珈琲の木は雨が好き

炭火焙煎珈琲のお店で起こるお客さんとのエピソード

おとぎ話 2

2013年08月29日 17時55分11秒 | Weblog
    「カラスとクジャク」

カラスのクロウが力尽きて死んでいるのが見つかりました
雀の爺さんが朝の散歩中見つけたのです

でも鳥の村に友達の少なかったカラスのクロウが
なぜ死んだのか誰もしりません
いつもみんなに迷惑を掛けていたクロウが死んで
悲しむものも誰もいませんでした

真っ黒なクロウは小さい時からみんなに嫌われていました
羽が生え変わっても 生え変わっても 真っ黒
悲しくっていつもカー!カー!と泣いてました

ある時人間の街へ言ったクロウは
人の仕掛けた罠のせいで 羽を痛めながら帰ってきました
クロウは鳥だけじゃなく人間にも嫌われていることに
羽の痛み以上に傷ついたのでした

そんなクロウの怪我を見た 1匹のクジャクが
クロウの傷を優しく 世にもきれいな羽でさすってあげました
毎日毎日クジャクはクロウの面倒を見てあげました
クジャクは鳥の村で1番の優しい鳥です
クロウはどんどん元気になっていきましたが
クジャクから離れようとはしませんでした

真っ黒のクロウに親切なクジャクが好きになって
乱暴な鷲や鷹が来たら 体をはってクジャクを守りました

そんなある日 クロウがクジャクのお願いで出かけていた時
人間がクジャクを捕まえに鳥の村へやってきました
鳥たちはみんな急いで逃げ出しました
残ったのは小さな小鳥とそれを守ろうとしたクジャクでした
クジャクは小鳥を守るのが精いっぱいで
人間に捕まってしまいました

戻ったカラスのクロウは小鳥たちに事情を聞き
急いで人間の後を追いかけました
クジャクを袋に入れて山を下りて行く人間を見つけた
クロウは人間めがけてくちばしから体当たり
人間も棒で何度もクロウを打ち付けました
最後に袋を持った手をくちばして体当たりしたクロウは
袋から逃げて飛び立つクジャクが見えました
でもその一瞬 人間の振り下ろした棒がクロウの首筋へ

人間も傷ついた手から血を流しながら逃げて行きました
クロウは地面に横たわったまま動けませんでした
やがて日も落ちクロウも力尽きかけた時
体が軽くなって飛ばなくても空を舞ってるように感じました
体中の羽は真っ白になって自由に空を飛んでいました
クロウは夢にまで見た白い羽をクジャクに見せに行こうと
鳥の村へ降りようとしましたが
どんどん高く登って行く体を止めれませんでした
もう一度クジャクに逢いたいと カーカーと泣きながら
クロウは天へ登って行きました

朝になって雀の爺さんが見つけたクロウの体は
朝日を浴びて 真っ白に見えたそうです



夜中に気配が・・

2013年08月29日 13時05分34秒 | Weblog
昨夜店で寝てると
ドアの開く気配が・・
ただドアが動けばカランカランとなるので
気のせいかな~?ってそのまま寝てると

今度は夜中の2時前頃に 寝てる横に寄り添うような気配が・・
寄り添って寝るようなスペースは無いので
これは変だな~って
でもはっきりとした気配を感じるし
寝返りをうって 上向きに寝ると消えるのに
横になると背中側にやっぱり人の寄り添う気配がします

3時頃になって気配は消えたのですが
それから体が寒くって寝れません
当然冷房は消えてるし 窓もしまってるのにで
ガタガタ震えて・・
仕方なくタオルケットやシーツにくるまって
なんとか寝ることが出来ました

ちょっと気持ち悪い雰囲気だったな~(~_~;)