combatfoxの日記

仕事の暇を見てサバイバル♪畑のスミに秘密基地♪今日も元気にサバイビー☆

謎のジャケット M65モドキ

2015-01-13 18:46:50 | ミリタリー
今回は去年の暮れに手に入れた変なジャケットのご紹介です。

これを見たらわかる方はすぐにわかったかと思います。そう・・・かの有名な米軍ジャケット   M65フィールドジャケットです。
しかも襟元ジッパー及び胸ジッパーがアルミ製で肩にはエポレットがついていることからセカンドモデルということがわかります。残念ながらタグが欠損しているので詳細は不明です。

さてこのジャケットのどこら辺が変なのかといいますと・・・

まず襟元のジッパーですがアルミ製YKK社の物なんですがセカンドモデルのM65はアルミジップではあるのですがYKK社のジップを使用しているのは見たことがありませんでした。(サードモデルとか後期の一部のモデルではYKK社のジッパーが正式に採用されているようです)
しかも丸みを帯びたデザイン・・・

こちらは写真上:サードモデルの襟元ジップでブラス製でスコビル社の物です。写真下:今回の物と同じセカンドモデルのアルファー社製M65で民間に流されたものの襟元ジップでアルミ製のスコビル社の物です。

比べてみると材質はさておき形状が角ばったクラシカルなデザインに対して今回の物は丸みを帯びていて今風?なんです(笑

次の変な部分は・・・

ドローコードです。私の記憶が確かならば腰のコードは綿?なのですがこの年代のM65のすその部分は伸縮性のコードだったはずなのですが・・・今回の物は腰、裾ともに綿っぽいコードがついています。まぁこの辺は脱落しやすいものですので前のオーナーさんが付け替えられた可能性も考えられます。

さらに変なところ・・・

袖口 M65ジャケットの袖口は手の甲を保護するフードがついていて必要ない場合には織り込んで使います。今回の物もその形状は備わっていますし袖口の絞りもベルクロで調節できるいたってM65らしい造りで問題ないのですが・・・なんとなくフードがとんがってる気がする(爆

さらに変なところ
写真は次回UPしようと思うのですが襟に入っているフードですが通常のM65は襟元に伸縮性の素材が縫い付けられそこへフードがつながっていますので若干ではありますが襟からフードがビヨーンってなります。
これは体型に合わせてフードの装着位置(フィット感を)調整できるようにと考えられた仕組みだと思います。しかし今回の物は・・・フード直付けです!

さらに変なところ

胸側のジッパーアルミ製はいいとしてこれまたYKK社の物です。しかもジップもジップがついてる台地もピカピカのほぼ新品?ってな綺麗な具合なんです。写真でも見て取れると思いますが本当にきれいなんです。


もうここまでくれば偽物?復刻版の類ジャネ?って思っちゃうところなのですが・・・・
そうであればM65ジャケット本物と偽物?ってな記事名にするところ、別に普段着や作業着としてガンガン着られるパチモンってことでべつに気にもしないのですが・・・

偽物といいきれない部分がいくつかあるんです。
要因①タグの位置

まずはタグがついていたであろう部分ですが、本来、首のところと年代や製造会社によっては写真右の右裾と首元に分けてタグがついてることがあるようなのですが、今回の物は首元だけ・・・これはまぁ本物でもあることなんですが・・・
首元のタグがついていたであろう痕跡をよーく見てください。

ライナーを取り付けるためのボタンが服に対して左右シンメトリーでついていますので、タグ位置は中心より右にオフセットしていますよねー・・・わたくし所蔵の本物M65フィールドジャケットでもみられる特徴の一つで、当時の物は裏地の首元にタック?フリーツ?があるためだと考えられます。(割と新しいM65の場合にはど真ん中にタグがあるものもあるようです)

要因②ドットボタンの製造メーカー

分かりにくいかもしれませんがスコビル社製のドットボタンが使用されているんです。スコビル社といえば昔から米軍へボタンやジッパーなどを納入している会社でもちろんM65フィールドジャケットのジップやドットボタンでもド定番の会社なんです。軍への納入品以外で民間へ流している衣類で同社のボタンが使われているのを見たことも聞いたこともございません(私が知らないだけ?)もちろんM65は各社が製造販売しており軍以外へも数多く販売されています・・・・しかしM65タイプやパチモン、復刻版で正規納入メーカーの部品が使われるとは考えにくいんです。もちろん大手メーカ^のアルファー社などM65を正規で軍へ納入している会社の本物のM65で単に民間へ販売したモデルという本物ではあるが民間向け品というものには使われていると思います。

要因③ドットボタンとジップの位置関係

写真の通りジップの台地に被ってドットボタンがついているんです。残念ながら私が所有する他の本物であることがわかるM65は被って取り付けられていないため比較できませんし、今回のようにジップ生地と被さってドットボタンが取り付けられた本物M65が存在するのかどうか?B品ということで民間へ転用されたような経緯の物がある金津不明なのですが・・・写真を見ながらよーく考えてみてください。

この位置ということはジップを服へ取り付けた後からドットボタンを取り付けないとあり得ないんです!意味が分かりにくいかもしおれませんがドットボタンへジップの生地が被さっておらず、逆に生地の上からドットボタンが留められているということです。

さてさて・・・ジップはアルミ製のYKK社の物  品質的にきれいすぎて偽物っぽい要因の一つでした。 ドットボタンはブラス製でスコビル社の物 本物を製造しているメーカー以外にはまず出回っていないと思しきパーツです。

?????

ココが最大の謎かもしれません・・・偽物?復刻版?パチモノ?に後から本物のパーツを撃つことはまずないでしょうし・・・この年代の正規メーカーでセカンドモデルを復刻版で作ってるメーカーでスコビル社のパーツを使ってるところなんて聞いたことがありません!(ロスコやターコイズ・リアルマッコイズなど復刻版やコピーを製造しておりますが正規品のタグまで忠実に再現して話題になったメーカーもあるようですが、基本的にドットボタンやジップなどの場合正規納入メーカーは軍正規納入メーカー間以外には部品を出さないと思うんですよねー・・・復刻版作るから当時のボタンくれって言っても無理でしょw



以上のことから各所に偽物くさい点と本物に見られる特徴や本物製造メーカーしか入手できなさそうな部品が混成している不思議なジャケットなんです。

まぁ・・・それだけなら単に謎のジャケットとして紹介してたんですけどね・・・・・極めつけの部分があるんですよ~

そーれーはー

こちらっ・・・わっかるかな~?M65の右襟首あたりの写真なのですが、上:アルファー社製M65フィールドジャケットのサードモデルで軍に正規納入された物 下:アルファー社製M65フィールドジャケットのセカンドモデルの民間へ流された物
どちらも軍へ納入か民間へ納入かの違いはあるものの正真正銘軍正規納入メーカーが製造した本物のM65フィールドジャケットです。
写真をよく見ていただけるとわかるんですが、ライナーを取り付けるためのボタンの上のところに内側向きのドットボタンが1個あるんです。用途は不明です。(フード?マスク?か何かの脱落防止ストラップをくっつけるとこ?よく知りませんです
(^-^;)があるんですが~~~~

今回の物にはないんです!
念のため近くの古着屋さんへ行ってサードモデル以降のウットランド柄の物ですがM65フィールドジャケットを12点ほど試着のふりして同部分を確認してまいりました(^Λ^)/






全部ついてた・・・・・・・・・・・・(Φ_Φ;)    僕の物 偽物なの?・・・

いゃ・・・だってさぁ・・・スコビルのドットボタンついてるし・・・
・・・・・・・・・・ドットボタンの取り付け位置?タイミングもYKKジップの後出し・・・・

タグが付いていたであろう位置もオフセットしてるし・・・ぽっけの位置も胸ぽっけと比べて腰ぽっけが外側におふせっとしてるし~・・・  



エッ・・・・本物というには根拠が弱いって?・・・・・はいっそーですよーだぁ・・・・



フンっだ・・・(Φ∀Φ)いいもーん   どっちだって好いもん    気に入っていれば良いんだもん!

私はここに宣言いたします。このジャケットは正真正銘米軍のM65フィールドじゃkジェットモドキですっ!!


以上  報告終わり・・・・
Fin



第5回年越しキャンプIN唐津

2015-01-05 18:50:31 | ミリタリー
毎年年越しをキャンプで過ごしているのですが、今年は仕事の都合で、いつもの直方オートキャンプ場へは行くことができませんでした。
ということで今回はソロ出撃の地元です。





地元といっても私が山に借りている畑の一角なのですが(^-^;)


2014年12月30日現地到着  仕事を終えてからでしたのですっかりあたりは暗くなっていました。

まずはランタンに火を入れてあかりを確保!

急いで寝床となるシェルターハーフテントを設営し暖を取るべく薪ストーブ設置と薪の準備!

夕食の準備に取り掛かります。
自家製野菜や買ってきたお豆腐をカットして鍋へ投入

今回のメイン食材がこちら!!

佐賀牛ですw

ご飯は手抜きであっためるだけ~(笑

卵を落として出来上がり―・・・そう  すき焼きです!
普段はあまりお酒を飲まない私ですが、ビール飲みながらまったり過ごしました。



翌朝は何とか晴れ間が出ましたw

だけど少し風が強かったのでかまどを板などで囲って朝食w

2014年12月31日朝食はハンバーグでウマウマ!


お昼はコーヒーだけ飲んで藪の中を探検~♪


そしていよいよ大晦日・・・ランタンの明かりでマッタリとしながらビール飲んでウトウト・・・ウトウト・・・   zzzzz

気が付けば年越してたっ(爆  M1950ストーブで湯を沸かして、インスタントですがお蕎麦を食べました。

2015年1月1日
天候が崩れそうだったので腫れてるうちに片付けて今回は撤収となりましたw

今回使用したアイテム紹介
ランタン:DIETZ社のハリケーンランタンで昔アメリカ海兵隊が使用していたモデルです。
テント:シェルターハーフテント
ナイフ:オンタリオ社製ファイティングナイフ(有名なケーバーのファイ
ティングナイフと同モデル)
ストーブ:M1950GIストーブとM1942GIストーブ
アックス:PLUMB社製 M1942 USミリタリーアックス
鍋:M1942 USマウンテンクックセット
ケトル:イタリア軍ケトル
飯盒:兵式飯盒
フライパン:民生品安物
水筒:USキャンティーン1942年物ステンレス製
キャンティーンカップ:バーハンドル
寝袋:米軍寒冷地用シュラフ&カバー




それではこの辺でw