『ダーウィン・アワード』

☆☆☆★★

出演：ジョセフ・ファインズ、ウィノナ・ライダー

ダーウィンアワードとは
最も愚かな方法で死んだ人に対し、バカな遺伝子を減らしたことへの感謝の気持ちから贈られる、実在の賞だそうです。

それだけでおもろいじゃないですか！そりゃ見たくなりますよ！
日本でいうところのめちゃ売れてる本「死ぬかと思った」ですね。

天才的なプロファイリング能力があるバロウズは血を見ると失神してしまうという致命的な欠点があった。ある日その欠点のせいでクビになる。ダーウィンアワードで取り上げられているような人たちが保険会社に莫大な損害を与えているのでは考えるようになる。そして自分のプロファイリング能力で保険会社の損害を減らすことができると考え、保険会社に自分を売り込む。事故としか思えない事件を１つずつ真実を解いているうちに…

ちょいちょいバカな死に方、バカな行動する憎めない人たちが出てくるのだが、その面々が凄い。まず、長いこと見てなかったジュリエット・ルイスを見れたのは嬉しかった。ひょっとしたら個人的には彼女を見たのはあの最高傑作「フロムダスク・ティル・ドーン」以来かもしれない…。そしてデビッド・アークウェット、クリス・ペン、変わり果てたルーカス・ハースなどなど。

そしてなんと言ってもウィノナ・ライダーでしょう！！
あんまりいい役ではなかったものの準主役を堂々と演じていた。なんやかんやあって干されかけたけど、何とかしがみついて頑張って欲しいものです。

あらゆる危険を予測し、全て事前に回避して人生を過ごすバロウズとおバカなことばかりして怪我したり死んでしまったりする憎めない奴らのどっちが幸せなのでしょう？人生なんてあっと言う間に過ぎるといいますが、１度しかない人生悔いの残らないようにしたい。やっぱりバカでいたいもんです。

だから人生はおもしろい。　「オー・ブラザー」キャッチコピー
人生は最高におもしろい。　「ビッグ・リボウスキ」キャッチコピー

↑この２つは素晴しいキャッチコピーだと思うし、大好きな映画です。
そして「ダーウィンアワード」のキャッチコピーは

うっかり死んじゃいました。

これもまたいいキャッチコピーじゃないですか！！