グダグダ cobamix

グダグダと書いています

イラッとしたら6秒間我慢!アンガーマネジメントで怒りをコントロール

2016年06月08日 22時03分29秒 | コラム・ルポ

イラッとしたら6秒間我慢!アンガーマネジメントで怒りをコントロール

イラッとしたら6秒間我慢!アンガーマネジメントで怒りをコントロール職場で同僚や上司、あるいは部下の言動にイライラ……。現代はストレス社会である。

「教えて!goo」にも「同僚にイラッとした時、どのようにして気持ちに折り合いをつけていますか」(bbbhhh54321さん)という質問が寄せられていた。対処法として「深呼吸をしましょう」(anndoromedaさん)や、「スルーします」(noname#182309さん)などの回答が。怒りとの付き合い方は意外と難しいもの。

怒りやイライラのコントロールに詳しい一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事 安藤俊介さんに話を聞いた。

■日本人は怒るのが下手? 

アンガーマネジメントは1970年代にアメリカでDVやマイノリティのケアプログラムから誕生したという。安藤さんはアメリカでアンガーマネジメントを学んだうえで、日本人の特徴に合わせたアンガーマネジメントの普及に努めているそう。日本人の「怒りの特徴」とはなんだろうか。

「すぐに怒りを表現するアメリカ人に比べ、日本人は『怒り』の表現が苦手です。怒りをためこんでしまう人が多いのです。職場で怒りを貯め込み、家で爆発させてしまうというケースもありますね。怒ることをよしとしない日本の文化が背景にあると思います」(安藤さん)

安藤さんによると大切なのは「怒りをコントロールする」ことだという。アンガーマネジメントとは「怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング」なのだそうだ。

■ 怒りやすい人はこういう人

怒りやすい人の特徴はあるのだろうか。

「実は『自分以外の価値観を受け入れにくい人』が怒りやすい傾向にあります。事実を事実として受け取れない、認知のゆがみが怒りの原因です。認知のゆがみというのは例えば、災害が起きて著名人が寄付をしたという事実に対して売名行為とマイナスに受け取り怒りを感じてしまうといったことですね」(安藤さん)

また怒りやすい人は自分の「いま」を受け入れられず自己肯定感も低いとのこと。まずは自分の指針や思考の仕組みと向き合うことが大切なのだそうだ。怒りと付き合うにはまず自分と向き合うことが大事だとは目からウロコだ。

■上手に怒りと付き合い、怒る方法

上手に怒りと付き合い、怒りを表現する方法を安藤さんに教えてもらった。

「まずは怒りに反射しないことです。一呼吸おきましょう。実は怒りの感情のピークは6秒間といわれています。ですから怒りを感じたら、6秒間待つようにと勧めています。100から3つとばしで97……94とカウントダウンする方法がオススメです。そうすることでカッとなって反射的に行動することを抑えられます」(安藤さん)

怒りを上手に表現するにはまず、怒りを感情とリクエストに分けることが重要だという。

「例えばお母さんが、お子さんが門限を守らず遅く帰ってきたとき、心配していた感情のまま怒っても解決しません。自分が相手に何を要求したいのかを明確にしましょう。ですから門限を守って欲しいというリクエストを伝えるのです。主がリクエスト、従が感情ですね」(安藤さん)

また自分の怒りの性質を知るのに、有効なのはアンガーログをつけることだという。

「怒りを感じた時、自分がどういう状況で何に対して怒ったのか記録を取ります。さらに怒りを0℃〜10℃の温度で表現するとよいでしょう。実は日記を書く人のほうが怒りにくいのです。記録することが自分の怒るポイントを知ることにつながります」(安藤さん)

怒りをコントロールする第一歩は己を知ること、まずは自分の怒りログ作成から始めてみてはどうだろうか。

●専門家プロフィール:安藤俊介 日本アンガーマネジメント協会代表理事。1971年生まれ。外資系企業、民間シンクタンクなどを経て渡米。2003年「アンガーマネジメント」の理論、技術を習得し以降日本に導入した第一人者。最新刊は『怒りに負ける人、怒りを生かす人』(朝日新聞出版)

(はじめ)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)
 

 
だんだんと怒る頻度が落ちてきたとは思うんだけど、カッとすることは多くなったような…。
 
たぶんに加齢によるものかと…。 
コメント