子供の頃住んでいた社宅のそばに、小さな教会がありまして。
なぜか、すごく憧れていました、教会というものに。
どこか異国の匂いがして、子供においしいお菓子をふるまってくれる・・
そんなイメージ。
そして、幾つの時だったか、誘われてクリスマス祝会、というものに行ったのです。
(もちろん、子供に配られるお菓子につられたわけです)
そこで聴いた讃美歌。
幼心にも、家で聴く”赤鼻のトナカイ”などの世間一般のクリスマスソングとは
はまったく違う音楽。
・・一瞬で魅せられましたもの。
そのなかの一曲のフレーズ
”インエクセルシスデオ”
妙に私の琴線に触れ、その後、このフレーズを繰り返し歌っていました。
・・意味もわからないまま、呪文のように、ね。

後年、その讃美歌は『荒野の果てに』というものだと知りました。
ついでに調べてみると、これはラテン語で
"Gloria in excelsis Deo(いと高き処、神に栄光あれ)という意味だとか。
スマホ様が教えてくれました。
・・・なるほど、呪文じゃなかった。
ずっと呪文のように唱えていたフレーズに意味があることを知った嬉しさ!
スマホ様様、かも、ね。