが、、、(って、BLOGってそうゆうもんだろ?)、暫くバンド活動を休止しておりましたが、そろそろ(もう?)、再開の呼び声が聞こえて来たので、準備を開始しております。

 今度のBANDは、基本、全員初顔合わせ、ジャンルも自分にとっては未経験の分野で、かなり楽しみです。そして、準備のひとつとして、また、再開の記念として(?)、スプラッシュ・シンバルなるものを購入しました。


 上の写真に写っている小振りなシンバルがそれ。通常、ドラムセットのシンバルは、リズムを刻んだり(ハイハット&ライド)、「ジャーン」とアクセントを入れたり(クラッシュ)するものの2種類で構成されるのが基本。
 スプラッシュ・シンバルは、それ以外の、エフェクト(特殊効果?)シンバルと呼ばれる種類のもので、デザインで言えば、加飾みたいなもの。だから、やり過ぎたり使い所を間違うとダサくなる類いのアイテムなので、バランスには注意注意^^;

 特に、今度のBANDは、思いっきり“オシャレ”な感じ(になる予定…)なので、上手く使って頑張りたいと思っています!

 
 と、まだ始めてもいない素人バンドの話はこの位にして本題です。

 週末は、前から気になっていたバンド(と言うかドラマー)のライブを見てきました。
 “toe(トー)”と言う日本のインストゥルメンタルバンドで、ジャンルはポストロック。昔気質の方的には、キーボードが無い(または前面に出ない)プログレッシブロックと言う感じ(?)、トランス系とも表現できるかも、、、で大体分かりますでしょうか?

 メンバーの1人が空間デザイナーだったり、別の1人は音楽プロデュサーだったりして、仕事持ちミュージシャンだとか、バンドメンバーで、音楽レーベルを主催してて、バンドの発掘&リリースをしてたりとか、なんか、やりたい事を楽しくやってる風も、趣味でバンドやってる弱小デザイナーとしては気になる部分ではありますが、彼等の音楽は、そんな情報はなんの足しにもならない程、スゴイのであります。

 などとツベコベ言うよりは、先ずは、Youtubeから1曲、『孤独の発明』をどうぞ



 ドラムは“柏倉隆史”と言う人物。
このバンド以外では、木村カエラや、エルレガーデンの活動休止後、ギターの細美が結成したHIATUSなどやってます。
 キャッチフレーズは、『超絶エモーショナルドラマー』って、“カッコ笑い”を入れたくなりますが、そのドラミングを聞けば納得です。

 ライブでは、CDやDVDで想像していた以上に、ダイナミクスレンジの広い、迫力のあるドラムプレイでした。
 当然、ドラミングだけにフォーカスすれば、派手な凄技テクニックに感動する程なのに、ドラムだけが前面に出る訳では無く楽曲に馴染んでいるのは、他の楽器と完璧にシンクロするように、計算され尽くしたドラミングとしか言いようがありません。

 この辺のバランス感覚とテクニックは、恐らく、唯一無二の存在と思われ、唄モノバンドでも定評があるドラマーです。また機会があれば、是非、見に行きたいと思います。(iPod&DVDでは、ヘビーローテーションGr.の筆頭です)

 会場は、渋谷O-WESTと言う小振りなハコですが、2階席も含め超満員の寿司詰め状態でした↓


 自分は、柏倉さんのドラムの一挙手一投足を見る為に、2階の下手最前列を確保し、食い入るように見過ぎて、3回ほど下に落ちそうになりました(嘘)

 えっと、最後になりますが、このライブは、toeの主催するレーベルからリリースされる、アイルランドの“エネミーズ”と言うバンドの日本初ツアー(toeは、そのツアーのうち3箇所だけ参加)だったのですが、まあ、エネミーズについてのコメントは割愛させて頂きます^^;、、悪いバンドぢゃないですよ!


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LISA ONO Concert Tour 2009 -Jazz Standards-

2009年05月23日 | MUSIC LIFE
 先週に引き続き、今週末もJAZZです^^



 今年、デヴュー20年目を迎える小野リサさんが行う、久々の国内コンサートツアー初日を観に、和光市民文化センター・サンアゼリアまで行って来ました。

 実は、ラッキーにも最前列の席をGET出来て楽しみにしていたのですが、さらに、陣取った下手側は、ショーの演出上非常に嬉しい位置で、素晴らしい歌声と演奏を最高の条件で聴くことができました。

 と言うことで、今回は、コンサートリポート調で展開させて頂きます。

 先ずはロケーションですが、埼玉県和光市にある劇場で、初めて訪れたのですが、意外としっかりしている、ちなみに、明日は布袋寅泰が来るらしい...会場は、クローズドされている模様の2階奥以外は、幅広い年齢層の来場者で満席となっていました。

 ステージ上は、シースルーのスクリーンに森をイメージさせる照明が照らされ、中央にギターと椅子が配置され、小野リサさんの出番を待っている。また、ステージ下手には、ベンチともう1本のギターが用意され、目の前にギタリストが現れることが予告されています。そして、スクリーンの奥には、グランドピアノやドラムセットが置かれているのが透けて見え、JAZZバンドのグルーブに期待がかかります。

 本日のショーが2部構成であることがアナウンスされ暫くすると、照明が落とされ、小野リサさんが登場。しかも、なんとなんと、中央に行くと思いきや、下手のベンチ(自分の真ん前)で、ボサノヴァの弾き語りが始まったではありませんか!
 小野リサと言えばボサノヴァ、ボサノヴァと言えば小野リサ、ってなもんで、“あの”ウィスパーヴォイスを、いきなり目の前で展開され、やられちゃいました(笑)

 2曲程弾き語りを披露の後、中央に移動すると共にスクリーンが上げられ、ここからはバンドメンバーと共に、心地よいボサノヴァのナンバーが続きます。(メンバーは以下の通り)
 ピアノ : Febian Reza Pane
 ベース : Chris silverstein
 ドラムス : 石川智(小野リサさんの旦那さん)
 サックス・フルート等 : Bob Zung

 1部の後半には、ボサノヴァ以外の音楽にも開眼したこと等が語られ、ソウルやカントリーミュージックも披露されて終了。時間は50分くらい。

 こうなると、今回のテーマであるJAZZは、2部の演目にして独立させたことが予想されますが、その通りで、2部が始まると、先ずは、フェビアンさんのJAZZピアノに小野リサさんの歌声が乗せられ、その後、1曲毎に、JAZZYに衣替えしたメンバーが加わってくるという演出。
 それは、下手(また目の前!)に置いてあるピアノを中心にして、NYの小さなJAZZバーで、仲間が寄り集まってセッションしているかのような楽しいものでした。(石川さんのNewsPaper&ブラシはパクらせて頂きます^^;)

 全員揃ったところで、各パートの定位置に戻り、スタンダードJAZZのナンバーが、会場を埋めつくしながら続いて、1時間弱の2部も大いに盛り上がりました。
 アンコールでは、落ち着いたJAZZナンバーが2曲披露され、トータル2時間強のステージでした。

 ツアー初日とあってか、メンバーにやや硬いところも感じられましたが、素晴らしい歌声に素晴らしい演奏を堪能できた1日でした。特に、小野リサさんのJAZZってどんなんだろう? と思っていたのですが、全く思った通りの小野リサ節で、すんなり嵌ってましたから、ある意味凄いことだと思います。



 自分の世界観がどんなジャンルにも崩されない、どんなジャンルでも自身のアイデンティティをキープできる、そんなクリエイターになりたいものですね。


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JAZZの似合う街(になるといいな...)

2009年05月17日 | MUSIC LIFE
 いま、池袋(の一部)が熱い!

 東京メトロが、エチカ表参道に続く“エチカ池袋”を開業し、寂しかった駅西側地下街の景色を一変させたのが、今年3月。そして今週末、その地上でJAZZフェスが開催されてたので、ちょっと用事をがあって出かけたついでに覗いて見ました。

 都内の街起こし(?)的音楽イベントでは、丸の内界隈でのクラシック系イベントが有名ですが、こちらはJAZZがメインとなり、5月15日/16日の夜、池袋の西側ストリート会場7ヶ所で熱演を披露するのは、オーディションで選ばれた60バンド近いアマチュアミュージシャン達、ちなみに見学は無料。(他にライブハウス4会場があり、こちらはプロがメインで有料)


 と言うことで、全バンドを見るのは到底無理なので、とりあえず、パンフレットのプロフ欄を見て、面白そうな出演者が多い会場へ行って観てたのですが、、、ヤバイです、この人達。ほんとにアマチュアですか???
 まあ、それなりのルックスした若い方々が、それなりにカッコ良い演奏してるのは、ふふ~んって感じで聴けるのですが、なんか、定年後、釣堀にでも入り浸ってそうな冴えないオッサン(釣堀好きな方含めゴメンナサイ)や、生活感をどうにも隠し切れないオバサン達(ほんとうにゴメンナサイ)が、演奏が始まると、いきなり別人になって素晴らしいパフォーマンスを演じることにショック。
 そんな方達が何人も居ることに驚きながらも、自分もああゆう風に歳を取れたらなあと、人生観さえちょっと変わりそうな夜でした。あっ、でも、見た目はもうちょっとオシャレでも良いかも^^;

 ところで、先に「パンフレット見て」って書きましたが、これがチト問題アリで、本番直前に会場に変更が入り、既に完成済みのプロフが掲載されたオリジナルパンフレットと、後から変更になった会場マップの2枚を見比べなきゃならなかったこと、は、まあ、良いとして、ほんとうの問題は、会場が急遽変更になった理由。
 なんでも、東京都の方針で、路上ライブは全面禁止になるようで、昨年まで使用していた駅前広場2会場の使用申請が、突如却下されたらしい...

 なんだかねぇ~、禁止たって、OKしてる私有地も事実上路上ライブだし、一番安全に開催できる広い公共の場だけ使用させないなんて、なんとも中途半端な感じ。
 これから観光立国を目指すというなら、異国の地に来て、こういったサプライズイベントに出会え、その国の文化に触れるのも喜びの1つであると思うので、石原さん、なんか考えた方が良いと思いますよ。

 自分的には、池袋って都内の主要エリアの中でも、イマイチ垢抜けないイメージがあるんだけど、その気取りの無いオシャレ過ぎない感じが、実はJAZZのイメージに合うのではないか?と思えるほど良い雰囲気を醸しだし、ヨレたシャツとキャップのオッサン達が、ニューオリンズあたりの裏道で、熱くスィングしているシブいジャズメンのように見えてきた?!、か、どうかはともかく、このイベントが、この地で末永く育って行くことを期待したいと思います。


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イベント終了の週末

2009年03月31日 | MUSIC LIFE
 今年も参戦することになった、同業者バンドのイベントが終了しました。全11バンド/7時間半にも及ぶイベントは、もうフェスと呼んでも良いと思われます。
 特に今回は、記念すべき第20回(つまり20年もやってる)と言うことで、かなり盛大かつレベルの高いイベントとなり、インタビューに応じた某デザインジャーナリストの「いつ武道館でやるんですか?」とのコメントに、冗談と分かっていても、半分本気になりそうな勢いです。


 まあ、あまりいろいろ書いてネタバレするのも何なんで、今回も『もの凄く楽しかった&また出たい!』と言うコメントに留めておきます…。とは言え、いまとなっては、どこかのバンドに入れてもらわないと演れないのですが。
 
 あっ、ちなみに、フットカウベルは使用しました。ビーターは結局ゴムを選択。(詳細は前回ブログ参照)
 ついでに、音の評判が良かったスネアを紹介(自慢)しておきます^^; 以前ブログでも紹介したTAMAのカッパーですが、TAMA製ベルブラスフープとハイカーボン42本スナッピーを装着し、音圧・抜けともかなり良いかなと思っていたのですが、出音も評判良くて良かったです(↓)




◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 さて、前回のブログに書いた通り、2月&3月は、このイベントの為のリハだけで一杯一杯だったので、イベント翌日の日曜日に、久しぶりに銀座を流浪してみました。しかし、銀座の人出の多さには、「ほんとうに不況なんすか?」と思いたくなる感じです。そう言えば、昨晩、都内の某イベント会場からの帰り(深夜)も、街はすごい人だったし…。

 で、ファッション、家具などのお店を、この日は仕事抜きのユーザー視点だけでだらだらと見て歩き、途中立ち寄った飲食店を少し紹介します。

■ LADUREE Tokyo


 2008年7月に、三越2階にオープンして話題になった、パリのスイーツ専門店「ラデュレ」の東京店。マカロンが有名。
 スイーツは美味しいけど、サイトや雑誌で見るよりデコールは安っぽい、店員の接客レベルにもバラつきがあり、値段の割りに、デパートの中のショップの域は出ていないと思われますが、テイクアウトもイートインも、入店待ちが絶えない人気店です。
 写真のメニューは、フルーツサラダ(左)と、マカロン(右)です。夕ご飯が控えていたので軽めのオーダーで我慢し、窓越しに和光のショーウインドウを見ながら、しばしお茶タイム。

■ ひつまぶし 備長


 本店が名古屋にある鰻専門店。しっかりとした味付けで外側はカリっと焼き上げ、中身はふわふわであまり油っこくないので、どんどん食べられちゃう美味しさです。
 写真のメニューは「上ひつまぶし」。ちなみに、上とか特上の違いは鰻の量(サイズ)のみです。


 マロニエゲート12階のお店からは、眼下に首都高、有楽町イトシア方面の向こうにJR各線、その向こうにお堀の水面、そして夜空には下弦の月、というスチュエーションで鰻をお腹一杯堪能させて頂きました!
 (しかし、新幹線が通る度に、やれ700系だの、N700だの、300はイマイチだの、100はもう走ってないのか?と論じてる夫婦って…)


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とりあえず、近況など、、、

2009年03月22日 | MUSIC LIFE
 いやいや、更新を随分サボってしまいました。。。

 業務時間的にはやや余裕があるけど、収入的にはやや不足(笑)、おまけに、出張制限で行動範囲も狭まり、簡単に言うと、現在“ネタ切れ”状態なわけです。

 もう1つのネタ切れの理由が、バンド活動、、、。ん?止めたハズでは。そう、実は昨年9月にバンド活動を停止したとブログにも書きましたが、代わりのドラマーがなかなか見つからず、今週末に迫った同業者バンド大会に向け、2月3月は集中リハーサルしてました。
 最終的には、新ドラマーさんも見つかり、ステージ上で新旧ドラマーがバトンタッチすると言う演出になりましたが。

 で、今回、初めてチャレンジするのがフットカウベル。


 演奏予定の、Hi-Five(Superfly)と言う曲にカウベルが使われていて、通常、カウベルは右手で叩ける位置にセットして演奏するのですが、この曲のカウベルが入っているパートは、変則的なキメが多く、手だとカウベルの音が飛び飛びになっちゃう。

 では、本家はどうやっているかとYoutubeで確認したところ、LIVEでは入れてないじゃん!カウベル。
 それでは面白くないと、手と右足(バスドラ)の動きに関わらず、一定のテンポでカウベルを鳴らし続けられる方法として、左足で踏むフットカウベルの導入となりました。
 でも、結構難しくて、実行するかどうかは、本番直前まで分かりません。

 ちなみに、このカッパーコーティングされた珍しい色のカウベルは、パール社製。スネアもカッパーにしたので、なかなか良いコンビです。
 また、ビーターは写真ではゴムになってますが、ステージでは、アタックをもっと強調するため木製に変更予定です。


 さて、冒頭に不景気じみたことを書きましたが、それを実感したのが、先日送られてきた“ANAマイレッジクラブカード”


 2009年度のステータスは“ブロンズ” AMC会員になって約10年、ほぼ毎年“プラチナ”で更新していましたが、今回、2回目のブロンズ降格です。

 理由は単純で飛行機の利用が減ったから。
 昨年後半から海外出張が減り、今年に入ってからはまだ1回も無し。かなり重要なモノベースの会議も、モノだけ送ってTV会議にしたり、担当者間のやりとりをWEBフォーラムにしてみたりと、いろいろ工夫して移動を極力減らしています。

 本当は、Face to Faceに勝るコミュニケーションは無いのですが、この時期、逆に、DRUM修行に割ける時間が増えたということで、ガンガン精進させて頂きます。


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素材選び=音色選び

2008年11月23日 | MUSIC LIFE
 
 なんだか、急に冷え込んで来ましたが、如何お過ごしでしょうか?
いや、冬は黙ってても来るので仕方ないとしても、経済の冷え込みは困ります。やっと先が見えそうになったところで、また、“振り出しに戻る”なんでしょうか???

 今度の冬のボーナス、昨年比2割ダウンの噂もチラホラ、来年は出ないかもしれない、、、つまり、欲しいものは買えるときに買っとけ(注:普段から買ってる人は除外)ということで、注文していたメタルスネア購入です。って、それほどスゴイもんじゃ無いんですけどね。

 そもそも“スネア”とは何か?、と言うことから説明すると、ドラムが奏でるリズムの要となる音、8ビートなら、ドッタン、ドドタン、の“タン”の部分を担うドラムなのです。
 そして、そのタンの音は、ドラマーの個性だけじゃなく、楽曲の個性によっても千差万別。そのため、ドラムセットの中でも、スネアの素材だけは、およそ硬くて響きそうなものなら、なんでもありと言う感じになっています。(そのうち、なんかも出てきそうですよ)

 素材は大きく分けて、ウッドとメタルに分かれます。(その他、透明なアクリルやカーボン等の樹脂ものもありますが)
 で、いままでは以前のブログで紹介している通り、ウッド(メイプル)を使っていたのですが、ちょっとメタルも試したくなって、と言うか、基礎錬に飽きて音くらい変えたくなって、の買い物です。

 メタルの良さの1つは、ウッドと比較すると、大音量のバンドでも埋もれないパワー、まあ、最近はPA技術も進んで、ウッドで問題があるかと言うとないかもしれませんが、それでも、独特の金属的な響きは、ウッドでは出難い個性です。

 で、メタルはメタルでも鉄だけじゃなくて、ブラス(真鍮)、カッパー(銅)、アルミ、ブロンズ(青銅)や、シンバル素材のような合金(ベルブラスなど)まであり、素材選びに迷うのですが、こんな実験している方を見つけて参考にさせて頂きました。
 自分の実験方法はいたって単純、デザイン室の加飾コーナーに展示したあった、金属素材のプレートサンプルを指で弾いて、「チーン」とか「カンッ」とかいう音を、一緒に活動していたバンドのボーカルさん(直属のスタッフ^^;)に聴かせて、選ばれたのが“カッパー”でした(笑)
 って、まあ、半分冗談ですが、バンドのフロントマン(Vo.)が気に入る音ってのも重要ではあります。(あ、でも、金属の板の音と、それを使って作った実際のスネアの音は全然違いますので、念の為)
 参考のために、別の女性スタッフにも同じ実験を試みたところ、こちらもカッパーを選択。音色もさることながら、良く磨かれた銅特有の、ピンクゴールドのような色合いも、いまどきな気分なのかもしれません。

 前置きが長くなりましたが、購入したのは、日本のドラムメーカーTAMAのモデル“SCS1455H”(上の写真)14×5.5の少し厚め(1.5mm)のカッパーシェルは、パワーがあり、適度な倍音の重い音色が奏でられ、まだあまり試していないのですが、チューニングの巾も広そうで、これからが楽しみです。
 ルックス的にも、ただの銅色(それはそれで綺麗ですが)では無く、ヘアライン加工され重厚さを増した独特の仕上げで、音のキャラにもマッチした質感の高いもです。
 海外メーカーのスネアも良いものは良いですが、造りの良さ等々含め、国内ドラムメーカーのコストパフォーマンスは脱帽モノだと思います。

 気になる点は重いこと。メイプル薄胴と比べてはいけないとは思いますが、ライブのバンド交代の時に、慌しくスネアやペダル等などの荷物を持って、狭いドラムスペースに入ることを考えると、ちょっと憂鬱になる重さかも(軟弱)
 実は、余っているベルブラスのフープに付け替えてみたいのですが、重量増が怖くて躊躇中。

 と言うことで、これでさらにレッスンに身を入れ、会社が潰れたとき(orリストラ)に備えて、手に職を付けておきたいと思います。

===追記===


 最終的に手持ちのベルブラスフープに組み替えたところ。輪郭のクッキリした抜けの良いサウンドになり、LIVEで使用したところ出音も好評でした。

ドラム修行中

2008年11月01日 | MUSIC LIFE
 このブログを覗いて下さる方で、『DRUMMER'S LIFE』に分類されるトピックに興味を持って下さる方が、どの位いらっしゃるのかは定かではありませんが、まあ、日々の“垂れ流し”を宣言しているブログということで、気にせず何でもアリで進めさせて頂きま~す。

 さて、ドラム修行に専念するために、バンド活動休止中なのは、以前のブログにも書きましたが、現在は、月2回のレッスンと、毎週末の個人練習がライフワークとなっています。
 ほんとうは、平日もガンガンやりたいのですが、場所や音量の問題がある楽器の性で、ちょっと無理。 
 、、、で、最近始めたのは左手足の訓練。

 よく、いろんな人から(バンドメンバー含む)、「そんなに良く手足をバラバラに動かせるね」なんてことを言われるのですが、ちゃんとレッスンを始めてみると、全然動いてねーーー、てか、動かせない! と言うことをヒシヒシと感じてしまいます。

 なので、左右の手足各々が各々に釣られることなく、もっと自由に、もっと正確に機能できるようになるため、「基本帰り」はとうとうドラムを離れ、日常生活にも入り始めてしまいました。

 具体的には、左を右並みに動かせるようにするため、先ずは、毎日のグルーミングを左でもやる。(右が利き手の場合)
 手の爪切りや耳掃除を左右別々にやるように、普段、右手だけで済ましている、歯磨きや足の爪切りなどを左手も使ってやる、コレだけでも結構難しいですよ。
 コツは、先ずは普段通り右手でやって、次にそれを左手で真似る、右手でやるときに、左手が介助しているような行為も、いきなり逆でやると訳分かんなくなっちゃうけど、通常通りにやって、一連の動作を覚えてから逆にやるとスムース。

 手はこんな感じで、最終的には、左手でも字が書ける程器用になればGOOD。

 問題は足で、なかなか日常で訓練する場がないのです。
 とりあえず、たまにやってるのは、会社の会議室に忍ばせてある練習パットで、ルーディメンツなどを演るときに、左足で踏むキックパットを組み合わせるくらいですかねぇ。
 ドラマー仲間と良く話すのは、AT車の運転中、左右の手に左足のキックを加えてリズムを刻むこと、右足は、刻んでいるリズムとは関係無く、アクセルとブレーキに専念する。
 でも、これって意外と簡単で全然訓練にはならない。役に立つのは、せいぜい曲の構成を復習する程度ですかね。

 で、どうしようか迷っているのが、左足ブレーキング。
 以前モータースポーツに没頭していた頃、習得しようと思ってたんだけど、その技が効果的なグラベル(未舗装路)競技があまり肌に合わず、ターマック(舗装路)ばっかだったんで、あまり必要性を感じないまま終わって現在に至っているのですが、左足の繊細さをUPさせる訓練になるのは確実。
 でも、左手髭剃りと同レベルの危険を感じるので保留中。(注:これを読んで、間違っても公道やスーパーの駐車場などでトライしないで下さいね。やるなら、最初だけでも、隔離された安全な場所で試してからにしましょう)

 あとは、ドラムセットを左利き用に組んで叩くってのもありますが、セットに触れることができる時間をあまり無駄にしたくないので、セットは右利き用のまま、左右のバランスを整えるルーディメンツをやるくらいに留め、常時、左足以外がどんな動きをしようが、左足で、ハットを鬼のように一定して踏む(開き4~5cm)ようにしています。

 と言うことで、訓練中の左手左足の記念写真↓



 ちなみに、ブログに写真だけは度々登場するスネアですが、いままで詳細を記していなかったので書いておきます。
 とは言っても、15年前に購入したときの記憶と、実物の見た目判断で記載するので、間違いがあった場合はご容赦を。

■TAMA PRO CUSTOM(オーダーシステム品)
 <シェル>
 メイプル 14×6.5
 プライ数不明(単版?) 厚み5mmくらい+レインフォースメント
 ラッカー仕上げ チューブラグ
 <フープ>
 購入時、何を選んでも値段が同じだったので、1番高いベルブラスを
 チョイスしたのですが、現在は、ダイキャストに変更済み。
 同時に、カノウプスのボルトタイトを装着。
 金属質の倍音が減少し、ウッドらしい音が出るようになりました。
 <ヘッド>
 現在は、打面側にREMOのファイバースキン3を使用中。
 サスティーンが抑えられミュートしなくても、ウッドの短い“コッ”
 というアタック音が際立ち気に入ってます。
 <スナッピー>
 カノウプスビンテージスネアワイヤーDRY
 もう少し華やかさがあってもいいかな、と思ってます。

 長い間、セッティング等々を変更しながら、このメイプル1本でやってきたのですが、間もなく、新しいメタルスネアが戦列に加わる予定なので、後日、感触をレポートします。

PS:この情熱をゴルフに注げば、もう少し出世するんじゃないかという噂も(笑)


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Mission Compleated

2008年09月23日 | MUSIC LIFE

Thank you for the music.





 と言うことで、最後のLIVEを無事終了しました。まさか、最後に2BANDも演ることになるとは思ってもいませんでしたが、どちらもすごい盛り上がって楽しいステージでした! また、いつか演れる日を目指し修行に励みます。


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イチから出直してこい!

2008年08月15日 | MUSIC LIFE
 ご無沙汰です。気が付いたら、ずいぶん更新をサボっておりました。。。てゆうか、気付いていましたが^^;

 で、この2ヶ月間は、音楽活動に明け暮れておりました。

 バンドでは、初の地方遠征LIVEを敢行したり。。。



 とあるカフェのアコースティックLIVEで、カホンのデビューを果たしたり。。。



 その他、社内イベント出演だとか、それをきっかけに、もう1バンド絡むことになったり、とかとか。。。

 自分の腕前は自覚しているので、時間があればとにかく練習あるのみ、ヤバイと思いながらも、それが生活の中心になってきちゃってるという感じです。

 まあ、それはそれで「打ち込める趣味がある」と言うことでOKなんですが、実は、平行して受けているレッスンの方が大問題で、やればやる程、自分がいままで自己流でやって来たことが浮き彫りになる。デザイナー諸氏向けに例えて言うなら、デッサンもロクに書けないヤツが、カッコ良いレンダリングを小手先だけで書こうとしやがって! な状態をひしひしと実感。

 そんなこんなを考えつつ、この数ヶ月思案した結論は『バンド活動の停止』
この1年間、一緒に活動を続けてくれたバンドメンバーには申し訳ないんだけど、デッサンとレンダリングを同時に練習する程、時間も気持ちの余裕も無いので、この際、デッサン、つまり基礎力を徹底的に上げるため、全てのバンド活動を止めることにしました。

 とはいえ、即刻止めることは出来ず、9月に予定されているLIVEだけは、狂ったデッサンをなんとか誤魔化しながらも、演ることになったのですが。

 「プロじゃないんだし、楽しくやってればいいじゃん」等々、引き止めて下さる方もたくさんいて有り難かったのですが、自分としては、自分やバンドだけでは無く、お客さんとの関係性も含め、満足できる状態に持っていきたいと常々考えていて、ある意味プロ指向? てゆうか、クリエーター的思考の持ち主であれば当然とも思います。

 でも、イチから出直すことは、それはそれで未来が無限に広がったような感じで、実は、ちょっとワクワクしてたりします(笑) 「プロじゃないんだし」、そう、プロじゃないからこそ、ここまで来て、平気で振り出しに戻れたりするのです。
 そして、少しはデザイナー的生活にも戻って、ブログの更新頻度も上げられるかもしれません(笑)
 
 心残りは、GOOD DESIGN EXPOの、初日イベントへのオファーをもらっていたのですがお断りしたこと。○口さん、本当にゴメンナサイ。代役を引き受けて頂いた○岡さん(とそのバンドの方々)、頑張って下さい。観に行きます!


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