マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

ウマイ話の裏の話

2012年02月07日 | 半径1mの話
昨日の夕方、
「流れ星」(再放送)の竹野内豊さんに見入っておりましたら
玄関のチャイムが鳴りました。

こんな大事な時に誰やねん・・玄関の扉を開けましたらば
冷たい雨の中、若い男性が立っていました。
オール電化のセールスに回って来たようでした。

竹野内豊の続きを見らねばならぬので、3秒でお断りしようと思ったのですが
九州訛りの言葉につられて、ちょっとだけ気をゆるしてしまいました。
雨の中、傘をさしながらでは話しができないとみえて
少しだけ商品についての話しをさせてくれろと言うので

じゃあ、3分だけね。と前置きをして
玄関内に招き入れました。

オール電化にした場合の光熱費の試算をするから
ガス代と電気代を教えてくれろと言うので
我が家は、プロパンガスなので本当はガス代が高いのですが
ありのままに言ったら、餌食になることは間違いないので
光熱費なんて全然負担に感じておりまへんがな的態度を貫き
話しの合間に、あっ3分経過とか、時間オーバーですぞとか
チャチャを入れながら、テキトーに聞いておりました。

オール電化に興味はありませんかと言うので
興味はあるけれど、お金がありませんよってな。
第一、こんなオンボロ家にオール電化なんて似合いまへんがな。
それに停電になったらお手上げじゃおまへんか。
と申しますと

ガス給湯器も停電になったら使えませんぞな、と言われ
昨年の計画停電のとき、お風呂が使えなんだことを思い出したのでした。
停電の中では、ガスが使えたとしても本格的な調理をするのは困難で
簡単な冷凍うどんを作った程度だったことも思い出し
そんなもんだったら卓上コンロを使えば良いわけですし
なんやかんやお話を聞いているうちに
絶対お断りするつもりでいた気持が少し揺らいできたのでした。

アンペア量も倍量にしてもらえると言うことなので
冬場のブレーカー落ちの煩わしさからも解放されそうですし
そろそろガス給湯器の買い替え時期であることを考え併せたら
オール電化にするには、いい機会かもしれません。
っていうか、断る理由が見つかりません。
もう、完全に切り替える気分満々になっておりました。

しかしながら、うまい話は疑ってかかれと言うのが私の信条ですゆえ
工事費ゼロと言うのが、なんか怪しい・・・と申しますと
怪しくはありませんが・・・・・・・・と、セールスマンくんが口ごもりました。

やっぱり、なんか裏があるのか!?

工事費ゼロにする代わりにひとつだけお願いがあります、ときたもんだ。
何十万円もの工事費用がゼロになるなんてオカシイと思っておったわい。
どうせ、無理難題のお願いに違いありません。

で、そのお願いとやら
セールスマンくんが写真を見せながら説明するには
工事期間中、自宅周りにノボリを立てさせてくれろと言うものでした。
要するに近隣住民へのPR活動ということのようでございます。

ノボリを持って行進せよと言われたわけじゃありませんし
そんなもんお安い御用でおますがな。

と言う訳で、おんぼろ我が家もオール電化の運びと相成った次第にございます。

めでたし。めでたし。



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