感謝

一昨日、台風の被害状況をテレビで見たと言う熊本の次兄から電話がございました。

凄かったみたいだけど、大丈夫だったね？

いや、あんまり大丈夫でもなかったのよ、和室が水浸しでさ…と簡単に状況を報告いたしましたらば、

怪我せんでよかったたい。大丈夫で良かった良かった。

それだけ言って電話は切れました・・・あれだけ被害を訴えたつもりなのに、大丈夫にされちまいました（笑）

しかし、社交性の無い次兄が、このような電話を寄越すようになって…人間いくつになっても変われるものでございますね。


その後に北九州の義姉からも電話がありまして

家のリフォームの話から始まって被害の状況、更には長男の病気のこととか（いつかそのうちお話します）
いろいろと話し込んでおりましたらば、私が不憫に思えてきたのでしょうか、

私の口座番号を教えてくれろと言われ、
教えて、教えないの押し問答の末に、たいした金額送る訳じゃないからと言われ

ちぇっー、たいした金額じゃないのかぁ（笑）

そんなこんながありまして、昨日のこと
ネットバンキングに、入金のお知らせが届いたのでした。

御礼の電話を掛けましたらば、長兄が出まして

おまえがくれた金から出したんだから気にするな、とのこと。

長兄は、父の遺産の相続を放棄する旨を生前から父に伝えており、そのことについて父の遺言書には、ビンボー次兄＆ビンボー長女（私）は、長兄夫婦に感謝すること、と記されてありました。

ここでお断りしておきますが、父の遺産と言っても、何百億円もあったわけではございません。
市政の民の、ごく一般的なものでございます。

また、長兄もお金持ちと言うわけではありませんで、ごく一般的な勤人でございました。

で、父の遺言通りにビンボー次兄と私とで相続したのですが、それでもお金が余ってしまって

お断りその２
何百億円も余ったわけではございません。

そのお金だけは、どうしても３人で分けようとビンボー人2人の意見が一致し、長兄に伝えたのでしたが

要らん、受け取っての押し問答の末、押しつけるように送ってしまったのでありました。

今回振り込んだのは、その時のものだそうで

本当は、もっとやろうと思ったが、おまえは直ぐに調子に乗るから半分にしておいた、ですと。

どうせおまえの事だから、リフォームもとことん値切ってるんだろうけど、妥当な金額で頼まんと手抜きされるぞ、ですと。

いったいぜんたい、私をどんな人間だと思っているんでしょうか（笑）


この長兄は、物言いが単刀直入なので、偶にケンカになることがありますが、それもこれも独り身の私の行く末を按じてくれてのこと。

まっことありがたいことでございます。謝謝。





庭で採れた赤唐辛子です🌶