レミゼラブル

久々の映画レビュー。

衛生放送でレミゼラブルをやっていたので録画視聴。

少し経ってから

あれ・・・ジャベールのキャストがラッセルクロウのはずなのに、どうみてもジェフリーラッシュなんだが・・・。

など、異変に気付く。


そう、録画したのは直近のレミゼラブルではなく、1998年に上映されたものでした(笑)

折角なので2本とも視聴。
以下が感想です。

まず1998版。



こちらは、まさに王道の映画でした。
ジャン・バルジャンとジャベールの対決
に主眼を置いています。
しかし、過程が丁寧でわかりやすい。

フォンテーヌの演技、死に際が非常に印象的でした。
あとは、やはりジェフリーラッシュの名演ですね。憎まれ役を淡々とこなしてしまうのには感心しました。

そして、リーアムニーソンがカッコよかった。シンドラーのリストではもっと年取った人に見えましたが、この作品では若くみえ、生き生きとしていました。




こちらは2012版。
完全にミュージカルです。

サウンドオブミュージックなど、ミュージカル形式の映画は観た事がありますが、完全にミュージカルなものは初めて。

名優達の美しく力強い歌声が、良いアクセントになっています。

印象に残ったシーンは、ジャン・バルジャン、ジャベールそれぞれの最期ですね。
特にジャベールは、法を破った罪人が聖者になったことにより、自身の信念が砕かれ、水門から投身自殺をするのですが・・・圧巻でした。。

一点、ストーリー展開が早いため、あらかじめどんな話なのか、把握しておく必要があるかもしれません。


どちらも、★3.5ですね。

個人的には、世間の評価が高い2012版よりも1998版の方が好みでした。

なかなか面白いものですね。