くろさん亭、おかわり

台風の日は読書三昧♪~晴れたらいいね(藤岡陽子 著)

熊本地方、やっと台風が通過していきました。

・・昨晩作りだめしておいたおにぎりがあるので、家事は手抜きで(笑)

そのかわり、ゆっくりと本を読むことに。

そういえば。

先日買ったこの本の事書いていませんでした。

というわけで、今日の話題はこの本

          

「晴れたらいいね」

現代の看護師”高橋紗穂”が地震に遭遇し、昭和19年のマニラにタイムスリップ!

傍にいた患者であった”雪野サエ”として戦時下を生きる、という小説です。

こういうと、ちょっと荒唐無稽か、と思われますが、これが見事に裏切られます。

南方の激戦地へ紛れ込んでしまった平成の看護師

現代では当たり前の考え方が、通じない世界で、それでも明るくたくましく生き

他の人々に影響与えていくのです。

特に自決用の手りゅう弾を拒否するシーン。

・・・命の大切さと、時代に翻弄される人々が描かれており圧巻。

『山へ行こう 次の日曜・・・晴れたらいいね・・・』

ドリカムの歌が実に効果的に使われているのもすばらしい。

骨太だけど、しなやかで明るい小説。

これはひとえに、主人公紗穂の魅力かもしれません。

できることなら、これは是非ドラマ化、もしくはアニメ化して広めてほしいなぁ。

          

今日のおまけ♪

台風一過、雨戸をあけたら窓際に鎮座まします我が家の守り神さま。
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