ココうらうら☆

気の向くままに・・

寒中水泳

2011-01-10 20:01:25 | 日記
津市阿漕浦にて、観海流寒中水泳がありました。




うらんをお供に行ってきました。(もちろん見るだけ~)

観海流は、嘉永5年(1852年)に観海流流祖の方が津藩に立ち寄り、紀州で研究した遠泳技術を披露した。
ここから始まって、150年以上続いているそうです。
津市の無形文化財の指定を受けています。

今日はすごく寒くて、雪がちらちらしていました。
こんな寒い日に海で泳ぐなんて・・・

阿漕浦に到着すると30分前なのにたくさんの人が集まっていました。





風が強くて寒い日です。
この時点から先生(ずいぶん高齢なかた)と呼ばれている方は白いサラシの上着とフンドシ姿で寒い様子もなく堂々と歩いていらっしゃいました。
この先生のご挨拶に「私も何年やっても、最初の一足が冷たく・・」と仰ってみえました。

いよいよ「竜神まつり」という海の安全祈願が始まりました。
先生と呼ばれていた方が海の中に・・・





お塩とお神酒でお清めです。



それから、立ち泳ぎでの水書で「平常心」と書かれました。
泳ぎながら書くのはすごい力がいるそうです。



次は色々な泳法で泳いでいかれますが、遠くてあまりわかりませんでした。
たくさんの人が順番に並んで海に入ります。



冷たいから大きな掛け声が・・・
一人だけ小学生くらいの子が膝まで入って、どうしても前に進めず戻ってしまう場面もあり観客から笑いが・・・

海に入らなくても寒くて、スリングで震えながら見ているうらんです。



そして番傘による寒中水泳。
肩の上に番傘をかついで海に・・・





一斉に傘が開きました。
観海流寒中水泳の文字が・・・風が強いので泳ぎながら開くのが難しいそうです。



海から上がった人たちは焚き火の前で暖をとってみえました。

海の中は冷たくて痛くて、感覚がないそうです。
溺れるかと思ったと仰っていました。
海から上がると風が暖かく感じたそうですよ~(私はこんなに寒いのに・・)

スイミングスクールの若い子たちも寒そうにしてたけど、泳いでみえました。
見てる私も元気をいただけます
来年も見に行こうと思いました。