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さかさまの虹 -憂鬱な日々の記録-

管理人が日々思うことを延々と綴ります

事故物件 恐い間取り

2022-09-04 12:26:04 | 映画
実話ベースのジャパニーズホラー。

あの中田監督作品なのに、演出が凄くチープという不思議。

おそらくファミリー層向けにするため、あえて怖さを抑えているのだと思いました。

でなければ、途中の幽霊が合成感丸出しだったり、最後の線香もとい閃光バトルの説明がつかない。

と酷評しつつも、仕事柄色々な物件を見てきた自分にとっては、出てくる事故物件の不気味さ・リアルさは怖かったです。

実際、事故物件に住んでいる人に話聞いても、気持ちの問題だよと言う人もいれば不思議な体験をした人もいて、結局のところよくからないものです。

子どもの頃に見た学校の怪談の方がよっぽど怖かったので★4つ。



ジュラシック・ワールド −新たなる支配者−

2022-08-04 08:00:29 | 映画
おそらくシリーズ最終作。

※以下ネタバレ有り。














ジュラシックシリーズの最後を見届けようと字幕版を朝一で鑑賞に。

端的に言います。

単作で観ると駄作。けれど歴代主人公大集合という意味では満足。

そんなところでしょうか。


前作から勧善懲悪的な感じ(主人公達は相当やらかしていると思うのですが)になっていて、こちらサイドの人間は死なないんだなというところがあり、ある意味安心して観られました。

そういう意味でパニックホラーのドキドキ感が少し薄れていたかなと。

また、ワールド一作目でインドミナス・レックスという最凶の恐竜が出てきていたこともあり、ギガノトサウルスが出てきてもそんなに驚かなかったのが正直なところですね。

色々なところでも語られていますがイナゴですな。

バイオシン社への潜入、SDGsのために盛り込まれた要素なのでしょうけど、存在感ありすぎです。

これは恐竜映画であってイナゴ映画ではないのです。

とボロボロとこぼしましたが、それでもジュラシックシリーズは大好きな訳で。

中盤、ラストの恐竜同士の闘いは熱くなりましたし、サム・ニールが出てきたときはジーンとしてしまったり。


前作ラストでの問題提起には「共存」の一言で方が付いてしまいましたが、まあ良いかと。

この長きにわたるシリーズの最後を見届けられたという満足感を得られただけで良かったです。

あらためて全作振り返ると、1作目が原点にして頂点。
これは揺るがないと思いました。

★6つ。

バケモノの子

2022-07-13 09:52:46 | 映画
少年の成長、父性の芽生え。

端的に表すとそんな物語でしょうか。

話はわかりやすく、また見易い感じでサクサクと進みます。

九太の成長。
終盤の熊徹の決意。

見応えがありました。


少し残念だったのは成長後の九太、楓の声が合ってないところかなと。
それぞれ終始違和感があったので、実に惜しい・・・。

また、楓についても唐突感があり、???となるところがあったので、物語の後半が少し残念でした。

作品としては充分楽しめたかな。
そんな感想です。


★6つ。


新解釈三国志

2022-06-29 13:50:42 | 映画
三国志が好きなので。

初見の人にわかりやすい感じでコメディ風に仕上がっています。

と同時に、知っている人じゃないと??というシーンもあったり。

なんとなく、勇者ヨシヒコと同じノリかなーと思いました。

キャストは豪華、ノリはよくあるパターンという感じでしょうか。


少し辛口ですが、これを映画館で観るというのはちょっときついかなー。

友人とお酒飲みながら観るのが良いかもです。

★4つ。

シン・ウルトラマン

2022-06-18 22:18:19 | 映画
純粋に楽しめる・・・それがウルトラマン。

一言で表すとそんな感じですかね。

シン・ゴジラが、ゴジラを災害として扱うリアルなテーマだったのに対して、本作は人が死んだりしない(そういう描写のない)もう少しSF感の強い内容になっていました。

ハラハラしつつも、
きっとウルトラマンがなんとかしてくれる!
・・・という、仙道への陵南メンバーの信頼のような感じで観ることができました。

こういう作品で光るのは、やはり俳優陣。

個人的には、
長澤まさみ、田中哲司、そして山本耕史。
この3人の存在感が良かったです。

中でも山本耕史のメフィラスは凄かった。

普通なのにどこか違和感があるという怪演がハマっていたと思います。

尺の問題で色々詰め込んでいて、急展開の嵐といつ感じではありましたが・・・。

面白ければそれでいい。私の好きな言葉です。

★7つ。