ソブリン格付けー金融1
スペインの外貨建てのソブリン格付けが変更との記事あり。
「安定的」から「ネガテイブ」に変更、格付け「AAプラス」確認。
このため、「ソブリン格付け」を検索。
次のような内容だった。
これから、「最高が「ＡＡＡ」、最低が「Ｄ」または「ＳＤ」です。「ＡＡ」から「ＣＣＣ」までの格付けには、プラス記号またはマイナス記号を付加することが
あります。」が分かり、まだ、「A」クラスかと・・・・・・・まだまだ下あり。
＜出典：ヤフー
国の総合的な債務の履行能力を示す発行体格付けをＳ＆Ｐソブリン格付けといいます。
『自国通貨建て格付け』と『外貨建て格付け』があります。
また、それぞれに『長期格付け』と『短期格付け』があります。
なお、最近よくマスコミなどで取り上げられるＳ＆Ｐ（スタンダード＆プアーズ）のソブリン格付けは、自国通貨建て、もしくは
外貨建ての長期Ｓ＆Ｐソブリン格付けのことです。
自国通貨建てのＳ＆Ｐソブリン格付けとは、その国の通貨建ての債務の履行能力がその国にあるかどうかに関するＳ＆Ｐの見解であ
り、外貨建てのＳ＆Ｐソブリン格付けとは、その国の通貨以外の通貨建ての債務の履行能力がその国にあるかどうかに関するＳ＆Ｐ
の見解です。
格付決定において自国通貨建てと外貨建てとの区別をすることが重要なのには理由があります。
というのも、政府には課税権限、自国通貨の発行権限があるため、外貨建て債務より自国通貨建て債務の返済能力の方が高くなるか
らです。
それでは、格付けは、何をあらわしているのでしょうか？
長期格付けは、中・長期的な見通しに対する見解で、最高が「ＡＡＡ」、最低が「Ｄ」または「ＳＤ」です。「ＡＡ」から「ＣＣＣ」
までの格付けには、プラス記号またはマイナス記号を付加することがあります。
これは同じカテゴリーの中での相対的な強弱を表わしています。
また短期格付けは、該当する市場で短期債務の、期日に発行する可能性を評価したもので、多くの金融市場で、コマーシャル・ペーパ
ー（ＣＰ）など、満期が1年以内の証券が短期格付けの対象となり、最高が「Ａ－１」で、最低が「Ｄ」です。
「Ａ－１」にはプラス記号を付加することがあり、そのカテゴリーの中で、最も信用度が高いことを表わしています。
そして、当初の予想とは異なる展開になった場合や、予想していた状況から大きく逸脱するような事態が生じたりした場合に対応する
ために、長期格付けの「アウトルック」（信用度がどちらの方向に向かう可能性があるかに対する見解）の表示や「クレジット・ウォ
ッチ」（格付けの再検討が必要な出来事が発生した場合の追加情報）への掲載をしているそうです。＞
5:46 2011/03/05