マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

呆れる話

2015年03月24日 | 半径1mの話
長男のロングバケーションをご存じの皆さまにおかれましては、呆れられることと存じますが

またまた長男が、3月いっぱいで仕事を辞めることになりました。

おいおい、またかよ!? 
おまえ、たいがいにしろよ。
いつになったら落ち着くんかい。

と、内心はとっても憂鬱な母でありますが

本人の人生ですから、致し方ありますまい。

・・・などと

そんな物分りの良いことばかり言ってきたのがよくなかったのでありましょう。

もうちょっと、小言チックな母親だったら良かったのかも・・・などと
いい歳をしたおっさんの、“子育て”を反省している今日この頃であります。


そんな事を考えていた先日のこと

デートと思しき外出から夜遅く戻ってきた長男が

冷蔵庫を物色してショボイ残り物でごはんを食べ始めました。


あれれ? こんな遅い時間なのに、ごはん食べてなかったんかい? と思いましたが

そういう質問をしてしまうと、何か作ってやらねばならなくなりますゆえ

ごはんのことには触れずに、私は就寝のため早めに二階に上がったのでした。


そうすれば、後片付けも長男がやるだろうという、さもしい魂胆からだったのですが


翌朝、台所に行ってみましたらば、テーブルの上にはきんぴらごぼうの入った器がそのまま放置されており

流しには、ごはん茶碗やお皿がそのまま洗いもせずに置いてありました。


時々そういうこともあるのですが、その日は、やけにむかっ腹が立ちまして

(“子育て”失敗論に拍車がかかったのだと思います。)

わざと汚れたまま放置して、私は仕事へとでかけたのでありました。

その日、長男は休みだったので、自分でごはんを食べるときになって
茶碗やらお箸を洗わざるを得ないはずです。

汚れたまま放置してある状況を見れば、母の意図を解するだろう

と思ったのでありますが


夕方、帰宅して流しを偵察に行きましたらば

昨晩からの汚れ物はそのまま温存されており、お昼ごはんに使ったと思しき
鍋と丼とお箸が増えておったのであります。



流しに汚れ物があったのでは、晩ごはんの支度をするのに邪魔でしようがありませんが

そこで洗ってしまっては教育上よろしくありませんので
洗いたい衝動をグッと堪え、且つ、ここはビシッと注意せねばいかん! と。

橋田寿賀子のドラマか、と思うほど、小言を並べ立ててみました。


その甲斐あってか、本日帰宅してみましたらばお茶碗はもちろんのこと洗濯物まで片付けてあったのでした。

と言うことで、おっさんになっても子供は厳しく育てるべし!

なんちゃって。







ゴディバ フォンダンショコラ こんな美味しいチョコがあったのか~
(本文とは無関係です。)