combatfoxの日記

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知られざる秘話、考えさせられる日本の法律

2012-03-18 13:45:24 | 日記
初めに

今回、記載する内容はあくまでも報道情報がソースですので、実情は定かでありません。なお、私の個人的考えを記載いたしますが、深い意図はございません。

■祖母の悲報乗り越え任務遂行

 東日本大震災では米軍による支援活動「トモダチ作戦」が大きな成果を上げたが、その先駆けが被災地への医薬品の輸送だったことはあまり知られていない。東京・本駒込の日本医師会(日医)に医薬品が集まるめどが立ったのに、輸送手段が見つからない。厳しい局面で機転を利かし、米軍に直接交渉したのは、米ハーバード大学の人道支援組織の一員として派遣された有井麻矢(ありい・まや)医師(31)だった。(河合雅司)

[フォト]取材に応じる有井さん

 震災発生から1週間もたたない昨年3月16日。被災地から「医薬品が足りない」との声が日医に相次いでいた。製薬各社の協力で確保できたが、問題は膨大な量をどう迅速に運ぶかだった。期待した航空自衛隊から色よい回答を得られず、落胆が広がった。

 「米軍に協力要請できるかもしれません」。声を上げたのは、たまたま居合わせた有井だった。

 当時、米エール大学に所属していた有井が、人道支援組織「ハーバード・ヒュマニタリアン・イニシアティブ」のメンバーとして一時帰国したのは前日15日だ。初対面の有井の提案を日医幹部は即座に受け入れた。

 有井は「絶対に成功させよう」と腹をくくった。

 ◆逆に「アリガトウ」

 米国を出発する前にエール、ハーバード両大学の同僚らから紹介された人々に電話やメールを送り続け、18日未明、米国大使館から返事が来た。交渉の末、米軍機による輸送は19日と決まった。

 「アリガトウ」。連絡を取り合っていた米軍担当者からの言葉に有井は戸惑った。自分たちが頼んでいるのに、なぜ感謝されるのか。医薬品輸送は大震災発生後、横田基地からの支援としては初めての大型作戦だった。米軍も活躍の場を求めていたのだと感じた。

 アクシデントが起きたのは輸送前日だった。横田基地からのメールには「USAID(米国際開発局)が最終的に承認しなければ、われわれは動けない」とあった。輸送要請の申請書を記入してほしいという。寝耳に水だった。急ぐしかない。夢中で書類を書き、1時間後にゴーサインが出た。

 出発当日の朝、米軍と最終連絡を取っていた有井に母親から電話が入った。祖母が亡くなった知らせだった。輸送機には英語が堪能な有井が1人同乗することになっている。「しっかりしなければ」。5分ほど一人トイレで泣いた。

 ◆各部署の総力結集

 集まった医薬品8・5トンは、横田基地までパトカーが先導した。横田基地でも特別扱いだった。ゲートはノーチェック。荷降ろし、梱包(こんぽう)、輸送機に積み込む作業にはさまざまな部署から何十人もが駆けつけた。

 「私たちはオバマ大統領に日本の人道支援のためにと集められたチーム。人命を助ける作戦に参加できてよかったです」と口々に語った。米軍兵士の表情は誇りに満ちていた。

 輸送機は岩手県の花巻空港に無事降り立った。しかし、次に向かった仙台空港は闇に包まれ着陸できない。管制塔とのやりとりが緊迫感を増す中、誘導の明かりがともった。自衛隊だった。自衛隊は降ろされた医薬品を被災地に陸送する任務も引き受けた。

 数日後、有井の姿は宮城県気仙沼市の被災地にあった。そこには医薬品だけでなく、食料や水、トイレが足りず、プライバシーが確保できていない避難所が広がっていた。

 当時を振り返って有井はこう語る。「災害医療では、医療や薬だけでなく、公衆衛生を含めて現地ニーズを迅速に把握し、対応できる協力体制が必要。知識とトレーニング、そして行政との連携が重要

コレは某サイトにてトピックスにあった記事です。災害時は的確で迅速な行動、決断が要求されると思いますが、政治的意図もあるにせよ日本はまだまだ遅れてるな~と感じました。それに妻や叔母、知人をスキューバで救出して話題になった日本人男性の勇姿が報道されましたが後に、その男性は○察に同行を求められ、咎められた?許可(資格)無しに人命救助した事と、救助の際、使用した道具の携帯(ナイフ等)が銃刀法に定植するとかなんとか・・・・賞賛されこそすれ、人命救助した人間を処罰しようとすることが理解できません。さらには震災で流れ着いた瓦礫の撤去も日本の法律上、壁があったようです。災害時緊急特別対策法も適切に運用され、臨機応変にあるべきだと感じました。ちなみに米軍は震災直後日本への兵士、物資、機材、考えうる限りの支援を申し出たそうですが、日本政府はコレを断ったらしいとの話もちらほら耳にします。震災数時間後には米軍無人偵察機による被害状況調査が開始され、3日後には即救援体制を整えていたそうです。まぁ他国であるアメリカが無断で日本国内で救援とはいえ行動したことは、別の問題がありますが、議論も重要ですが、出来る行動から開始し、状況を見ながら、速やかで適切な対応をして欲しい物です。

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6 コメント

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本当に考えさせられました (ホトトギス)
2012-03-21 16:18:06
災害の緊急事態という時に、それも人の命がかかっている時に「救助の際のナイフ等が銃刀法に定植する」なんて、重箱の角を突っつくようなことを言ったりして、全くナンセンスですね。

3月11日の報道特集で、東日本大震災を知らされた米国の軍の指揮官が、自分の判断で別の任務にあたっていた母艦?(名前が思い出せないけど)を急遽日本に向かわせ、救助にあたった際の詳細を知りましたが、原発事故が発生したりして自国の自衛官の身の安全についてにも苦慮しながら、被災地での救助活動を行ったこと・・・指揮官として、自分の判断に責任を取るということ、決断力に感銘を受けました。

福島原発事故についても、日本国内だけのノウハウでは手に負えないということが早い段階でわかっていたはずなので、外国からの支援の話があった時にことわらなかったら、その後の水素爆発とか最小の被害で済んだのでは…と私は本当に口惜しく思うのです。
今回のことで、地球に住む地球人として、人の命を尊重することとか、原発で地球を汚染することの問題について、日本人とかアメリカ人とか国籍とか関係ないんだな~って思った次第です。
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>ホトトギスさん (combatfox)
2012-03-21 20:57:44
いや~本当に考えさせられます。国内でも震災直後レスキューや復旧など必死に活動されている方が多数折られる中、私の知る限り3回も米軍の緊急支援を断っており、さらに蓋を明けてみれば、ずさんすぎる原発管理!2008年の時点で国際原子力機関IEAEより日本に対し公式に警告がなされていたらしく、「日本の原子力安全基準が古すぎて、安全に運用するには改善が必要とのこと」それに対して日本政府の返答は、そんなはずは無い、我が国のセキュリティーは万全で言われる筋合いは無い!的な返答だったらしいです。全ての関係者の方ではないですが、一部の上層部の安直な考えや、目先に利益で国民強いては地球規模の汚染危機を招いており、地域住民だけ保障?風評被害はどうなるの?TPPも日本=汚染国の汚名で非常にフリになったし!失われた命、危機にさらされる全ての物は到底賠償しきれる物ではないと思います。その保障に使われるお金も、とどのつまり税金ですからね~
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お堅いんだよ・・・ (霧子)
2012-03-22 19:32:55
なんかね、日本って
堅すぎるんじゃないかな・・・と
常々思います。

それとも各部署の人が
保身意識、強すぎ?なのかな?

日本って子供みたい・・・
軍を持たなくて

有事には大国に守ってもらう約束したのに
他の国が大変な時は
出るのを渋る・・・

それって、わがままだと思うんだけどね。

人の命を守るのに
資格とか許可とか
難しいコト言ってたら
その人、死んじゃうよ~><;;

海で人、溺れたときとか
資格なかったら人工呼吸とか
しちゃいけないの?

ばかな話です・・・
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こんばんは! (パイル二等兵)
2012-03-23 22:20:17
日本人は頭が固いというか、柔軟性が無いと言うか・・・
イイ意味で言えば、「実直に物事を遂行する」ですかね?

それが普段なら問題ないでしょうが、
不測の事態や緊急事態には臨機応変な対応が必要ですよね。

それにしても人命救助でお叱りを受けるとは・・・
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>霧子さん (combatfox)
2012-03-24 08:46:27
硬いと言うか、焦点がずれているように感じます。技術面でも、経済面でも、危機管理でも、諸外国では、日本は幼稚だと言われているようです。
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>パイル二等兵さん (combatfox)
2012-03-24 08:53:26
今回の件で、ようやく災害特別法など、対処基準が設けられ始めましたが、いまさら?という気がします。日本の法律の決め方自体を見直さないといけない時期にあることに、気がついているのでしょうか?○刀法も事件に使われたから、コレ禁止します的、非常に幼稚な対応ですからね~、道路交通法も自転車レーンですか?議論をしているようですし!もともと自転車は車道でしょ!安全に車道側を自転車が走れるように、レーン後付(爆   今まで以上に車道側を走る自転車増加=自動車のドライバー困惑&接触など事故増加に繋がる恐れがある。もっと深く考えて決め事して欲しいです。
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