写真撮影日はすべて 2015/12/28
「千畳敷き岩」せり出した大きな舞台の上からは遠くまで見渡せます
奈良地域に住んでいるためか「ジオパーク」といえば、まず「山陰海岸ジオパーク」を連想します。どちらかというと日本海のほうが大陸から切り離されて、断崖絶壁のイメージが強いですよね~? あいよっこの独断的想像かな?
しかし、しか~し、足摺岬をはじめとする周辺の海岸線や巨石文化も素晴らしいことを知りました。「石ほど雄弁なものはありません。ただ人間が石の言葉を知らないだけ」と説明するのは、長年地質を研究してこられた高知大学の吉倉教授です。高知県では地質学や石文化の研究も盛んなようす。
まず驚いたのは足摺岬の手前の山中にある「唐人駄馬遺跡(とうじんだばいせき)」です。「黒潮に乗って来た唐人(異人)が駄馬(山頂の平らな場所)に巨石文化を築いた」と考えられています。
亀に似た岩石、包丁のように鋭く尖った奇岩などさまざまな形の石がまとまって集まっているのです。「自然配置説」と「人工配置説」があるようですが、確かに「火山噴火流とか土石流もなさそうだし・・・。なぜここに、こんなにたくさん?」と思えます。
遺跡からは縄文時代(紀元前5000年頃)から弥生時代にかけての石器、土器片が数多く出土していて、中心の巨石を取り巻くように円形状に配置された「ストーンサークル」もあるのです。一説には放射線量が通常地域の8倍あるといい、パワースポットとされています。
*** 明日に続く ***
「亀石」はどこの場所にもありますね~。お祀りには欠かせないのかな?
この石群にも2個あります。
それぞれの磐座(いわくら)には規則性や太陽のあたる場所などが
あるようです
写真上下:「千畳敷き岩」に行くには関所を通過する必要あり。
なんとか通れて (´▽`) ホッ
霧けむる四万十川もすてきです
四万十野鳥自然公園あたり
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます