映画VSボーリング

http://colorblog.jp/blog/clarence0108/ ←映画のことはこちらで書いてます

『ダージリン急行』

2008年04月03日 03時00分03秒 | 映画タ行
☆☆★★★

ウェス・アンダーソン監督・脚本作。

彼の監督作品と言えば、日本公開作品では「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ライフ・アクアティック」に続いて3本目。もちろん全て劇場で見ておりますが、いまだに彼の作品がおもろいのかどうかわからない。

確かに独特ではある。そしてポップでカラフル、どのキャラもおバカで憎めない奴ばかり。毎回同じメンツが出演で息がピッタリなのも魅力。

でもストーリーはどうなのでしょうかね??

今回のお話は父の死をきっかけに疎遠となっていた3兄弟が、インドでの旅を通して絆を取り戻そうと繰り広げるロードムービー。家、海に続いてインドで電車を題材にしたウェス・アンダーソン監督の元に集結したのは大学時代からの仲間オーウェン・ウィルソンを始め、アンジェリカ・ヒューストン、ビル・マーレイといつもの面々。更に今回はナタリー・ポートマンとエイドリアン・ブロディも参戦!エイドリアン・ブロディは完全にウェス・アンダーソンファミリーにマッチしており次回作にも出演しそうな勢い。あの何とも言えない八の字眉毛が素晴しい!ナタリー・ポートマンはこの映画の最初についている短編にも出演している。「レオン」の頃からは想像つかないくらい素晴しい女優になりつつありますね。

しかしロードムービーならもっとおもろくできたのではないのかな?彼ほどの実力があるなら親子の絆や兄弟の絆や羽目を外し過ぎる3兄弟など、もっともっと盛り上げれるようなテーマがあるのに・・・。

それにしても俺の大好きなビル・マーレイが一瞬しか出てないじゃないか!!
渋谷のスクランブル交差点でビル・マーレイがゲリラ撮影している所にばったり出くわして「ビル!」って言うたら手を振ってくれたあのビルの笑顔は忘れません。

******************************************************************
この映画を見に行くにあたりまたまたレンタルで「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ライフ・アクアティック」を見直しましたが、ちょっと長く感じてしまった。次回作に期待ですね。あとは日本未公開の「天才マックスの世界」「アンソニーのハッピーモール」をレンタル屋に探しに行こうっと。多分TSUTAYAに行けばあるんだろうけど、最近は1週間90円レンタルのところに行ってるのでTSUTAYAは高いんだよね。




それにしてもこの映画のクランプアップ後に自殺未遂を起こしたオーウェン・ウィルソンよ!いったい何があったのだ?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ボーリング 【4.1】 | トップ | 花見 小城公園にて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画タ行」カテゴリの最新記事